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フォルクスワーゲン ヴァナゴン T3 CARAT 1991年式
車検 2025年12月 走行 106,060マイル 備考 並行車  紺/シルバー  左H  4AT  乗車定員 7人  型式 不明  原動機の型式 MV
長さ 457cm 184cm 高さ 195cm 重量 1650kg 排気量 2100cc
取材日2025年5月

今回ご紹介しますのは1991年式フォルクスワーゲン・ヴァナゴン T3 CARAT(キャラット)です。

フォルクスワーゲン・ヴァナゴン T3 CARAT(キャラット)は、1980年代から1990年代初頭にかけて製造された、T3型ヴァナゴンの中でも特に豪華仕様のモデルで、ウェストファリア製のポップアップルーフがない特別仕様のモデルです。

T3ヴァナゴンの特徴である広い室内空間を活かしつつ、CARATならではの装備が充実しています。

主な特徴

モデル概要: T3型ヴァナゴンは、VWの定番キャンパーやバンとして広く愛され、その中でも「CARAT」は上級装備や高級感を追求した特別仕様版です。

エンジンとパワー:当時の仕様により2.1Lや2.5Lのガソリンエンジン、またはディーゼル(1.6Lや1.9L)も選択可能で、モデルや市場によって異なる。

豪華装備:脱着可能な後ろ向きセカンドシート: 2脚のセカンドシートは取り外しが可能で、乗車人数や荷物の量に応じて室内空間をアレンジできます。

フリップアップテーブル: 運転席側のセンターパネルに装備されたテーブルは、休憩時や簡単な作業に便利です。

多彩なシートアレンジ: サードシートはフルフラットになり、Zベッドとして活用できるなど、多彩なシートアレンジが可能です。

収納式テーブル: 後席には収納式のテーブルが備わっているモデルもあります。

外観:クロームモールや専用のホイールデザイン、専用バッジなど、外装も高級仕様らしい装飾が施されている。

用途:キャンピングカーとしても好適で、家族やレジャー向きの仕様が充実。

現在のオーナーさんは2019年03月に登録。



【外観】

フロントバンパー下部のリップスポイラーが無塗装プラスチックの為白化があり、フロントグリル上部の塗装にクリア剥げが見受けられますが、その他ルーフの塗装も艶があり、日焼けなど見受けられず全体的に綺麗です。

【内装】

運転席、助手席共シート、ドアトリムもまずまずの状態です。

ウッドステアリングはノーマルに戻します。

後席は多彩なシートアレンジができ、よく使いこまれていて、フロアにはそれなりに汚れもありますが、シートは綺麗で、破れなどは見受けられず使い勝手が良さそうです。

ETC、カロッツェリアのCDチューナーデッキ付き。

【整備記録と現在の状態について】

この車は、前オーナー時代から専門ショップで継続的に整備されてきた履歴のある個体です。主な整備内容は以下のとおりです:

H28(2016) 87,375マイル時整備(記録あり):

リヤマフラー

マフラーカッター

フューエルフィルター

フューエルポンプ

クーラントパイプ

スターター

A/CコンプレッサーO/H

P/Sホース(タンク〜ポンプ)(タンク〜オイルクーラーパイプ)

Frワイパーブレード左右

ノアワイパープレード

フューエルタンク グロメット

左右アッパーアームボールジョイント

左右アッパーアームマウントブッシュ

ゲートダンパー

ファンベント3点

リアヒーターコア、ヒーターコック

アースケーブル増設

左右タペットカバー

サーモスイッチ

テールレンズ左右

後席ルームランプ左右

H29(2017年)(88,457〜89,786マイル時):オルタネータープーリー

右アッパーポールジョイント

パワーウインドウの修理

パワーウインドウレギュレータ

エアコンが効かず修理

A/Cコンプレッサー交換など

令和元年(2019年)

地元の整備会社に依頼

2019年10月

• エンジン始動不良のため点検

• ポーレンフィルター交換

• フューエルフィルター交換

• フューエルホース交換

• オイルフィルター交換

• エアクリーナー交換

• ファンベルト交換

• エンジン調整・スロットル清掃

 

