大地をなぞるように、低く、美しく |
未来へ踏み出すかのようなフロントライン |
時代を超えても褪せない情熱の赤 |
動かずして、走るかのようなリアビュー |
時を超えても、なお完璧なプロポーション |
夢がそのまま形を得たかのようなライン |
ライトを閉じたその面構えは、無駄を削ぎ落とした機能美を感じる |
オーナー様の目を奪ったフェンダーの張り出しの陰影 |
抑揚はただの装飾ではない、空力とバランスの証 |
リアタイヤのサイズは255/50-16 |
形が機能を超え、機能が形を磨いた造形美 |
美しい背中の下には、フェラーリの魂ともいえるV12が鎮座する |
彫刻のように整ったフォルム 上から見ても、完璧な調和が息づく |
オリジナルの輝きを保つ跳ね馬のエンブレム。その艶が、この個体の年月を物語る |
時を経ても深い艶を放っている |
フロントタイヤは225/50-16 ホイールの状態もよし |
リトラクタブルの開閉も問題なし 時を超えてもこの動きが心をくすぐる |
張り出しが生む官能 |
飛び石により塗装が剥がれてしまっている |
ステアリングはノンオリジナル |
傷みのないレザーは年式や距離を感じさせない |
レバーにも跳ね馬が刻まれている |
金属の響きを残してギアが入る、機械と心がひとつになる瞬間 |
センターコンソールのスイッチ類も良好 指先に応えるクラシックな操作感 |
クラシックな文字盤と精緻な針。視認性も良く、走りを直感的に把握できる |
ドア内張も良好 クラシックな質感が手に馴染む |
クラシックらしい適度な剛性感 ペダル操作は正確で心地よい |
ダッシュはベタつきなし 高級感が損なわれず、上質な印象を保つ |
助手席も良好なレザーのコンディション |
質感と落ち着きが車内の雰囲気を高める |
オーディオは巧みに隠され、インテリアの美しい流れを損なわない |
扉の奥に潜むバニティミラー さりげない上質さが息づく |
控えめに配置されたメーターとデジタル時計 精密な計器が、ドライバーに確かな情報を届ける |
時計にはストップウォッチ機能が備わり、走りの瞬間を刻む |
整った天井が室内を引き締め、コクピット感覚を演出する |
ヘッドレストには跳ね馬の刺繍 クラシックフェラーリの誇りが刻まれる |
クラシックながら先進的だった12連装CDチェンジャー 時代の贅沢がここに |
メカの鼓動を感じながら、自ら整えてきた名機は完調 |
天塩にかけたV12が奏でる、フェラーリの本懐 |
インシュレーターはいくぶん劣化あり |
セルモーターリレーの追加は転ばぬ先の杖 |
エアーインテークのゴムも今や希少なパーツだそう |
燃料を入れるにも気分が高まりそう |
自らの手でV12を降ろした様子、愛情と覚悟の証 |
オイル漏れの兆候は見られない |
足まわりに覗く赤いダンパーが、走りへのこだわりを象徴する |
トランクのカーペットはキレイに保たれている |
フードの開け閉めも丁寧に行っている |
サイドシルのコンディションは上々 保管環境の良さを物語る |
ようやく探した希少な純正マフラー |