ランチャ・デルタＨＦ　インテグラーレ１６Ｖ　１９９１年式です。

ランチャ・デルタＨＦと言えば、何といっても１９８０〜９０年代に、ＷＲＣ（世界ラリー選手権）で６連覇達成と言う、史上初の偉業を成し遂げた車として有名です。
ラリーの王様的な存在として、記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。

ランチャ・デルタＨＦ　インテグラーレ１６Ｖは、1989年に発売され、4気筒DOHC2.0Lターボエンジンを16バルブ化し、最高出力は200PS（147kW）に達しました。大型化したエンジンのクリアランスの為、ボンネットは盛り上がった形に変更され、ライトやフロントバンパー周辺に、WRCへの対策として、可能な限りの通気穴を開けられました。また、FF寄りだった駆動配分をFR寄りに変更され、回頭性とコーナリング能力も向上しています。

２５年ほど前から、同じ整備士（オーナーの主治医）の方が面倒を見られている車両です。
主治医曰く、素性は良いですよとの事で、ご縁があって、約３年前に現オーナーが譲り受けました。
以降、大きなトラブルは無いそうです。

現オーナーが、手を入れた主な個所としては下記。

・ドアハンドルガスケット交換
・サイドピラーランチアエンブレム交換
・フォグランプ（右）交換
・マフラー交換（純正）
・タイミングベルト交換
・タイミングベルトテンショナー交換
・バランサーベルト交換
・バランサーベルトテンショナー圧入交換
・ウォーターポンプ交換
・ファンベルト交換
・クラッチマスターシリンダーＡＳＳＹ交換
・クラッチレリーズシリンダーＡＳＳＹ交換
・クラッチ液交換
・タイヤ交換
・ボディの劣化の見られる箇所の塗装
・サイドスカート（左）交換

外装は、目立った傷や凹み、色褪せ無く、大変綺麗な状態でです。
左サイドスカートに少し割れ（写真参照）があります。

室内も大変良好だと思います。
シートや天井、ステアリング、ダッシュボードなど良好です。
助手席のサイドサポートに補修跡があります。（写真参照）

エアコンは、購入時から効きませんが、特に不都合は無いので、現状、そのままです。（ヒーターは効きます）

エンジン、ミッションに不具合はありません。
エンジン始動、アイドリングも安定していて問題ないと思います。
気になるオイル漏れも無いそうです。

タイヤは、２０５／５０／Ｒ１５
前）NANKANG　ULTRA SPORT NS-�U　７分山
後）NANKANG NS-2R　ほぼ新品

整備記録は、下記が継続して残っております。

平成12 11 2?(不鮮明） 34498km（前オーナー）
平成14 11 8 　42185km
平成16 11 17 　49069km
平成18 11 16 　559692km
平成20 12 11 　61569km
平成22 12 12 65415km
平成24 12 13 70534km
平成26 12 18 76649km
平成28 12 21 80242km
平成30 12 5 83374km
令和2 12 3 85535km
令和4 12 13 88004km（これ以降、現オーナー）
令和6 12 3 88916km

ご厚意で少し走って頂きましたが、ギヤの入りもスムーズで、 異音等もありませんでした。

車庫事情により、売却を決断しました。

お車は長崎県にございます。

個人売買の為、消費税などかかりません。
月割りの自動車税、及び、リサイクル預託料金がある場合は、別途頂戴いたします。