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フォード モンデオ ST220 2006年式
車検 2025年12月 走行 104,300km 備考 ディーラー車 6MT ワンオーナー ETC
長さ 475cm 181cm 高さ 145cm 重量 1580kg 排気量 2967cc
取材日2025年7月22日

ヨーロッパフォード製の本格スポーツセダン、モンデオST220の程度良好車です。

●● 車種概要 ●●

現在では大変希少となった、欧州フォードが鍛え上げた本格スポーツセダンが、モンデオST220です。

NA3リッターV6エンジンを6MTで操るスポーツ性と、徹底的にチューニングされ剛性感と快適性が絶妙にバランスされたフィールが両立する、現代の車の多くに失われた古典的なスポーツセダンのテイストを色濃く備えた車です。

新車当時から知る人ぞ知る存在でしたが、それもそのはず前期型が20台の限定車、後期型がカタログモデルとされながらも53台のみ登録と、非常に希少なものでした。

前期型はブルーのみ、後期型はブルーに加えブラックとグレーがラインナップされ、インテリアの細部もグレードアップされています。

●● プロフィール ●●

こちらの車両は、オーナーさんが新車購入したものです。

当時、フォーカスSTを購入するつもりでディーラーに行ったところこのモンデオST220があり、試乗してみてそのあまりの走り心地の良さに感激し、購入を決めたとのことでした。

購入から現在までの19年間で104,000kmほどを走っているので年式からしたら相応〜やや少なめといった塩梅で、適度に乗られているというところです。

現車の特徴は、

・後期型

・ワンオーナー、ほぼノーマル

・屋内保管

です。

●● 外装 ●●

フルノーマルで、全体的に良好に保たれた外観です。

小キズはちらほら見られますが、ひと目見て目立つようなキズや凹みはあまりありません。

塗装面の艶は概ね良好で、灯火類やエンブレム類、ゴムモール類やガラスについても良好です。

気になる点としては、

・ひょう害の跡(デント多数)

・フロントバンパー下側付近にあるスリキズ(特に助手席側)

・ホイールのガリキズ

あたりが挙げられます。

ひょう害の跡はボディカラーも相まってパッと見ではわかりにくいですが、全体的に小さなデントが散見される状態です。

気にされる方は写真のみならず動画も併せてご覧いただき、できれば現車確認をお願いします。

ホイールは4本ともガリキズがややあります。

●● 内装 ●●

基本的にノーマルです。

小キズや劣化は幾つかありますが、ひと目見て目立つような大きなキズや凹みはありません。

気になる箇所としては、

・運転席サイドサポートのスレ

・運転席シートヒーターがNG

・センターコンソールアームレストのフタのラッチがNG(閉じた時にカチッといわない)

が挙げられます。

モディファイ箇所としては、

・ドラレコ(前後カメラ)

・ETC

・スマホホルダー

が挙げられます。

純正レカロシート自体はホールド感、掛け心地ともに良好で、ヘタリは感じられません。

天井の垂れも見られません。

エアコンも良好です。

●● 機関 ●●

フルノーマルで、モディファイされた箇所はありません。

直近の主な整備としては、

@2024年1月

・車検整備

・エンジンオイル&エレメント交換

・燃焼室&フューエルライン洗浄剤注入

・クーラントブースター注入

・ブレーキマスターシリンダー交換

・フロントガラス簡易撥水施工

・EXコート施工

・室内除菌・消臭処理施工

@2021年12月

・車検整備

・エンジンオイル&エレメント交換

・燃焼室&フューエルライン洗浄剤注入

・エンジンオイル漏れ修理(テンショナープーリー、ガスケット類一式交換等)

・スパークプラグ交換

・イグニッションコイル&イグニッションワイヤー交換

・オルタネーター交換

・ブレーキフルード交換

・バックランプスイッチ交換

・ワイパーブレード交換

・エアコンフィルター交換

・リアバンパー修理(塗装、リフレクター左側交換等)

・左右リアテールランプ交換

・ドライブレコーダー前後取付(コムテック・HDR963GW)

・フロントガラス簡易撥水施工

・EXコート施工

・室内除菌・消臭処理施工

@2019年10月

・車検整備

・エンジンオイル&エレメント交換

・ブレーキフルード交換

・ドライブベルト交換

・右タイロットエンド交換&サイドスリップ調整

・フロントブレーキパッド交換

・左右リアスモールバルブ交換

・エアコンフィルター交換

@2017年10月

・車検整備

・エンジンオイル&エレメント交換

・ブレーキフルード交換

・フロントスタビライザーリンク交換

・タイロッドエンド交換

等があります。

●● インプレッション ●●

スポーツモデルにありがちなド派手なエアロパーツとは無縁で、オーソドックスな欧州セダンそのものといったルックスのモンデオは、ブラックがとてもよく似合っており、ひと目見てキレイな車だなという印象です。

