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ランチア フルヴィア クーペラリー 1.3HF 1968年式
車検 2028年1月 走行 53,138km 備考 4速MT/エンジン換装/左ハンドル車/車検2年付
長さ 400cm 159cm 高さ 128cm 重量 900kg 排気量 1332cc
取材日2025年12月


【 概要 】

本車両は、1968年製ランチア・フルヴィア・クーペラリー1.3HFです。
1967年から1969年までのわずか3年間に882台のみ生産された、ラリー競技を前提に軽量化が施されたホモロゲーションモデルで、フルヴィアシリーズの中でも特に希少性と競技的血統を併せ持つ一台です。

外装部品の多くに軽量素材が採用されており、ボンネット、トランク、ドアはアルミ製、リアガラスは樹脂製となっています。これは当時のWRC参戦を見据えた徹底した軽量化の証であり、市販車でありながら競技車両とほぼ同じ思想で作られた特別なモデルであることを物語っています。

本車は1990年12月にフランスより輸入され、日本国内で購入された車両です。購入当初は販売店から説明がありませんでしたが、後にエンジンが過去に破損し、オリジナルの1.3HFエンジン(エンジンナンバー8183-42)ではなく、クーペラリー1.3用エンジン(8183-02)へ載せ替えられていたことが判明しました。

ただし、2012年に実施したオーバーホールの際に詳細確認を行った結果、カムシャフトには正規HF用(8183-42)が使用されていることが確認されています。また、ピストンはオリジナルの77mm径から78mm径のHF同等ハイコンプレッションピストンへ交換されており、これにより排気量は1332ccへボアアップされています。ストロークは69.7mmのままですので、フルヴィア1.3HFと同等以上の性能とフィーリングを備えた仕様となっています。
機関系のアップデートを考慮し、オリジナルの完璧な個体を求める方よりも、実際にこの走りを楽しまれる方に向けた現実的な条件にしております。

燃料系はウェーバー40DCOEへ換装され、点火系は123イグニッションへ交換。クラッチはメタルクラッチ、フライホイールは軽量タイプに変更されており、レスポンスと回転上昇性に優れたスポーティな特性を実現しています。
燃料ポンプはUSHIN製、冷却系は電動ファン化され、信頼性と実用性の向上も図られています。

足回りは前後ともコニークラシックショックへ交換。ブレーキ系はマスターシリンダーおよびパッドを交換済みで、現代交通環境でも安心して走行できる整備が施されています。

灯火類はキャレロ製ヘッドライト(ダイヤモンドカット+HID化)、キャレロ製ドライビングライト(希少な黒色カバー付き)を装備。ウインカー、テールランプ、ナンバー灯はオリジナルのデッドストック品へ交換されています。ドアミラーはセブリング製オリジナル、ブルー防眩仕様のカールツァイスミラー、ステアリングはサンドロ・ムナーリ刻印入りフェレロ製と、細部に至るまで当時のラリーイメージを強く意識した構成となっています。

ホイールは鍛造アルミ製リプロダクション・カンパニョーロタイプ(6J×13)、タイヤはピレリCN36(185/70-13)を装着。グループ4仕様オーバーフェンダーを装着し、迫力あるスタイルを形成しています。

付属品として、純正スチールホイール4本、ミシュランXAS FF(165-13、8分山)、未使用未塗装のグループ3オーバーフェンダー、オリジナルのマグネシウム製カンパニョーロ5.5J×13(展示用)など、資料的価値の高いパーツも付属します。

単なるレストア車ではなく、「競技の血統を現代的信頼性で楽しめる」一台。ヒストリックラリー、コレクション、趣味性の高いドライビングのいずれにも応える、非常に希少で完成度の高いフルヴィアです。

その他の整備履歴として、
・ウェーバー40DCOEに交換
・メタルクラッチに交換
・軽量フライホイールに交換
・デスビを123イグニッションに交換
・USHIN燃料ポンプに交換
・電動ファンに交換
・ブレーキマスターシリンダー交換
・ブレーキパッド交換
・前後コニークラシックにショック交換