2019年11月

• フューエルポンプ交換

• フューエルフィルター交換(再)

• フューエルホース・ホースバンド交換

• フューエルタンク脱着・交換

• フューエルポンプガスケット・フューエルゲージガスケット交換

• サーモスタット・ガスケット・ボルト類交換

 

令和2年(2020年)

徳島の車屋に整備を依頼。

2020年5月

• エンジン始動不良の修理

• ガソリンタンクASSY交換

• プレッシャーライングロメット交換

• フューエルポンプ ×2交換

• フューエルインジェクター(2番・4番)交換

• インジェクターシール交換

• フューエルフィラーキャップ交換

• RISLONEインジェクタークリーナー添加

• 故障診断・各部点検・エンジン調整

2020年7月

• エアコンガス補充(R12代替ガス)

• エアコンオイル(蛍光剤入り)追加

2020年9月

• フューエルポンプ(SSP)交換

• フューエルフィルター交換

• エンジンオイル(Fuchs 15W-40)交換

• ステアリングボス(Nardi)取り付け

令和3年(2021年)

2021年10月

• 燃調関連整備

• O2センサー、水温センサー、Oリング

• スパークプラグ交換

2021年11月

• 車検(24ヶ月点検)

• エンジンオイル(Unilopal MOTORVS 15W-40)交換

• オイルエレメント交換

• フロントブレーキパッド交換

• リアブレーキホイールシリンダー(2個)交換

• ブレーキフルード(Ate DOT4)交換

• タイヤ4本交換(MAXXIS MT-754 195R14)

• 右リアフェンダー/スライドドア板金・塗装

令和4年(2022年)

2022年9月 – Hot Shot

• 各補機類修理

• 左右パワーウインドウレギュレーター(モーターASSY)交換

• 右PWスイッチ(ゴルフ2用・中古加工)取付

• 左ドアミラー分解・組み直し

• ATインヒビタースイッチ・コンタクトスイッチ交換

• エアコン回路点検/R134aレトロフィット化

• ガス(R134a)・オイル・ACコンプレッサーリレー・ブロアリレー・ヒューズリンク(50A)交換

• エンジンオイル(15W-40)交換

令和5年(2023年)

2023年2月

• 充電系点検・マフラー関連修理

• バッテリー(VARTA E38)交換

• キャタライザー(海外在庫)交換

• マフラーハードウェアキット・エキゾーストパイプ交換

• マフラー脱着・位置調整

• ワイパーブレード2本交換

2023年12月 – Hot Shot

• 車検(24ヶ月点検)

• エンジンオイル(15W-40)交換

• オイルエレメント交換

• ブレーキフルード交換

• ワイパーブレード交換

• ベルト3本(オルタネーター・P/S・クーラー)交換

• P/Sフルード添加剤(RISLONE)添加

• クーラントタンクキャップ・水量センサー交換

• フューエルタンクキャップ交換

• ※全パーツ社外品使用

 

なお、現時点で以下の不具合がありますので、お伝えしておきます。

 

• サイドドアが内側からしか開かない状態です。

• エアコンはガスを入れれば効きますが、ひと夏もたないため、おそらくガス漏れがあります。

(※前オーナー時代に修理記録はあるため、完全な故障ではなくメンテナンス次第では復調の可能性も)

• ファンコントロールスイッチの動作が不安定です。

• ドア内張りに傷み・劣化が見られます。

• サイドミラーの調整スイッチも不調です。

• ベルトの緩みによる音鳴りがありますが、これはハンドルを純正に戻す際に整備予定です。

・付属していたカーナビも調子が悪く、主にGoogle naviを使っていました。

• 風の強い寒い日や高速道路走行時に、水温センサーの警告ランプが点灯することがあります。
(水温計が振り切れることはなく安定しており、冷却水漏れも見られないため、センサーの誤反応の可能性が高いと考えています。)

 

どれも急を要する深刻な故障ではありませんが、年式相応の手入れが必要な箇所です。

ご理解いただける方に引き継いでいただけたらと思います。

 