ボディは艶やかで、近くに寄ると多少くすんでいる部分も見られるものの、20年近くの歳月を経ていることを考えると丁寧に乗られてきた感が伺えます。

ただ残念ながらひょう害に遭われたとのことで、よく見ると小さな凹みが全体的に散見されます。

このあたりの許容範囲は個人差が大きいと思われますので、真剣に購入を検討される場合は現車確認をお勧めしたいところですね。

インテリアも外観同様のオーソドックスさで溢れており、基本デザイン自体はともすると大衆車然としているとも言えますが、モンデオはヨーロッパフォードのフラッグシップということもありディテールや素材に上質さが盛り込まれ、大人の落ち着きを感じさせます。

そこにステアリングやシフトノブ、サイドブレーキの本革パーツにあしらわれた赤いステッチ、フロアマットの赤い縁取りやSTのロゴ、ステアリングのSTのロゴ、型押しのロゴでようやくわかるレカロシート等々で、あくまでさりげなくスポーツ性と特別感が主張されます。

フルバケや追加メーター等の過剰な演出がないのが良いですね。

Cクラスを彷彿とさせるプロポーションとサイズ感ですが、FFだけに室内とトランク内はモンデオの方がずっと広々と感じますね。

助手席にて試乗させていただきましたが、3リッターという比較的大きめな排気量の自然吸気V6エンジンは内部のバランス取りが施され、ハイカム仕様、吸排気圧力損失の低減といったファインチューニングがされているという触れ込みを裏切らない、心地よいサウンドとトルクフルで伸びやかな加速感を味わわせてくれます。

それでいてタウンスピードでは静かに振る舞うので、日常的に普通のセダンとして使うのにも最適です。

そのエンジンを味わうクロスレシオの6MTはゲトラグ製の節度感に溢れるもので、オーナーさん曰くシフトが非常に楽しく気持ち良いものとのことです。

足回りの本領をハイスピード領域で味わう機会こそ得られませんでしたが乗り心地は至って快適で、本格スポーツセダンであることを忘れさせられるものですが、これもスプリングレートやダンパー減衰力などを徹底的にチューニングされているものとのことで、さもありなんといった感じです。

文字通り羊の皮をかぶった狼を体現していると言えるこのモンデオST220は、これ見よがしでないスポーツセダンを日常的に楽しみたいエンスージアストにお勧めしたい1台ですね。

●● その他 ●●

スペアキーはあります(スペア分はリモコンの反応NG)。

コンディション維持のため、走行距離は多少延びていきます。

色調の微妙な違いや小キズ等の瑕疵が画像や動画ではわかりにくいため見学をお勧めしますが、オーナーさんご多忙につき購入を前提とした場合のみとさせていただきます。

●● まとめ ●●

フォード自体が2016年9月をもって日本市場から撤退してしまったため、フォード車自体の流通量がかなり減っており、その中でもマイナーだったモンデオの、さらに希少だったST220となると、探している場合はかなり困難を極めるに違いありません。

そのため探している方には朗報と言え、それ以外にも人とは違った車に乗りたい人、真っ当なスポーツセダンのMT車を狙っている人にとっても注目に値する車と言えるのではないでしょうか。

オーナーさんはもう1台のエンスー車があることもあり、乗る機会が減ってしまったとのことで、売却を希望されています。

お車は、東京都杉並区にあります。

個人の為、消費税はかかりませんが、リサイクル料(17,150円)と月割りの自動車税のご負担をお願いいたします。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
70万円
画像クリックで拡大出来ます
ヨーロッパフォード製の本格スポーツセダン、モンデオST220の程度良好車です。 
ケレン味のないスタイリッシュさを持つスタイリングです。 
 
少しCクラスを彷彿とさせますが、広さははるかにモンデオに軍配が上がります。 
 
オーソドックスなようでいて、実は誰とも被らない希少性があります。 
 
 
フロントからサイドにかけて目立つキズはありません。 
下の方のため目線の位置からは分かりにくいですが、大きめのスリキズがあります。 
 
 
灯火類は良好です。 
塗装面の艶は概ね良好です。 
 
 
 
ひょう害によるデントが全般的に散見されます。 
 
 
 
 
 
ホイールはややガリキズがあります。 
リア回りも良好です。 
 
 
 
リアの灯火類やエンブレム類も良好です。 
磨けば落ちる程度のキズもあります。 
トランクはフードも内側もキレイですね。 
 
下回りも良好です。 
 
エンジンルームも良好です。 
一見そうとは見えない、徹底的にファインチューンが施されたNA3リッターV6ユニット。 
オーソドックスながら上質感のあるインテリア。 
 
所々にあしらわれた赤いステッチやロゴがオーナーとなる人の密やかな喜びです。 
 
絶滅しつつある上級装備、アナログ時計がセンターに鎮座します。 
 
フィールに優れるゲトラグの6MT。 
 
運転席サイドサポートのスレ。  
 
ゆとりの座面長と足元スペースのあるリアシート。 
 
 
天井の垂れはありません。 


この車両のお問い合わせは

エンスーの杜 本部
TEL/090-2540-5952(ヤマナカ)

またはEメール↓にて
エンスーの杜車両問い合わせ
tom6343968@gmail.com

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