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取材日2025年8月7日 |
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非常に希少なW111カブリオレの、更にレアなカラーを持つ程度良好車です。 ●● 車種概要 ●● 現代のSクラスのルーツと言える、1959年から1971年にかけて製造された、メルセデスのフラッグシップモデルがW111シリーズです。 4ドアセダンの量産は1959年8月に開始され、その秋に開催されたフランクフルトショーでデビューし、クーペは遅れて1961年2月に、カブリオレはその数ヶ月後にデビューしました。 初期のセダンは当時流行だったテールフィンを特徴としていますが、クーペとカブリオレのリアは当初よりオーソドックスでモダンなデザイン処理をされていることが特徴です。 1965年秋にはボッシュ製機械式インジェクションを採用した2.5リッターM129エンジン搭載の250SEが登場しました。 5,500rpmで150馬力を発生するこのエンジンは、最高速度193km/h(オートマチックトランスミッション搭載車は188km/h、0-100km/h加速12秒(オートマチックトランスミッション搭載車は14秒)と大幅に向上しました。 目に見える変更点としては、大型ディスクブレーキとW108ファミリーの新型リアアクスルに対応するため、新しいハブキャブとメッキリングを備えた14インチホイールが挙げられます。 ●● プロフィール ●● この車両は、オーナーさんが2018年に、オールドメルセデスに強い都内ショップから購入したものになります。 前のオーナーはこちらのショップの社長さんだったとのことです。 購入以来、調子維持のために時々都内を中心に走らせるのが主な使い方とのことです。 メンテナンスは購入したショップと、そちらが閉鎖後は埼玉にあるやはりオールドメルセデスに強いショップに出しているとのことです。 保管は屋根付きの場所にカバーを掛けているとのことです。 ●● 外装 ●● 基本的にノーマルで、良好に保たれた外観です。 塗装面は良好で全体的に艶やかさが保たれており、ひと目見て目立つようなキズや凹みはありません。 どこかのタイミングで全塗装をされているようで、サビ浮きやクラック等の経年に伴う劣化はちらほら見られますが、いずれも軽微なものになります。 灯火類やエンブレム類については良好です。 メッキパーツは、部分的にくすみの見られる箇所はあるものの、概ね良好です。 ゴムモール類やガラスなども、やはり経年に伴う劣化が見られる箇所はあるものの、概ね良好です。 気になる点としては、幌の助手席側後方にある破れが挙げられます。 補助灯は社外品です。 ●● 内装 ●● 基本的にノーマルです。 小キズや劣化は幾つかありますが、ひと目見て目立つような大きなキズや凹みはありません。 気になる箇所としては、 ・革シート表皮に散見される経年劣化(キズ、スレ、汚れ等) ・ダッシュボードのスレ ・センターコンソールトレイのクラック ・時計が不動 が挙げられます。 モディファイ箇所としては、 ・ドラレコ ・オーディオ ・ポータブルナビ(撮影時は本体未装着) が挙げられます。 購入時にトップを張り替えているとのことです。 シート自体は掛け心地良好で、ヘタリは感じられません。 クーラーは良好です。 ●● 機関 ●● 基本的にノーマルです。 明細は残っていませんが、オーナーさんによると埼玉のショップには車検整備やエンジン調整を適宜依頼しており、以前はかかりにくい時があったものの現在は調子良くなったとのことです。 また、古くなった部分から配線もやり直しているとのことです。 タイヤは2024年6週目製造なので、まだまだ使えます。 ●● インプレッション ●● ひと目見て艶感のある淡いソリッドブルーのボディカラーと白い幌・ライトブラウン革内装のコーディネートが非常にお洒落で印象的です。 フラッグシップメルセデスのカブリオレにしてこのコーディネートですから、只者ではない雰囲気が強いですね。 間近で見ると経年なりの劣化箇所もちらほら見られますが、ビカビカ過ぎない程良いヤレ感とも言え、そこがまたこの只者ではない車を普段使いしている雰囲気を醸し出しているようです。 インテリアのコンディションも良好で、これまた程良いヤレ感がありつつも大きなダメージがないので往時の雰囲気をしっかり味わえます。 エンジンも一旦温まれば至って安定しており、エンジン調整をまめに依頼したというのも頷けます。 助手席にて試乗させていただきましたが、当時のメルセデス独特の、鷹揚にして芯を感じるゆったりとした乗り心地に、粛々と仕事をする主張し過ぎない直6ユニットのフィーリングがハマり、街中を走るだけでも心地良いドライブが楽しめます。 その感触にはまだまだヘタリを感じないシートも貢献しているように思えます。 クーラーもよく効いており、60年前の旧車にして非常に高い実用性能を持つこの車は、クラシックメルセデスを愛でるのみならず走らせて楽しみたいマニアにお勧めですね。 ●● その他 ●● 使用中のカーカバーをお付けします。 コンディション維持のため、走行距離は多少延びていきます。 色調の微妙な違いや小キズ等の瑕疵が画像や動画ではわかりにくいため見学をお勧めしますが、オーナーさんご多忙につき購入を前提とした場合のみとさせていただきます。 ●● まとめ ●● 現在、W111の売り物自体が希少なうえ、カブリオレとなると更に輪をかけて希少なものとなるので、探している場合はかなり困難を極めるに違いありません。 そのため探している方には朗報と言え、それ以外にも人とは違った車に乗りたい人、カラーを含めたこの仕様が気に入った人にとっても注目に値する車と言えるのではないでしょうか。 オーナーさんはウィンタースポーツ等の趣味に使いやすい車種に乗り換えるとのことで、売却を希望されています。 車両は、東京都新宿区にあります。 個人の為、消費税はかかりませんが、リサイクル料(15,700円)と月割りの自動車税のご負担をお願いいたします。 |
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以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。 整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。 |
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2000万円 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
画像クリックで拡大出来ます | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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購入希望の方が複数いた場合は、現状の価格から入札になります。 ※購入、商談については、早いもの順ではありません。 詳しくは、こちらをご覧ください。 ※メールサーバーのセキュリティにより、メールが届かないケースが報告されています。 |
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