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◆フォルクスワーゲンタイプ2について
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フォルクスワーゲンType2が誕生したのは1950年3月のことです。当初はパネルバンのみのラインナップでしたが、その後コンビ、マイクロバスなどが登場します。1967年まではフロントガラスが2枚あるタイプ「スプリット・ウインドスクリーン・モデル(アーリーバス)」が生産され、その後モデルチェンジを受け1967年から79年まで「ベイ・ウインドー・モデル(レイトバス)」が生産されました。
1979年にドイツでの製造は終了、ブラジル生産のみとなります。
ブラジルでは「コンビ(Kombi)」という車名、しかし2013年に生産中止となり、タイプ2の歴史にピリオドが打たれました。
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◆ご紹介する車両について
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今回ご紹介します車両は1969年モデル、US並行のフォルクスワーゲンType2レイトバスです。
書類の中に「CERTIFICATE OF TITLE」がありました。それによると2001年5月13日が発行日と記載があります。
詳細はわかりませんが2001年以降に日本に輸入されたものと推測されます。
1.5リッターエンジン搭載、4速のマニュアルトランスミッション車です。
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◆ボディ
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ボディカラーは車体がブルー、ルーフがホワイトです。
ボディに錆はありますが腐りなどは見当たりませんでした。
アンテナがありませんが新品のアンテナを付属します。
ホイールは白のスチールホイールとホールキャップ、タイヤサイズは前後共に165/80R15です。
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◆インテリア
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インテリアはグレーカラーを基調としています。シートはビニールレザー、多少汚れはあるものの、破れや擦れは見当たりませんでした。サードシート下にはヒーターダクトがありました。機能するかどうかは確認していません。
各ウインドウガラスのウェザストリップには経年劣化を感じますが、全ての三角窓(ベントウインドウガラス)が可動するのを確認しました。
メーターは後付けで油圧計、油温計を装備しています。
空冷エンジンのため、オイル管理は必要ですね。
シフトノブは社外品が付いていました。
オーディオはMDデッキが装備していました。
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◆機関
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1.5リッター水平対向4気筒エンジン、4速マニュアルとの組み合わせです。
機関に問題はないと伺っています。エンジンの始動はスムーズでアイドリングも安定していました。オイルパンにオイルの滲みがありました。問題はないと伺っています。
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◆足回り
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オリジナルの足回りです。
ステアリングギヤの形式はウォーム&ローラー式です。
フロントサスペンションの形式はトーションバー式、リヤサスペンションの形式はダブルジョイントのドライブシャフトを用いたIRS(独立懸架)です。
ブレーキはドラムブレーキです。
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◆メンテナンス
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メンテナンスの記録はありません。
◆付属品
以下の付属品がありますので付けて頂けます。
・アンテナ(新品)
・左右ドアミラー(中古)
・ドライブベルト
・スパークプラグ
・ライトバルブ
など
車は愛知県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。