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取材日2025年3月17日 |
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人気のビートルコンバーチブル、実質ワンオーナーかつディーラー車の程度良好車です。 1970年に登場した1302シリーズは、フロントサスペンションを伝統のトーションバー式トレーリングアームからマクファーソンストラットに変更し、走行安定性と乗り心地、最小回転半径、そしてラゲッジ容量の大幅向上を図った、長いビートルの歴史上最も大きな機構的変更を受けた意欲的なモデルです。 オリジナル要素を色濃く残したスタンダードに人気面では後塵を浴び、そのせいもあり淘汰が進みだいぶ個体数が減ってしまった面もありますが、近年ではその魅力が見直され、ある意味ビートルの完成系と評されることもあるようになりました。 特にコンバーチブルは重くなったボディにトルクフルな1.6リッターエンジンが相性良く、フル4シーターのオープンボディに80%も拡大されたラゲッジと快適な乗り心地が組み合わさった、実用性・快適性・スタイリングの三拍子揃ったモデルとなっています。 ●● プロフィール ●● こちらの車両は、1971年3月登録のツーオーナー車ですが、現オーナーさんがお父様から引き継いだもので、実質的にはワンオーナーとも言える車です。 初度登録は1971年ですが、車としては1970年モデルです。 ヒストリーとしては、1971年にイエローの1302Sコンバーチブルをヤナセにて購入、ほどなくしてブラックにオールペンをし、ご自身で運転されなかったお父様が運転と車両管理を部下の方に任せ、主に都内で使用されていたとのことです。 その後、1986年頃からしばらく実家で保管されていたとのことですが、調子維持のため時折動かし、車検の際は工場に引き取りに来てもらいメンテナンスされていたとのことです。 その間のどこかの時点でオドメーターが壊れていることに気付き修理されたとのことで、走行距離は不明となりますが、走らせ方的におそらく10万kmくらいなのでは、とのことでした。 また、その間にあらためてブラックでオールペンされています。 2004年5月に息子である現オーナーさんがお父様から引き継ぎましたが、その際の走行距離はメーター読みで62,050kmです。 その後の20年くらいは、年間100〜200kmくらいしか走らせず車検毎にメンテナンス、という感じで現在に至ります。 保管はシャッター付きガレージです。 品川55ナンバーです。同区域内であれば引き継ぐことが可能です。 まとめると ・ツーオーナー(実質ワンオーナー) ・ブラックにオールペン以外はノーマル ・シャッター付きガレージ保管 が特徴として挙げられる車です。 ●● 外装 ●● ブラックにオールペンされています。 施工後20年以上経っていますが、塗装面はとても艶やかに保たれています。 2回目のオールペンの際にゴム類については変えられるものは全て新品に変えたとのことで、要所要所のモール類は基本的に良好です。 メッキ類は年式相応の部分もありますが、概ね良好です。 気になる箇所としては、 ・幌の補修跡(左リアと最後部のエッジ部分) ・幌の内側に部分的な破れ ・右リアフェンダー後方のスリキズ が挙げられます。 ホイール/ホイールキャップはキレイな状態です。※動画にて4本とも確認可能 タイヤは溝がありサイドウォールのひび割れも見当たりませんが、2004年製ですので交換した方が良いでしょう。 ●● 内装 ●● 基本的にノーマルです。 こちらは元色のイエローが生きています。 年式相応の箇所はありますが全体的に良好で、目立つような傷みはありません。 気になる箇所としては、 ・右ドアストッパーが壊れており、ベルクロテープでの簡易補修跡あり ・ヒーターレバーに引っかかりがある(戻ってしまう) ・右ドアポケットの膨らみ ・ステアリングに巻かれたグリップテープの劣化 が挙げられます。 その他、モディファイされた箇所はありません。 クーラーはついていませんが、ヒーターは効いていました。 ラジオも問題ありません。 ●● 機関 ●● 基本的にノーマルです。 直近の主な整備としては、 @2024年2月 ・車検整備 ・オイル交換 ・スピードメーターギア清掃 @2024年8月 ・イグニッションコイル交換 @2022年2月 ・車検整備 ・キャブレターOH ・ブレーキライニング交換 @2020年2月 ・車検整備 @2018年2月 ・車検整備 ・プラグ交換 ・ディストリビューターコード1本交換(中古) ・ヘッドライト調整 @2016年2月 ・車検整備 ・オイル交換 ・セルモーター交換 ・キャブレターオートチョーク除去 @2014年2月 ・車検整備 が挙げられます。 軽微なオイル漏れはあるとのことです。 ●● インプレッション ●● ひと目見てキレイな車だなという印象です。 2度目のオールペンがされてから少なくとも20年以上は経っているはずですが、ずっとシャッター付きガレージで保管されているとのことで、それも納得の艶やかさです。 幌はドイツ車らしさを感じる分厚いもので、当時の他国のモデルによくある簡易的な幌とは全く異なる作りの良さがあります。 オープンにするとインテリアの元色であるイエローが現れます。 普通に考えるとインテリアまでボディ同色に塗られていた方が良いような気もしますが、乗ってしまえば明るい雰囲気のインテリアというのも良いですし、ある意味ブラックとイエローのツートンとも言え、そう考えると味わいとも思えます。 フラットなスチールのダッシュパネルとハーフムーンのホーンリングを持つステアリングがそれまでのビートルを踏襲しており、それがいかにも昔ながらのビートルらしくてしっくり来ますね。 助手席にて試乗させていただきましたが、幌を下ろして空冷フラット4の快くも盛大なサウンドを聴きながら街中をのんびり走らせるのが最高に心地良く楽しいですね。 乗り心地もフラットで角が取れた印象で、スタンダードのトーションバーサスが突き上げや跳ねを感じさせるものに対して、明らかに快適です。 フロントのラゲッジも、スタンダードのあまり入らない感じからずっと広くなっているので、これなら普段使いの買い物や家族でのドライブ旅行なども無理なくこなせそうです。 総じて、ビートルの魅力を堪能しながらオープンエアを楽しむことができ、実用性も高く、カラーリングの個性も兼ね備えた車と言えるのではないでしょうか。 ●● その他 ●● スペアキーはあります。 走行距離は多少延びていきます。 色調の微妙な違いやキズ等が画像や動画ではわかりにくい部分もあるため見学をお勧めしますが、オーナーさんご多忙につき購入を前提とした場合のみとさせていただきます。 ●● まとめ ●● 市場に出回っているビートルの多くは至るところモディファイが施されているものが多く、中には原型をあまり留めていないほど改造されているものもあります。 この車は外装こそブラックにオールペンされていますがそれ以外はノーマルで、ワンオーナーに近いツーオーナー車、しかも程度良好です。 ビートルのコンバーチブルを探している人で、あまりいじられていない車、ノーマルの良さを堪能できる車を探している人にとっては、出物と言えるのではないでしょうか。 オーナーさんは今も大切に維持していますが、新しい車が欲しい、必要というご家族の要望・事情のため売却を希望されています。 お車は、東京都世田谷区にあります。 個人の為、消費税はかかりませんが、リサイクル料(7,860円)と月割りの自動車税のご負担をお願いいたします。 |
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以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。 整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。 |
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430万円 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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