●アルファロメオ155 V6リミテッドバージョンにつきまして●
アルファロメオ75の後継として登場したアルファロメオ155。75に比べて信頼性が向上して日本では上々の人気を博しました。そして限定車として1998年に250台限定でV6リミテッドバージョンが販売されました。2.5L V6スポルティーバをベースにしてツェンダー社製エアロパーツを装備。ホイールは白色。ボディカラーはアルファレッドのみで250までのシリアルナンバ−を表示したシリアルプレート付の特別なモデルでした。
●今回ご紹介するお車につきまして●
様々の車を乗り継ぎ、かつては156GTAをフルカスタムして所有されていたオーナーさんが日本全国を探し回って、ようやく見つけた1台です。1998年式のV6リミテッドバージョンです。正規ディーラー車ワンオーナーで再び同じ正規ディーラーが買い戻した素性の明確なお車です。現オーナーさんで実質ツーオーナーです。機関の調子がよいのはもちろん、外装内装の綺麗さと整備履歴が揃っていることが決め手でした。
購入時の走行距離は6万6千キロほどでした。現在も6万8千キロほどであまり距離は伸びていません。普段はビル内地下駐車場保管され、コンディションもよく現状不具合はございません。大切にされてきましたが、他にも複数台所有されており、あまり乗ってあげられる時間がとれなくなってきました。やはり走ってこそのお車ですので気に入っていただける方がいらっしゃればお譲したいとのことで掲載の運びとなりました。
●外装●
V6リミテッドバージョン限定色のアルファレッドの外装は綺麗な状態を維持されており、エンブレム類等含め光沢を放っています。外装はオリジナル色で過去に一度同色リペイントをされており現在も綺麗な状態を維持されています。前オーナーさんがつけていた大型リヤスポイラーを外してその後を綺麗にスムージングしてスッキリとしたウイングレス仕様を実現しています。バンパーは前後とも樹脂の部分も含めてボディ同色塗装され、フロントリップスポイラーも外してあり、フロント廻りもよりスッキリとしたデザインになっています。左側サイドスカート端にごく小さな塗装のワレが確認できた以外キズヘコミ等は一切確認できません。とても25年以上を経過しているとは思えない綺麗さを維持されています。
●内装、電装関係●
グレーを貴重とした内装も綺麗に維持されています。シートはフルレザー仕様ではないので使用感は最低限でサイドサポート部を含め、きれいな状態を維持されています。リヤシートも使用感がなくフロント同様綺麗に維持されています。ステアリング、ダッシュ、コンソール等いずれも綺麗な状態を維持されています。加水によるベタつきが出やすいスイッチ類もベタつき防止の施行済みで現在ベタつきはでていません。エアコンはごく微量の冷媒漏れがあるようですが、シーズン毎に冷媒を補充すればワンシーズンは問題なく効くそうです。オーディオは社外のものがインストールされ、ETCが装着されています。いずれも装着したままお譲りいただけるとのことです。
●機関、足回り等●
オールアルミ製2.5リッターV型6気筒のエンジンは好調を維持しております。オーナーさん購入時にプラグコード等を一新してキッチリ手を入れられています。基本的にノーマルですが、エアクリーナーは前オーナーさん所有時から剥き出し型のものに交換されています。
取材時も一発始動でエンジンのアイドリングは安定しており、気持ちよく吹け上がります。
足回りはビルシュタイン製ショックが装着されています。撮影場所まで同乗させていただきましたが、しっかりしている感じで安定しており乗り心地もよい印象です。アイドリングは比較的静かで変速、加速についてもスムーズで好調さが感じられました。
ホイールはホワイトホイールではないスピードラインのアルミが装着されております。目立つキズはなく綺麗な状態です。タイヤはミシュラン製でヤマも十分です。
マフラーエンドはチタン製のものが装着され絶妙な焼き色と心地よい音色を奏でます。唯一マフラー取付部の問題か、エンジンが暖まるまで若干金属の振動音が聞こえますが、エンジンが暖まった後や走行時は音が消えます。
●直近の整備履歴の抜粋●
前オーナーさんからの整備記録がございますので、ご見学時にご確認いただけます。
主な整備履歴抜粋(前オーナー所有時含む)
(平成11年5月)ビルシュタイン製ショックF左右、R左右交換
(平成12年5月)クイックシフト取付、スパルコアルミペダル取付、エアクリーナー取付、
スパークプラグ交換
(平成12年5月)サブメインマフラー交換
