| ビュイック リーガル エステートワゴン |
1996年式 |
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| 車検 2027年7月 |
走行 102,310km |
備考 ヤナセディーラー車/ベンチシート/8人乗り/3列シート/夏冬タイヤ付属 |
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| 長さ 493cm |
巾 177cm |
高さ 142cm |
重量 1500kg |
排気量 3130cc |
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| 取材日2026年3月 |
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「ルーフにサーフボードを積んで」
逗子の入り江、葉山の岬、七里ガ浜の夕暮れ。
そういう場所には、似合う車というものがある。磨き上げられた美しさではなく、ありのままで乗り続けてきた――その結果として滲み出た風合いを纏った車が。潮風の中で、海の光の中で、自然に景色に溶け込んでいく一台が。
神奈川の海を愛する、若いオーナー様がその車を選んだのは、理屈ではなかったのだそうです。
SUVでもなく、ミニバンでもなく――1990年代のビュイックが持つ、あの大陸的な余裕が欲しかった。
「雰囲気」という言葉を、オーナー様は迷わず使われました。そういう一台は往々にして、長く、深く愛される。
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アメリカン・ワゴン、最後の世代
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ビュイック リーガル エステート ワゴンは、GMのフルサイズワゴンの系譜における、事実上の最終世代にあたります。
1990年代初頭、アメリカ市場でミニバンとSUVが台頭し始めたその時期に、なお作り続けられたフルサイズのボディオン・フレーム構造のステーションワゴン。
1996年はその生産終了直前のモデルであり、この形式の車としてはほぼ最後の世代です。
全長5メートルに迫るボディ、3列シートが作り出す圧倒的な積載能力、そして3.1リッターV6が生み出す力強くも穏やかな走り。
余裕あるアメリカンなデザインがこの車の存在感を際立たせます。
しかし、見た目ほど車幅はなく、177cmと意外と扱いやすいサイズ。
ミニバンが家族の足となり、SUVが荒野へ向かったあの時代に、このワゴンだけはアメリカの原風景を静かに守り続けていました。
その最後の一世代が、この1996年式です。
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ウッドグレイン(木目調)パネルと、ヤレの美学
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そしてボディサイドに施されたウッドグレイン(木目調)パネル。
1950年代の本物のウッドボディに起源を持つこの意匠は、アメリカン・ステーションワゴンの文化そのものを体現しています。
ウッドグレインは経年とともに白茶けるのが常ですが、この車は、その劣化をほとんど免れています。同年代の車を見慣れた目には、それだけで希少な存在です。
ボディ全体に目を向ければ、正直に言って、ヤレています。小さな窪みもある。
しかしこの車においては、そのヤレが欠点として機能していない。
磨き上げることなく、ありのままで乗り続けてきた――その結果として滲み出た風合いが、むしろこの車の雰囲気を作っています。
アメリカ車には、時としてそういう個体があります。手をかけすぎると失われる何かを、自然に纏っている車が。
ビカビカに磨いて乗るより、そのまま海へ行く。この車は、そういう乗り方が似合います。
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雪山で証明された、アメリカ車の底力」
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見た目の話だけでは終わりません。
オーナー様から印象的なエピソードをうかがいました。
冬のスキー場、気温の下がった朝。同行した仲間の車がエンジン始動に手間取る中、このビュイックは一発でかかったのだそうです。
30年近い年月を経た車が、である。これがアメリカ車の丈夫さというものかもしれません。
頑丈に作る、余裕を持って設計する――そういうアメリカ車づくりの哲学が、この3.1リッターV6には宿っています。
真冬の山の朝に、それは静かに証明されました。
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正直に、付き合い方について
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年代なりのオイルの滲み、ラジエーター冷却水の定期的な確認は必要です。
これはこの年代の車と付き合う上での、ごく普通の日常管理です。
それを踏まえた上で――走行に関わる大きなトラブルは、オーナー様の手元では一度もなかったとのこと。
雪山でも、夏の渋滞でも、この車は黙って走り続けてきました。
日常の小さな管理を厭わない方であれば、この車は長く、頼もしい相棒になるはずです。
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整備の記録
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現在の走行距離:102,310km
天井張り替え済み
この年代の北米車に多い天井の垂れ下がりを修繕しています。内装の印象を左右する部分に手をかけているのは、乗り心地への配慮です。
ラジエーター新品交換済み
冷却系の中核部品を新品に換えており、熱管理の面での安心材料になります。
冬・夏タイヤ両方付属
乗り出してすぐ使えるセットが揃っています。実質的なコスト削減になります。
電動ミラー・電動アンテナ
動作確認済み 年式を考えれば気になる電装系の動作を、オーナー様が確認・明示されています。誠実な情報開示です。
記録が語ること
派手な整備履歴ではありません。
ただ、乗るにあたって気になる部分に、きちんと手をかけてきた車です。オーナー様が、この車と誠実に付き合ってこられた跡が、記録の端々に見えます。
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「次のオーナー様へ」
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もうすぐ、第一子がお生まれになるのだそうです。
趣味の車は、しばらく封印する――そうおっしゃったオーナー様の言葉には、名残惜しさと、どこか清々しさが混ざっていました。手放したいわけではない。
ただ、今は別の大切なことがある。そういう潔さが、この方らしいと思いました。
この車を迎えてくださる方へ、正直に申し上げれば――フルサイズのアメリカ車を維持することは、日常の手間を伴います。
それでも、海の近くにお住まいの方、仲間と遠くまで走りたい方、アメリカ車のヤレた佇まいを「味」として受け取れる方――そういう方の手に渡ってほしい一台です。
ルーフにサーフボードが似合う車は、そう多くありません。
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お問い合わせに際して
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・車両は東京都にあります。
・このページの車両は車の個人売買の情報サイト「エンスーの杜」に掲載されたものです。エンスーの杜は自動車販売店では無く、広告代理店であり、掲載車両は個人所有の物で、オーナー様の依頼により取材を行ったものをFOR SALEとして掲載しています。
・記事内容は担当者が取材時間の中で、オーナー様のコメントと、見聞したものを元に作成したものですので、現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があり、記事内容に関しても全てエンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
・状態等のコメントもあくまで取材時の状況及び取材担当者の主観によるものですので、月日が経過して写真や記事と異なる場合がある事をご承知おき下さい。
・掲載していない取材写真も揃えてありますので、ご覧になりたい箇所ありましたらお問い合わせください。
・掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。冷やかし防止のため、現車確認はあくまで購入を前提として検討されている方のみとさせて頂きます。
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・個人売買の為、消費税などかかりません。月割りの自動車税とリサイクル料のご負担をお願い致します。
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以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。 |
| 150万円 |
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とってもアメリカンな勇姿 |
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グリルのメッキも綺麗な状態 |
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バンパーに傷なし |
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痛みやすいフロントフードも綺麗な状態 |
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木目模様も色ちゃけていません |
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ルーフレール |
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モケットシート まずまずの状態 |
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家具調のオーディオ周り |
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天井のタレなし |
意外と便利なガラス窓のみの開閉も可能 |
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3シートで8人乗り |
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ラジエーター新 |
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