今回ご紹介するのはメルセデスベンツE320ステーションワゴン（S124）になります。

W124シリーズは「最後の本物のメルセデス」と評されるほど、電子制御が少なく、整備性も高めで、頑丈で信頼性が高いですね。

その中でもW124のステーションワゴン版のこのS124は人気が高く、ウッドパネルや本革シートなどのメルセデスらしい重厚な作りに加えて、、当時としては画期的な貨物積載時でも車高が一定になるリアのエアサスにによる自己レベリング機構を備えていました。

また、後期型にあたるこの車両は運転席エアバッグ、ABSを標準で装備しています。

人気が高いだけあって、純正・社外併せて部品供給も豊富で、車両本体の価格相場も安定している事からクラシックベンツの入門用として最適かと思います。

今回、オーナー様がストックしていたパーツや残しておいた交換済みのパーツ等も有りますのでそちらも付属いたします。

【機関・足回り】
エンジンは一発始動で問題ありません。

走行距離が多目ですので気になる足回りの消耗部品ですが、エンジンマウントとブッシュ類は殆ど交換されているとの事です。

今年に入ってセルモーター、エアコンのコンプレッサー、バッテリーを交換しています。取り外したセルモーターはリビルト用にストックしてあります。

マフラーはARM製（旧BOSAL）に換装されているとの事です。

サンルーフは一度パッキンを温めて引き直しを行っているとの事で、旧い為、雨漏り防止の為に開けないようにしている様です。

付属パーツとしてイグニッションコイル、エンジンハーネス、リレーなど有ります。新品・中古・交換済みの物など様々ですが、有るに越した事は無いですね。

交換済の部品が多いとの事で、今でも充分普段使いとして使用出来るそうです。

タイミングはチェーン式です。

【外装】
全体的に小傷は見られますが腐食等は見られませんのでまだまだ大丈夫そうです。

右のリアフェンダーの上に塗装の剥げが見られます。

左右のドアガーニッシュに色むらと少々歪みが見られます。

前後のバンパーは交換されていて綺麗です。

ホイールは純正ですが１５インチから１６インチにインチアップしています。

フロントウインカーとテールランプは予備がパーツが付いてくるのでしばらくは安心ですね。

ドアミラーのブーツが歪みがちですが、こちらは交換済みでストックパーツも左右1組有ります。

【内装】
しっかりとした本革シートは流石の一言。擦れは軽微でまだまだ使えそうです。

荷室から現れる後ろ向きの３列目シートも綺麗な状態です。

ウッドパーツには流石にヒビ割れが見られます。欠けは無いのでこのままでも大丈夫そうですが、どうしても気になる方は要交換ですね。

リアの荷室のトノカバーやカーゴネットも健在です。カーゴネットはこの時代のステーションワゴンのイメージの一つですよね。

当車両は現在宮崎県に有ります。

個人のため諸費用等かかりませんが自動車税（月割り)のご負担をお願いいたします。

陸送等は購入者様の方で手配をお願いいたします。

【お問い合わせに際して】
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エンスーの杜は自動車販売店では無く、広告代理店であり、掲載車両は個人所有の物で、オーナーさんの依頼により取材を行ったものをFOR SALEとして掲載しています。

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