四角なボディにコンパクトながら、巨大なテールゲートと広い荷室、実用性を追求して作られ登場し仏語でバンを意味するフルゴネットと呼ばれるタイプとして1970年に「F4」として正式にラインアップされたのが今回紹介する

ルノー　キャトルフルゴネットです。

シンプルで実用的なデザインと高い耐久性から商用車としてだけでなく、そのユニークなスタイルと歴史的背景は今なお多くの人々に愛されクラシックカー愛好者の間でも高く評価されています。

【購入時期】

購入時期は２０２５年の３月末。

オーナー様は喫茶店を経営されながら各地のイベントにも積極的に出向かれ出店されています。

フルゴネットはイベント出店用にと知人から購入されたそうですが、

購入前から所有されているローバーミニにエリバのキャンピングカーを牽引し出店するスタイルが定着しつつあり、

キャトルの使用頻度が少なくなり車両整理のため掲載を決められました。

【外観】

前オーナーがきれいに仕上げたということで塗装の状態、ゴム類に関しては劣化が無く外装部分に目立った傷やへこみは見当たりません。

バンパーと車体をつなぐボルトやヒンジ部分は少し錆が見られました。

雨の日は乗車していないとのことですのでボディの状態は良好です。

【機関】

キャブのエンジンは一発始動でアイドリングも安定しています。

オプションのクーラーも付いています。

オイル漏れなども見られませんでした。

【室内】

内装も綺麗な状態で天井の垂れ、シートの破れ、ドアの内側にもめくれたような部分は見られませんでした。

後部の荷室部分も使用感はあまりなくきれいな状態と言えます。

フルゴネットの面白いところはリアゲート天井部が開くところで、正規カタログでは長尺物を乗せるために開放するハッチになっているそうです。

天井も高くキャンプ道具や大量の荷物をのせるに重宝しそうな非常に広いラゲッジスペースとなっています。

不具合点として右折時ウインカーレバーが戻らないという症状があります。

自動車税、リサイクル料は負担おねがいます。

車両は富山県にあります。