(平成13年10月)車検整備(24ヶ月点検)、ブレーキオイル交換、ブレーキ清掃調整、
タイミングベルト一式交換:タイミングベルト、テンションナー交換、ファンベルト、PSベルト、ACベルト交換、カムシャフトシール、クランクシール交換
(平成15年9月)車検整備(24ヶ月点検)、ブレーキオイル交換、ブレーキ清掃調整、
タイミングベルト一式交換(走行中焦げ臭い臭いあり、前方よりキーキー音あり:念のため再度交換):タイミングベルト、テンションナー交換、ファンベルト、PSベルト、ACベルト交換、クーラント交換、タイロットエンド交換、スパークプラグ交換
(平成15年10月)Fバンパー、Rバンパー補修塗装、トランクパネル塗装
(平成16年2月)クラッチOH
(平成16年10月)ヒーターレジスター交換
(平成16年10月)車検整備(24ヶ月点検)、ブレーキオイル交換、ブレーキ清掃調整、クーリングファンヒューズ交換
(平成17年8月)ボディ全塗装
(平成17年10月)車検整備(24ヶ月点検)、ブレーキオイル交換、ブレーキ清掃調整、左右サイドブレーキケーブル交換、左デフサイドオイルシール交換
(平成19年3月)オイル漏れ点検:タペットカバーガスケット(LH)交換、トランクカバー塗装及びスムージング(リヤスポイラー取り外し)
(平成19年10月)車検整備(24ヶ月点検)、ブレーキオイル交換、ブレーキ清掃調整、
(平成20年9月)定期点検(12ヶ月点検)、フロントディスクパッド交換
(平成21年10月)車検整備(24ヶ月点検)、エンジンオイル・オイルエレメント交換、ブレーキオイル交換、ブレーキ清掃・調整
(平成20年9月)エンジンルームより白煙あり、点検修理:ラジエーターよりクーラント漏れあり:ラジエーター交換、クーラント交換、エンジンオイル交換
(平成23年10月)車検整備(24ヶ月点検)、左前タイヤ空気減りやすい点検修理:リムよりエアー漏れあり:ビートシーラー塗布、エンジンオイル交換、オイルエレメント交換、
(平成25年11月)車検整備(24ヶ月点検)、エンジンオイル・オイルエレメント交換、ブレーキオイル交換、ブレーキ清掃・調整、バッテリー・キルスイッチ取付
(平成27年11月)車検整備(24ヶ月点検)、エンジンオイル・オイルエレメント交換、ブレーキオイル交換、ブレーキ清掃・調整、バッテリー充電
(平成28年9月)タイヤ交換(冬タイヤ→夏タイヤ)、バッテリー交換
(平成29年11月)車検整備(24ヶ月点検)、エンジンオイル・オイルエレメント交換、ブレーキオイル交換、ブレーキ清掃・調整、バッテリー充電、エアコン点検:コンプレッサーガス漏れあり:冷媒ガス補充、ウォッシャー・ワンウェイバルブ漏れ:ウォッシャー・ワンウェイバルブ交換
(令和1年11月)車検整備(24ヶ月点検)、エンジンオイル・オイルエレメント交換、ブレーキオイル交換、ブレーキ清掃・調整、バッテリー充電
(令和3年11月)車検整備(24ヶ月点検)、エンジンオイル・オイルエレメント交換、ブレーキオイル交換、ブレーキ清掃・調整、バッテリー充電
(令和5年11月)車検整備(24ヶ月点検)、エンジンオイル・オイルエレメント交換、ブレーキオイル交換、ブレーキ清掃・調整、バッテリー充電
(令和6年)バッテリー交換
●取材者私見●
専用色のアルファレッドの外装が独特の存在感を放っています。落ち着いたウイングレスの外装が精悍な印象です。前オーナーさんから大事にされてきたお車で費用をかけて機関、足回りともキッチリとメンテナンスされてきており当面は心配なく乗っていただけるかと思います。250台限定で元々生産台数も少ないV6リミテッドバージョンなのでこれから相場も上がっていくかと存じます。手に入れるなら今のうちかもしれません。お探しの方はぜひご検討ください。
現在もコンディション維持のために走行なさっているため、走行距離は若干伸びますことをご了承ください。
法人名義のため車両価格の他に消費税、リサイクル料金・自動車税月割分相当をご負担いただきます。
現車は東京都内にあります。
上記は限られた時間内での取材であり、かつ記載内容につきましては、取材者の私見に基づくところもございますので、ご購入に際しては必ず現車をご見学の上でご納得されてからご検討ください。
なお、お車の特性とオーナー様のお仕事の都合上、ご見学については購入検討の方のみに限らせていただきます。
冷やかし防止とスムーズなご連絡のため、お問い合わせの際は必ずお名前、ご住所、お電話番号をお知らせいただけますようお願いします。