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◆ご紹介する車両について
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今回ご紹介する車両は、1967年モデルのフォルクスワーゲン・TYPE1です。
初年度登録は昭和42年とありますので、おそらくヤナセ物ではないかと思いますがヤナセのプレートありませんでした。
1967年モデルからは6V仕様から12V仕様となります。
以下に12V仕様の内容を記します。
1.ヘッドライトにクロームリムを装着、ヘッドライトの角度変更
2.ターンシグナルとスモールライトが一体化
3.リヤバンパーにバックアップライトを装着
4.エンジンフードに「VOLKSWAGEN」のエンブレム追加
5.ホイールボルトが5個から4個に変更(後期型から)
6.ドアロックインナーノブとドアアウターハンドルの形状変更
7.ダッシュボード上のノブがラバー製のフラットタイプに変更
8.イグニッションキーの位置変更
9.ワイパーが2スピード化
10.フロントブレーキをディスクブレーキ化(後期型から)
11.リヤドラムブレーキの大型化、トレッド幅拡大
12.リヤサスペンションにトーション・スタビライザー追加(1500ccのみ)
などです。
以前エンスーの杜に掲載された車両です。
12V仕様の初期モデルとして希少なモデルと思います。
フォルクワーゲンタイプ1フリークの方、空冷エンジンが好きな方、お問い合わせをお待ちしております。
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◆外観
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ボディは、錆や塗装の劣化などが所々に見られました。
大きな錆の個所には錆止め剤を塗布していますので錆の進行を止めています。
フロアパネルは全面、新品と交換しているとお聞きしました。
下回りを見てみるとフロアパネルはきれいで、新しいということが分かります。
前後のメッキバンパーはオーバーライダー付き、多少のボツボツと錆が見られました。
ホイールはポルシェ356タイプのアルミホイールを履いています。
そのため、フロントのタイヤサイズは135SR15、リヤタイヤは165/80R15となっています。
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◆内装
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内装はオリジナルに近い状態と思いますが、内張りなどには手が入っています。
フロントシートは表皮を張り換えてあると思われます。
リヤシートはオリジナル、フロントシートと比べると表皮が違います。
リヤシートには破れや変色が見られました。
天井はオリジナルと違い、厚めのソフトタイプのものに張り替えています。
オーディオは、AMラジオを装備し、リヤシートの後ろにスピーカーが2個ありました。
シフトレバーノブ、ステアリングホイールはオリジナルです。
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◆機関
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1.5リッター空冷エンジン、4速マニュアルとの組み合わせです。
キャブレターは、カドロンツインキャブレターに交換しています。
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◆足回り
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オリジナルの足回りです。
足回りの仕様は、サスペンションが前後ともトーションバー/トレーリングアーム式、ブレーキがフロントドラム/リヤドラム、ステアリングギヤボックスはウォーム&ローラ式です。
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◆メンテナンス
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メンテナンスの記録はありませんでした。
車両は愛知県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。