今回ご紹介しますのは2010年式シトロエン C5 セダクションです。

2010年式シトロエン C5 セダクションは、フランスの自動車メーカー・シトロエンが誇るミドルサイズセダン「C5」の中でも、快適性と装備のバランスに優れたグレードです。以下にその特徴をご紹介します。

■ 基本情報とスペック
• モデル名：シトロエン C5 セダクション（2010年式）
• ボディタイプ：4ドアセダン
• 駆動方式：FF（前輪駆動）

• エンジン・トランスミッション
エンジン:1.6L 直列4気筒 DOHC 直噴ターボエンジン（1.6L THP）が搭載されました。

これはBMWと共同開発された「EP6」型系列のエンジンで、従来の2.0L自然吸気エンジンに代わって導入されたものです。

最高出力は156PS、最大トルクは24.5kgmを発生し、小排気量ながら高いトルクを発揮し、実用燃費にも優れていました。

トランスミッション:6速オートマチックトランスミッション（AT)が組み合わされています。

■ 主な特徴
• ハイドロニューマチック・サスペンション：C5の代名詞ともいえる「ハイドラクティブ�Vプラス」サスペンションを搭載。路面状況に応じて車高を自動調整し、極上の乗り心地を提供します。
• エクステリア：流麗なクーペ風のルーフラインと、フランス車らしいエレガントなデザイン。セダクションはクローム加飾などで上質感を演出。
• インテリア：高品質な素材を使用した内装。セダクションでは本革ステアリングや電動ランバーサポート付きシートなど、快適装備が充実。
• 安全装備：ESP（横滑り防止装置）、6エアバッグ、ABS、EBDなどを標準装備。

■ メンテナンスと注意点
• 部品供給：年式的に一部部品の入手が難しくなってきているため、信頼できる整備工場との連携が重要です。

■ オーナーの声（みんカラより）
• 「乗り心地はまるで魔法の絨毯。長距離でも疲れない」
• 「デザインが秀逸。街中でも目を引く存在感」
• 「細かい電装系の不具合はあるが、それを補って余りある魅力がある」

総評
2010年式C5セダクションは、フランス車らしい快適性と個性を兼ね備えた一台。特にハイドロサスペンションによる乗り心地は、他のセダンでは味わえない独特の魅力です。クラシックな欧州車に興味がある方には、非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。

現在のオーナーさんは2024年01月に登録。

【外観】

フロントガラス下端のシール浮きをテープで補修しており、ヘッドライトカバーのくすみ、ボンネットとルーフの塗装にくすみが見受けられますが、大きな傷やへこみなどは無くおおむね綺麗な状態です。

【内装】

運転席ドアのインナーハンドルの一部にベタつきがあり、テープで補修しています。

天井ライニングはおおむね綺麗ですが、運転席前端部を鋲で止めていて、ルームランプ後方には自作のチケットホルダーがございます。

運転席シート座面には少しの汚れ、ランバーサポート部のスレ、汚れ、しわ　リアシート座面センターに小さなへこみ、その前の小物入れを手塗りなどが散見されますが、その他内装はとてもきれいな状態です。

シートマテリアルは2010年〜2011年の一部に採用されたハーフレザーが奢られ、前席パワーシートです。

ETC、前後ドライブレコーダー（セルスターCSD-790FHD）、10インチパナソニックフローティングナビ（CN-F1X10BHD）付き。

また、ナビの装着により助手席前にあったハザードスイッチが押しづらいため運転席前に移設してあります。

 

【整備記録など】

2024年3月頃オイル下がりによる白煙が出だしたため約85万円程掛けて修理していますので現在不具合はございません。

整備をされたメカニックの方より、サスペンションの方はまだまだ大丈夫でしょうとのことです。

【その他】

オーナーさんのご好意により付近を10分ほどドライブいたしました。

「ハイドラクティブ�Vプラス」サスペンションにより、ふわっとした感覚があり、でもふらつくわけでもなくしっかりしているのに、ギャップの角が丸まったような独特な乗り心地でした。

 

 

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