灯火類・外装:
・キャレロ製ヘッドライト(ダイヤモンドカット、HID化)
・ウインカー、テールランプ、ナンバープレートライトはオリジナル・デッドストック品に交換済み
・キャレロ製ドライビングライト(黒色ライトカバー付き。キャレロ黒色カバーはレア)

ミラー・内装・操作系:
・ドアミラー:セブリング製オリジナル
・スチール製プラスカールツァイス ブルー防眩ミラー
・ステアリング:フェレロ製、Sandro Munari刻印付き

足回り:
・アルミホイール:リプロダクション カンパニョーロタイプ 鍛造アルミ製 6J×13インチ
・タイヤ:ピレリ CN36 185/70-13(九分溝)
・グループ4 オーバーフェンダー装着

付属品:
・フルビア用13インチ鉄チンホイール 4本
・ミシュラン XAS FF 165-13(8分山)
・グループ3 オーバーフェンダー(未使用・未塗装・FRPホワイト素地)
・オリジナル カンパニョーロ マグネシウム 5.5J×13インチ 4本
 ※修理時にクラックが入ったため走行不可。展示用のみ。
 ※補修後パウダーコート塗装のため、オリジナルのゴールド色ではありません。

車検はこの1月に受けたばかりですのでたっぷり2年付きになります。
この度車種整理のため出品となっております。
画像、動画にてご確認いただけますので、ご興味持たれましたら是非一度実車をご覧いただければと思います。
細かなところを撮影したデータもありますので、確認されたい方はご連絡いただければ別途お送りいたします。
動画に付きましても多くアップしておりますので、本ページに掲載の動画からYou Tubeに入っていただき、
”もっと見る”からリンクをクリックして確認下さい。


【外装の状態】(取材日の状態になります。)

・ボディカラーは鮮やかなロッソ・コルサ、一部ひび割れ見られますが、全体的に非常に艶のあるきれいな塗装面となっています。
・ガラスはフロント、ドアともに大変クリアな状態で表面のゆがみ等も見られません。リアは樹脂が採用されていますがクリアでゆがみなく視界は上々です。
・車のサイズは
 全長×全幅×全高: 400cm × 159cm × 128cm 車両重量 900kg


【内装の状態】(取材日の状態になります。)

・フロアはSparco progetto Corsaのゴム製フロアマットが敷かれておりきれいな様子です。フロアマットをめくった面もきれいな状態です。
・左右ドアとも内張りきれいな状態です。
・シートは座面、背面、サイドサポート部ともにきれいな状態でSabeltの4点式シートベルトが走行意欲を掻き立てます。
 リアシートは使用感なく大変きれいな状態です。
・トランクルームもあまり使用感がなくきれいな状態です。
 搭載されるスペアタイヤはMICHELINになります。


【機関の状態】(取材日の状態になります。)

・エンジン仕様
 車検証上の原動機の型式は東[41]04東
 形式:DOHC 2バルブ狭角 V4 エンジン、バンク角約12°
 ピストンはオリジナルの77mm径から78mm径のHF同等ハイコンプレッションピストンへ交換されており、これにより排気量は1,332ccとなっています。
・変速機は4速M/T
・エンジンは始動からアイドリングまでスムースで特に異常見られません。
 普段から走行を伴って動かされておりますので調子は上々です。


【下回り、足回りの状態】(取材日の状態になります。)

・サスペンションは基本以下の形式です。
 フロント: ダブルウィッシュボーン式(上下Aアーム)
 コニークラシックショックへ交換してあります。
 リア  : 横置きリーフスプリング+トレーリングアーム
 コニークラシックショックへ交換してあります。
・4輪ディスク採用ですので900kgの車重に対して十分以上の制動力になります。
・タイヤは前後とも PIRELLI CINTURATO CN36 185/70R13 86Vを履いています。
 しっかりと溝は残っております。
 サイドウォール部、ショルダー部ひび割れ見られません。
 製造年は2020年です。
 ホイールは鍛造アルミ製リプロダクション・カンパニョーロタイプ(6J×13)。
・フロントサス周り、リアサス周りは通常走行による汚れは見られますが基本良い状態に見受けられます。


