今回ご紹介するホンダ シビックタイプR (EK9型) は、1997年に登場した初代モデルで、徹底した軽量化と専用設計の高性能エンジン「B16B」により、多くのファンを魅了した伝説的なFFスポーツカーです。

EK9最大の魅力は、その心臓部であるB16B型エンジンにあります。


1.排気量: 1.6Lの直列4気筒DOHC VTECエンジン。

2.最高出力: 185PS / 8,200rpm。

3.特徴: リッターあたり100馬力を超える高出力と、8,200rpmという高回転域まで回る設計が特徴です。カムシャフトやピストンなど、多くの部品が専用設計され、熟練工によるポート研磨も施されていました。


EK9型は、1.8LのインテグラタイプR（DC2型）に匹敵する性能を目指して開発されました。その結果、多くの自動車愛好家から「ホンダの至宝」や「国産ホットハッチの至宝」として評価されています。初期型と後期型では主に外装や内装の変更があり、走行性能に違いはないとされています。現在では生産が終了しており、中古車市場ではその伝説的な地位から高い注目を集めています。

メーカーが施したエンジンチューニングは、元々定評のあったVTECエンジンを「怪物級のレシプロエンジン」へと変貌させていました。当時の若者が「反則級」と呼んだその加速力には、10年経った今でも虜にされっぱなしです。エンジンはノーマルでしたが、今なおタイプRエンジンの真髄を存分に味わうことができる1台です。セカンドカーとして通勤、街乗り、そして最高の趣味として、北陸の地を共に駆け抜けた相棒です。今回、生活環境の変化に伴い掲載されました。


車両情報

オーナー歴：不明

修復歴：過去オーナーの時代にフロント部の修復歴があるとのことです。

車両情報：EK9タイプRの後期モデルとなります。



変更点：現オーナー様変更と購入前から変更されていたものも併せて紹介

外観　　メーカー不明　フロントバンパー

　　　　メーカー不明　軽量化ボンネット

　　　　メーカー不明　エアロミラー（電動）

点火系　HKS　ツインパワーGB

駆動系　ATS　強化クラッチ

カーツ　1.5デフ

足回り　ジール　車高調

　　　　ブラックレーシング　アルミホイール16インチ

計器類　デフィ　水温　油温計

ピポット　オートタコメーター

内装　　スパルコ　ハンドル

運転席　ブリッドフルバケット

助手席　メーカー不明　フルバケット

吸気系　ARC　吸気チャンバー

排気系　メーカー不明　マフラー

冷却系　SARD　アルミラジエーター

メーカー不明　オイルクーラー

以上の記事はオーナー様の取材をもとに作成したものであり、整備履歴、修復歴などに関してはエンスーの杜で裏付けを取ったものではありません。

車両は石川県白山市にあります。個人売買のため消費税はかかりません。リサイクル料は別途ご負担願います。