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取材日2025年7月25日 |
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「106cm」驚異的とも言えるこの数値はS2の車高である。空気を切り裂くかのような低い低いプロポーション、ドライバーは地面すれすれの視線で路面と対話し、風はボディを撫でるように流れていく、それは駆ることの悦びを全身で浴びるために生まれてきたロータスヨーロッパの真髄であり、真のスポーツカーとしての存在を知るところである。 ここでロータスヨーロッパのモデル遍歴を少しばかり。 今回の主役はS2、S1からの軽快さはそのままに、パワーウインドウを備えるなど質感を大幅に増し、クラシックスポーツを日常に引き寄せたバランスのよいモデルと言える。エンジンはルノー製1470cc OHV、ツインカムという響きもよいが、シンプルなOHVというのもクラシックの味わいのあるカムの位置である。 車検証の初年度登録には昭和46年7月の記載があります。まさに日本国内でその歴史を刻んできたのが、感慨深さを物語ります。 本来の走りを取り戻すべく、エンジン、足回りに手を入れています。その内容をお見せしますと、 モディファイは一切加えず、オリジナルスペックを引き出しています。それでもスターターにハイトルクタイプを添える辺りは、扱いやすさも考慮入れたと言えます。 いかにも空力を意識したのが見て取れるワイドでフラットなボディライン、それを形成する軽量なファイバーボディがヨーロッパの外観の特徴。それを赤で表されているのは鮮烈な印象を受けます。ツヤは申し分ありません。ただ、間近で見るとFRP特有のスクラッチやブリスターが散見されました。またFガラス下部にクモリが見られましたが、ただこれは視界を妨げるような位置にはありません。フロント・リアのガラスシールラバーは交換しています。また、メッキパーツの前後バンパー、ホイールキャップ、ホイールリングは再メッキを施しましたので、それらしい輝きです。外装のこの状態は年式とファイバーボディの特性を考えれば仕方のない範疇かもしれません。遠目にはツヤが勝ってさほど目立ちませんし、メッキがしっかり光っているので、オリジナル感を快適に味わえるのではないでしょうか。 シンプルながらも上質さを感じさせる内装は、機能性も考えられているのが見て取れます。イギリス車らしい木目を配したダッシュ、センターに並んだスミス製メーターが、機能美とクラシックスポーツの味わいが両立しています。高いセンタートンネルからはえる細身のシフトレバーは操作性も独特です。これらはオリジナルが保たれており、ウッドパネルにヒビがあるものの、当時を味わうには適したコンディションと見えます。シートは両座とも傷みはなく、ヘタリも感じませんでした。唯一オリジナルではないのがイグニッションキー、こちらは故障しており純正部品を探すも見つからないため、やむを得ず別にスイッチを設けて対処しています。パワーウインドウは左右とも当初不動でしたが、修理をして現在はキチンと動作します。 現在は一時抹消の状態です。車検は別途費用にて取得可能です。 さて、ここからは静態から動態へと復活を遂げたS2の走りを実際に体感した印象をお伝えします。 以前筆者も別のヨーロッパを運転したことがあるのですが、驚いたのは鼻先の軽さでした。ステアリングを切ればスッと向きを変えてくれる、この小気味よさが心地よかったのを思い出しました。強烈な加速とか絶対的なスピードとか、そこじゃあない、交差点を曲がるだけでも自分を中心に行きたい方向に向かう感覚は、ミッドシップレイアウトと軽さの賜物、全てはコーナーを素早く抜けるためのチャップマンの設計と思想は、レースシーンでハイパワー車をコーナーで追い詰める様をリアルに想像させます。この感覚を街中でも、誰でも味わうことができる、50年も前の空気と温度が蘇るようです。ただ速さを求めるものではない、快適性も無視されていない、そのムリのないバランスのよさが「駆る悦び」という純粋な価値観をもたらせる。その走りの中に息づくのは、チャップマンが生涯求め続けた“軽さ”という思想。その真髄を垣間見る印象を受けました。 昭和46年式、まだ日本ではミッドシップスポーツが珍しい時代に、このS2は新車の輝きを纏いながら海を越えやってきました。あれから半世紀あまり、時代は流れ、街並みの移ろいを見つめながら時を重ねてきた1台です。一時はガレージの奥で静かに眠っていた時期もありましたが、今再び息を吹き返し、慣れた日本の道と陽の下へ舞い戻ってきました。走りだけでない、日本で生きてきたその歴史をまとう存在感こそが、このS2の最大の魅力と映りました。 新車から日本にいるS2は現在埼玉県さいたま市にあります。 本車両は法人名義ですが車両価格には消費税が含まれます。購入の際には車検取得費や登録費用が別途かかります。詳細は下記までお問い合わせください。 【お問い合わせに際して】 掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。なお現車確認はあくまで「購入を前提」として検討されているお客様のみとさせて頂きます。 |
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以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。 整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。 |
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750万円 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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