【 計器・電装系 】

・メーターは大変見やすく情報がパッと一目でわかります。走行距離はメーター読みで53,138km。
 普段の使用もありますので距離は増えますが動態保管になりますので車にとってはいい状態です。
・灯火類は十分な光量が出ています。
・ETC付いています。


■車検証記載事項

・[和歌山]、継続検査
・自動車重量税額 25,000円
・次回車検 令和10年1月 2年付き


【 お問い合わせに際して 】

・車両は和歌山県にあります。
・このページの車両は車の個人売買の情報サイト「エンスーの杜」に掲載されたものです。
 エンスーの杜は自動車販売店では無く、広告代理店であり、掲載車両は個人所有の物で、
 オーナー様の依頼により取材を行ったものをFOR SALEとして掲載しています。
・記事内容は担当者が取材時間の中で、オーナー様のコメントと、見聞したものを元に作成したものですので、
 現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があり、
 記事内容に関しても全てエンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
・状態等のコメントもあくまで取材時の状況及び取材担当者の主観によるものですので、
 月日が経過して写真や記事と異なる場合がある事をご承知おき下さい。
・掲載していない取材写真も揃えてありますので、ご覧になりたい箇所ありましたらお問い合わせください。
・掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。冷やかし防止のため、
 現車確認はあくまで購入を前提として検討されている方のみとさせて頂きます。
・エンスーの杜のご利用が初めての方には、詳細にご説明したものをメールにてお送りしますので、
 お問い合わせの際にお申し出下さい。
・個人売買の為、消費税などかかりません。
・自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
620万円
画像クリックで拡大出来ます
運転席側フロントビュー、左ハンドルです。
フロントビュー
助手席側フロントビュー、グループ4仕様オーバーフェンダーの張り出し具合がよくわかります。
助手席側サイドビュー、キッチリとした3ボックスデザインですが、ビシッと前後にわたって入るキャラクターラインがスポーティです。
助手席側リアビュー、給油口はこちらサイドになります。
リアビュー、リアエンドはクロームの縁取りによってエリアが切り分けられて
運転席側リアビュー、この角度ですとリアからフロントにウェッジが聞いていてスポーティさも見られます。
運転席側サイドビュー、ホイールベースは3,365mmもの長さになりますのでとても伸びやかなサイドビューです。
ルーフは景色の映り込みからわかりますようにきれいな塗装面です。
アルミ製ボンネットは景色の映り込みからわかりますようにきれいな塗装面です。両サイドのキャッチで固定されます。
エアスクープもゆがみなくビシッとした状態です。
歪み無く、とてもクリアな状態のフロントガラスです。モールの状態もとても良好です。
運転席側ドアガラス、歪み無くクリアです。助手席側も同様の状態です。
リアガラスは樹脂製ですが、歪み無くクリアです。
アルミ製トランクフード、とてもきれいな塗装面になります。
リアエンドはクロームの縁取りによってトランク、リアフェンダーのエリアと違う面が構成されています。rallye1,3HF、LANCIA Fulviaのエンブレム。
トランクは開口部が広く使い勝手よさそうです。マットが敷かれてますので塗装面はきれいな状態です。トランクリッド裏面もきれいです。
灯火類はキャレロ製ヘッドライト(ダイヤモンドカット+HID化)、キャレロ製ドライビングライト(希少な黒色カバー付き)を装備。ウインカー、テールランプ、ナンバー灯はオリジナルのデッドストック品へ交換されています。
ドアミラーはセブリング製オリジナル、ブルー防眩仕様のカールツァイスミラーになります。ボンネットのキャッチはしっかりとした状態です。何かあったときのためにドラレコも付いています。
運転席側アルミ製ドアの様子、内張りきれいな状態です。助手席側のドアも概ね同じようなコンディションです。
運転席側ドアラッチ周りの様子、塗装もとてもきれいな状態です。