【オーナーさんより】

フォルクスワーゲンが好きで、長い人生で一度は乗ってみたかった憧れの一台ヴァナゴンT3。

中でも希少な「キャラット」を求めていたため、

なかなか巡り合えずおりました。

ある日、関東のカーショップに並んでいるとの情報をいただき、帰郷のタイミングで見に行くことに。

驚いたのは、その車がヴァナゴンT3に詳しく信頼できる横浜の輸入中古車販売店t-worksでしっかりと整備されていたこと。丁寧なメンテナンスに安心し、「これは運命だ」とその場で購入を決めました。

飲食店を営む私にとって、この車はイベント出店時に荷物をたくさん積める頼もしい相棒であり、見た目の愛らしさもあって「お店の顔」としても活躍してくれました。

「キャラット」を選んだのは、Zベッドになる仕様から趣味のキャンプや車中泊にもぴったりで、本当に多くの場面で助けられた車です。

また将来的にはキッチンカー化も視野に入れておりました。

しかし、新店舗をオープンし、駐車スペースに限りが出てきたり、イベント出店の機会も減ったことで、この車の出番も少なくなり、泣く泣く手放す決断をしました。

購入当初は不具合も多く、地元に対応できる整備工場がなく苦労しましたが、信頼できる近県のショップに預けてからは、見違えるほど調子が良くなりました。

とはいえ、経年劣化は避けられず、毎年どこかしら痛みが出ては、修理・手入れを重ねながら、6年間大切に乗り続けてきた愛着ある一台です。

お店のシンボルでもあり、思い出が詰まったこの車。

この雰囲気を気に入って、大切に乗ってくださる方にお譲りできたら嬉しいです。

 


このページの車両は車の個人売買の情報サイト「エンスーの杜」に掲載されたものです。

エンスーの杜は広告代理店であり、掲載車両は個人所有の物で、オーナーさんの依頼により取材を行ったものをFOR SALEとして掲載しています。

記事内容は担当者が1時間程度の取材時間の中で、オーナーさんのコメントと、見聞したものを元に作成したものですので、見落とし等で現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります。
また全て裏づけを取って記述している訳ではないため、誤記等の可能性もあり、状態を保証するものではありません。

状態等のコメントもあくまで取材時の状況及び、取材担当者の主観によるものですので、月日が経過して写真や記事と異なる場合がある事をご承知おき頂き、現車確認の際に必ず状態をご確認下さい。

お車は愛媛県にあります。

月割りの自動車税とリサイクル券のご負担をお願いいたします。
支払いは現金一括で現状渡しのノークレームとなります。
また、 陸送等の手配は購入された方に行って頂きます。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
265万円
画像クリックで拡大出来ます
グリル上のクリア禿げが目立ちますが、傷やへこみなどは見受けられず良い状態です。 
リアヴュー綺麗。 
僅かなスリ傷程度のバンパー、リップスポイラーは白化。 
全体的には良い状態で、綺麗。 
 
助手席側後席のスライドドアは外側から開かない状態です。 
運転席側には後席のスライドドアはございません。 
 
運転席ドアトリムまずまず綺麗。 
 
運転席おおむね良好。 
ステアリングは純正に戻します。 
ステアリングは純正に戻します。 
 
 
走行距離はマイル表示。 
ダッシュボードまずまず。 
オーディオはカロッツェリアのCDチューナーデッキ。 
ゴリラナビは使えない。ETCはこちらに。 
助手席ドアトリムまずまず綺麗。 
助手席シート綺麗。 
ダッシュボードまずまず。 
サードシートに破れなど見受けられずまずまず綺麗。 
取り外し可能なセカンドシート。 
ルーフライニングに垂れ等は見受けられない。 
便利な収納式テーブル。 
サードシートはフルフラットなZベッドに。 
 
フロアカーペットに破れなどは見受けられないが所々にシミ。 
 
エアコンダクトのモール一部浮き、ルーフライニング綺麗。 
取材時ファンベルトが時々鳴いていましたが直される予定。その他エンジン調子良い。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
リップスポイラーの白化。 
グリル上のクリア禿げ。 
エアコン修理時の写真とオーナーズマニュアル。 
F・R 195/R14C 8PR MAXXIS BUCKSHOT MUDDER(2021年製) 


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TEL/090-8692-4144(コウサキ)

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