●ポルシェ カイエン (958型)につきまして●
ポルシェカイエンとしては2代目となる958型は2010年に登場。デザインは基本的には先代のデザインを踏襲しました。全長を48mm延長しているにもかかわらず、素材や各部品の見直しにより軽量化を実現しています。またアイドリングストップやエネルギー回生システムの採用により燃費性能や環境性能の向上にも配慮された設計となりました。
カイエンターボは500PSのパワーを誇り、8速ティプトロニックSを介して2,230kgの巨体ながらも最高速は時速278kmを実現しました。また当時の最上級グレードにふさわしく、ライドハイトコントロール機能とポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム(PASM)を組み込んだエアサスペンションシステムが標準装備され、ダイナミックライトシステムや全席シートヒーター、ステアリングホイールヒーターなどの快適装備も標準で備わっていました。その後、2014年のマイナーチェンジによりさらにパワーアップしています。
●今回ご紹介するお車につきまして●
オーナーさんがご一緒にヒストリックカー・レースに出られることもあるという車仲間でもあるご友人から譲り受けられた2011年式のカイエンターボです。もちろんガレージ保管でとても14年が経過しているようには見えない綺麗な内外装を維持されています。ブラックのボディには艶と光沢があります。主に都内と別荘の移動に使用されているため走行距離こそ17万キロ近いですが、メンテナンスはすべてポルシェセンターにてキッチリと実施されています。現在も好調を維持されており現時点でまったく不具合はございません。当面は安心してお乗りいただけるかと存じます。大変気にいっていらっしゃいますが、車両入替えに伴う車庫事情により売却を検討されています。
お探しの方はぜひご検討ください。
●外装●
ブラックの外装は鮮やかな光沢を保っております。非常によい塗装状態を保たれています。右リヤフェンダーに木の枝等でついたと思われる小さな線キズが確認できます。(コンパウンドで磨けば消えそうな浅いものです。)それ以外はキズやエクボ等も確認できないほどきれいな状態です。もちろん事故、修復歴はございません。
●内装、電装関係●
ブラックの内装は高級感のある落ち着いた雰囲気です。ダッシュ上にヒビやワレ等もなく良好な状態を維持されています。シートは本革シートです。乗り降りで擦れる事が多い運転席サイドサポート部にはスレやシワが確認できますが全体的には非常に良好な状態を維持されています。また各フロアには純正マットの上にさらに保護マットをかけて使用されており純正マット及びフロア下は綺麗に保たれています。コンソール周り、純正ステアリングも良好な状態です。純正ナビとETCが装備されています。オーディオはBOSEサウンドシステムを搭載、高音質の音楽が楽しめます。チルト/スライド式電動サンルーフは解放感を演出します。もちろんエアコンもバッチリ効きます。
●機関、足回り等●
4.8.LV8ターボエンジンは好調を維持しております。撮影時も一発始動で、アイドリングも安定していました。ミッションは8速ティプトロニックSです。2ペダルなのでご家族でも運転可能です。ホイールはオプションの21インチ911ターボII。ピレリのタイヤとの組合せです。ホイールの縁にわずかにキズが確認できます。タイヤのヤマも十分あります。エアサスも正常で足廻りも安定しています。現状、乗っていて特筆すべき不具合はありません。
●直近の整備履歴の抜粋●
整備、点検、車検等はすべてポルシェセンターで行っています。
現在までのところ、大きな故障等は一作なく消耗品及び定期交換部品の交換、定期メンテナンス、メーカー補償範囲内の不良箇所の交換に留まっているようです。新車時からのメンテナンスブック、整備記録簿はご見学時にご確認いただけます。
●取材者私見●
ブラックのボディカラーがバッチリ決まっています。
14年経過しているとはとても思えない外装内装ともにとてもよいコンディションです。現行のカイエンと比較しても古くささを感じさせないルックスです。走行距離こそ多めですが新車時よりポルシェセンターでキッチリとメンテされてきた車両のようです。撮影時も一発始動で安定したアイドリングからエンジンの好調さが感じられ、何の気兼ねも無く普段乗りに使用できそうです。前述のとおり、発売当時の最上級グレードのカイエンターボでありベースグレードのカイエンではオプション扱いの装備が標準で装備されていることもおすすめです。もちろんすべて正常に作動します。
お探しの方はぜひご検討ください。
現在も普段乗りでご使用されているため、走行距離は若干伸びますことをご了承ください。
個人売買のため消費税はかかりませんが、リサイクル料金・自動車税月割分相当をご負担いただきます。
現車は東京都内にあります。
上記は取材者の私見に基づくところもございますので、ご購入に際しては必ず現車をご見学の上でご納得されてからご検討ください。
オーナー様ご多忙のため、ご見学については購入検討の方のみに限らせていただきます。