運転席側アルミ製ドア下回りの様子、サビ見られません。助手席側のドアも概ね同じようなコンディションです。
助手席側アルミ製ドアの様子。とてもキレイな状態です。ほかのドアも概ね同じようなコンディションです。
サイドシル下回りの様子、一部コーティング剥がれていますがサビ無くいいコンディションです。
コクピット全景、ウッドパネルは良コンディションです。
助手席にはグラブバーが取り付けられています。メーターはスケールが60から120ですので油温計だと思われます。インパネ内は0から60(欧州車ですので単位はpsi)ですので油圧計と思われます。
ダッシュボード上面は年式を考えると大変良好なコンディションです。
ステアリングはサンドロ・ムナーリ刻印入りフェレロ製、ご覧のように大変スポーティなシルエットになります。
ABCペダル、クラッチはメタルクラッチ、フライホイールは軽量タイプに換装されていますのでクラッチ操作は小気味いいものと思われます。画像には映っていませんが、Sparco progetto Corsaのゴム製フロアマットが敷かれます。
グローブボックスは年式相応の状態です。ETCはこちらに取り付けられています。
ドライバーズシート、Sabeltの4点式シートベルト。シート表面状態はとてもきれいな状態です。
パッセンジャーズシート
リアシート、使用感なく大変綺麗な状態です。
エンジンルーム、オリジナルの1.3HFエンジン(エンジンナンバー8183-42)ではなく、クーペラリー1.3用エンジン(8183-02)へ換装されています。45度傾けられ低重心化が図られています。
エンジンルーム、挟角V4エンジンのためヘッドカバーは直列エンジンのようです。HF仕様のブルーイエローの配色です。
キャブレターはウェーバー40DCOEへ換装されております。エアファンネルはスポンジカバーに保護され異物混入対策されています。
点火系は123イグニッションへ交換。イグニッションコードはMSD Heli-Core Solid suppression wire ultra-tempですのでノイズ抑制(電磁干渉抑制)耐熱用途・高温環境対応になります。
電動ファン化された冷却ファン、ラジエターフィンに詰まりやつぶれ見られません。
排気管は年式相応のサビが見られます。
マフラーカッター内のカーボンスケールは走行相応のように見受けられます。
アルミ製ボンネット裏面、塗装面はいいコンディションです。
フロントタイヤ、PIRELLI CINTURATO CN36 185/70R13 86Vを履いています。サイドウォール部、ショルダー部ひび割れ見られません。製造年は2020年第30週です。ホイールは鍛造アルミ製リプロダクション・カンパニョーロタイプ(6J×13)。
フロントタイヤトレッド面、溝は十分残っています。他のタイヤもほぼ同等の状態です。
フロントサスペンション、コニークラシックショックへ交換されています。ブレーキ系はマスターシリンダーおよびパッドを交換済みです。
フロントから覗く下回り、目視ですがオイル漏れ等見られませんでした。
リアタイヤ、PIRELLI CINTURATO CN36 185/70R13 86Vを履いています。サイドウォール部、ショルダー部ひび割れ見られません。製造年は2020年第32週です。ホイールは鍛造アルミ製リプロダクション・カンパニョーロタイプ(6J×13)。
リアタイヤトレッド面、溝は十分残っています。他のタイヤもほぼ同等の状態です。
リアサスペンション、リーフスプリングは5枚、コニークラシックショックへ交換されています。通常使用による汚れが見られます。
リアから覗く下回り
左上:車両プラック、車検証の車台番号は東京登録のものになりますが、車検証記載のシリアル番号と合致します。(一部数字は隠しています。)右上:何か所か見られる塗装のヒビ。左下:シャッター付きガレージにカバーをして保管されています。右下:取扱説明書
 


この車両のお問い合わせは

エンスーの杜 近畿
TEL/090-2779-3823(シバサキ)

またはEメール↓にて
エンスーの杜車両問い合わせ
enthu_kinki@icloud.com

新規掲載開始より48時間、見学(購入希望)予約を受け付けます。
購入希望の方が複数いた場合は、現状の価格から入札になります。

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