今回ご紹介しますのは大変希少な1974年式アルピーヌA110 1300VCです。

アルピーヌA110 1300VCは、A110の中でも扱いやすさと日常での使用を考慮して開発されたグレードです。

主な特徴
エンジン: 1,289ccの直列4気筒エンジンを搭載しています。高性能な1600シリーズに比べると出力は控えめですが、軽量な車体と相まって十分なパフォーマンスを発揮します。

シャシーとボディ: A110の象徴であるグラスファイバー製のボディと、軽量なバックボーンフレームの組み合わせは健在です。この構造により、優れたハンドリングと軽快な走りを実現しています。

乗りやすさ: 1600SCなどの競技用モデルが「走る」ことに特化しているのに対し、1300VCは日常での運転にも適したマイルドな乗り味を持っています。

メンテナンス: ベースとなるエンジンは、当時のルノー製量産車と共通のものが多く、頑丈で信頼性が高いとされています。また、主要な部品は現在でもフランスから入手可能であり、修理・維持がしやすいという利点があります。

このモデルは、A110の美しいデザインと独特の乗り味を楽しみながらも、過度な高性能を求めない方に特に適していると言えるでしょう。

前オーナーさんは北海道のK.I.MOBILEで購入され、現在のオーナーさんは2023年12月に世田谷のCOLLEZIONEから購入されています。

【外観】

元色はブルーメタリックですが、どこかの時点で紺色にオールペンされています。

助手席側ウインドーモールが一部切れ、写真では確認しづらいほどの塗装の浮きムラが運転席側Aピラーにあり、エンジンフードに薄いひっかき傷が見受けられるくらいで、全体的には大変綺麗です。
(ひっかき傷はコンパウンドで消えそうですが、ボディーコーティングを施しているためそのままにしているそうです。)

【内装】

運転席ドアトリムの一部にスレが見受けられる(これもクリーニングで綺麗になりそうです。)くらいで、その他内装はとてもきれいな状態です。

オーディオ、エアコンレスです。

ＥＴＣ付き

【エンジン、足回り】

エンジンはゴルディーニ、ミッションはオプションの5MTで、キャブレターはウェーバーのツインチョーク。

2024年01月 タイヤ4本交換　F・R 165R13 MICHELIN XAS FF　　オイルキャッチタンク取り付け

ギアチェンジの時にたまにギア鳴りすることがありますが、ゆっくり行えば大丈夫です。

オイル漏れはにじむ程度です。

現在特に不具合はございません。

【その他】

仕向け地はフランスで1974年製造です。

シャッター付きガレージにて保管。

同時期にA110の1600SX(このモデルの最終)を購入し、乗り比べて1600SXの方がより自分好みでしたので、1300VCを手放すことにいたしました。

大切に引き継いでくださる方にお譲りいたします。

 

 

 

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支払いは現金一括で現状渡しのノークレームとなります。
また、 陸送等の手配は購入された方に行って頂きます。