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ホンダ ビート 1991年式
車検 2026年5月 走行 92,000km 備考 5MT
長さ 329cm 139cm 高さ 117cm 重量 760kg 排気量 650cc
取材日2025年10月


バブル景気に沸く80年代の終わりから90年代初頭にかけて、日本では空前のモータースポーツブームが起こります。F1ではホンダエンジンのマシンに乗ったアイルトン・セナや中島悟が活躍。市販車も高性能車が次々と販売され、そんな時代の流れに乗るように1991年にビートが販売されました。

エンジンはターボでは得られないフィーリングに拘り、F−1エンジンのテクノロジーの応用から生まれた、吸気効率を飛躍的に向上する「多連スロットル」と、シャープなスロットルレスポンスと安定したアイドリングを両立する「燃料噴射制御マップ切り換え方式」を組み合わせ、自然吸気エンジンでありながら軽自動車自主規制の上限となる最高出力64PS/8,100rpmのハイパワーを達成。

運動性能に優れたミッドシップレイアウトを採用し、四輪独立懸架のサスペンション、四輪ディスクブレーキ、前後異型タイヤ等、エンジニアのこだわりが随所に感じられる車で、徳大時有恒をはじめとする自動車評論家の評価は絶賛に近いものがありました。

また、ホンダが公式発表はしていないものの、イタリアン・スーパーカーが小さくなったようなデザインはピニンファリーナが関与したと言われています。

今回ご紹介するビートは、ほぼオリジナルコンディションでコレクター向けのお車と言っても過言ではない極上車です。生産終了から30年経つ現在、このレベルのビートは探してもなかなか見つからないと思います。
とにかく程度の良いものが欲しいと探されていた方に是非押さえていただきたいお車です。


【外装】
新車時から屋内保管車両とのことで、日焼けや錆がほとんどない希少レベルの極上車です。塗装状態も艶々で、見える部分は当然綺麗なのですが、ボンネット裏など、細部を見てもどこも綺麗で、新車から数年落ちくらいのお車かと思わされる程の程度の良さです。

しいて欠点を挙げるとすればフロントバンパーに飛び石傷をタッチアップしたと思われるものが2か所、ドアミラーに少し擦れ(磨けば消える程度)、それからAピラーには塗装ではなく黒いシールが貼られているのですが、経年劣化でヒビが出ています。これはどのビートでも生じているものですが、ヒビの程度は少ないほうです。

幌の状態もとても良く、経年による縮みがほとんど無く、ステッチの切れも無く、リアスクリーンも透明度を保っています。トランクキャリアも錆は無く綺麗。

フロントのスペアタイヤ周辺や下回り、ビートの弱点であるサイドシルにも錆は出ていません。ただ、サイドシルの繋ぎ目にタッチアップ跡があるためオーナーがファイバースコープでボディ内を撮影した動画を見せていただきましたが、はっきりとした錆はわかりませんでした。

どこも新車のような美しさで、ガレージ保管で紫外線に当たる時間が少なく、雨天時の走行もほとんど無かったのではないでしょうか。オーナーも雨天時未走行とのことです。

タイヤは前8部山、後7部山程度はありますが、ヒビによる劣化が見られましたので、このレベルのお車であれば交換されたほうが良いと思います。


【内装】
内装についても極上レベルと言っても良く、日焼けによる劣化がほとんど無く、ダッシュボードやドア内張り等も色褪せが診られません。また、シートの状態も良く、ビートでは定番の運転席外側の腰のサイドサポート部分の破れもありません。ウエザーストリップなども綺麗な状態でした。

また、ダッシュボード上のスピーカーは日焼け等の劣化で壊れているのが当たり前なのですが、音が出ているとのことです。何もかも程度が良く、大切に維持されてきたことがわかります。


【機関】
様々な部分がしっかりと整備されてきた車のため、現状不具合は無く、機関も極上レベルと言って良いと思います。

エンジンも静かですし、ミッション、クラッチも何も問題無く、エアコン(冷房)も効いていました。足回りも問題ありません。


【整備履歴】
このお車の履歴ですが、初代オーナーは本田技研の社員の方で、その次のオーナーを経て、ビートを中心に特に良質な車だけを厳選して扱っている某中古ショップで2019年に販売されていたものを現オーナーの知人が購入し、それを現オーナーが譲り受けたもので4オーナー車となります。

走行距離の履歴は以下のようになっています。
2019年、中古ショップでの販売時点で77,500Km
2020年 5月 車検時 81,300Km ホンダカーズで車検
2022年 5月 車検時 88,600Km ホンダカーズで車検
2024年 5月 車検時 90,000Km ホンダカーズで車検
2024年 8月 現オーナーが購入
2025年11月 取材時 92,000Km
2019年に中古ショップで購入以降は消耗品の交換程度で大きな整備は無かったようです。

中古ショップ販売時に記載されていた整備履歴としては、
73,500Km タイミングベルト交換
77,200Km ビートガレージECU及びメインリレー交換、デスビ清掃、メーターOH及びPivot製タコメーター装着、前後ブレーキパッド&ローター交換、ボディコーティング、カーナビとETC取付、エアコンガス補充

6年前の2019年時点のことにはなりますが、車の状態や整備状況等を詳しくお伝え出来ますので、本気でご検討されている方はメールでご連絡下さい。その後、6年間で14,500Kmしか走られていませんし、ガレージ保管ですので、状態は大きく変わっておらず非常に良い状態を保たれていると思います。


【後付けパーツ】
基本的にはノーマルの状態を維持されており、以下の純正オプションを装着されています。
・アルミホイール
・トランクキャリア
・フューエルリッド
・エキゾーストパイプフィニッシャー

社外品としては、
・ビートガレージ製ECU
・Pivot製タコメーター
・ユピテル製カーナビ(2019年モデル)
・ETC車載機
・アゼスト製6連装CDチェンジャー
・HIDヘッドライト


【取材担当者からの一言】
取材した私自身、現在3台目となるビートを所有しており、ビート仲間の車にも色々と乗りましたので、ビートについては詳しいつもりですが、新車の状態に近いという意味ではピカイチのお車だと思います。
コレクションコンディションとでも言うのでしょうか、そのままホンダ博物館等に展示してもおかしくない程のレベルの車です。

私自身、程度が良いビートがあったら買い換えたいなと思うことがあるのですが、どんな天気の日もほぼ毎日ビートに乗り、日中は屋外の駐車場に停めざるを得ない(そして気が付いたら猫が車に乗ってたりする)私としては、ここまで程度が良すぎると気軽に乗るのがもったいなくなりそうです(笑)
それほど程度の良いお車だと思いますので、程度極上にこだわられるコレクターの方にお勧めのお車です。

実車は福岡県にあります。

個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル委託料金、自動車税(月割り)がある場合は別途頂戴いたします。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントと取材をもとに作成したもので、わかる欠点なども含めて出来るだけ客観的に誠実に記事を作成するように努めておりますが、不具合箇所、整備履歴、修復歴などに関して取材時に完全に把握することはできませんし、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。現車の状態が最優先の現状販売となりますので、最終的にはご自身でご確認、ご判断の上、購入をお決め下さい。

ご連絡は電話、メールどちらでも構いませんが、メールでのお問い合わせは冷やかし防止のため、番地までのご住所、ご氏名、電話番号をご記載の上、ご連絡下さい。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
170万円
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TEL/090-2965-4614(ムロハラ)

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