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フォルクスワーゲン タイプ1 1973年式

車検 2025年9月

走行 51,264km 備考 ヤナセ物、実質ワンオーナー、ドンガラにて全塗装、エンジン換装(OH済)、4速マニュアル、フロアカーペット張替え、ゴム類交換、ボルトをステンレス化
長さ 409cm 154cm 高さ 150cm 重量 800kg 排気量 1190cc
取材日2023年12月14日

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◆フォルクスワーゲン・ビートルについて
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フォルクスワーゲン・ビートルは、1945年にkdFの残存部品により生産を開始、国策による公社ではなく、民間企業フォルクスワーゲン(VW)社として道を歩み始めます。
そして58年後の2003年7月にメキシコでの生産を終えるまで、単一車両としては他に類例がない2150万台が生産され、ワールド・スタンダードカーとしてその名を残します。この記録は現在も破られていません、今後も破られることはないと思います。

しかし、単一とはいうものの、改良は毎年続けられ、進化をしていきます。そのため仕様は無数にあり、区別をすることは難しいのですが大きく仕分けすると以下のように分かれます。

グループ1:リヤウインドウガラスがSPRIT WINDOW(1949−1953年)
グループ2:リヤウインドウガラスがOVAL WINDOW(1953年−1957年)
グループ3:リヤウインドウガラスがSQUARE WINDOW(1958−1966年)
グループ4:12V(1967年−1978年)

日本に正規輸入されたのは1953年モデルからです。梁瀬自動車(現ヤナセ)が105台輸入したことから始まります。「寒冷時の急な往診にも速やかにコールドスタートできる頑丈なドイツ製品」というキャラクターが開業医に好まれ「ドクターズカー」として使われる例が多かったようです。そのため、昭和30年代には「お医者さんの車」として一般大衆にも知られる存在になります。

フォルクスワーゲン・ビートルは通称名で、正式にはフォルクスワーゲン・タイプ1と呼ばれます。タイプ1とはフォルクスワーゲン社の1号車を示しています。

フォルクスワーゲン・タイプ1は、その丸っこいボディと愛らしいフロントフェイス、シンプルなインパネ、空冷エンジンの独特なエキゾーストノートなど多くのエンスーの方から愛される一台です。

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◆ご紹介する車両について
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今回ご紹介する車両は、1973年モデルのフォルクスワーゲン・タイプ1、ヤナセ物の右ハンドルモデルです。

現オーナーさんは約2年前に友人の方から譲り受けます。
その時の車両の状態は、ボディはドンガラで全塗装、機関、足回り、内外装はバラバラとなっていたそうです。エンジンは1200ccのエンジンではなく、OH済の1600ccエンジンがありましたのでそちらを搭載することになります。

友人の方はレストアしようと思っていたそうですが手を付けることができず、現オーナーさんの元へ来ることに、それを現オーナーさんが約1年半かけて組み立ていきます。やっと完成し、新規車検を取得したのですが、他にも面倒を見る車やバイクがあるため、エンスーの杜への掲載依頼となりました。

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◆外観
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ボディは、ドンガラにして全塗装します。元色もアイボリー、同色での塗装です。
ゴム類は新品、ボルトもステンレスボルトを使用して、組み付けています。
左右サイドのランニングボードは新品と交換しています。
ライト類のレンズはきれいでした。
ヘッドライトはイエローバルブに変更しています。
メッキパーツはきれいな状態、バンパーは少しですが曇りがある個所があります。
スチールホイールやホイールカバーはきれいな状態です。
タイヤは新品と交換しています。

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◆内装
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メーター、スイッチ、シートなどは、そのまま使用しています。
天井のヘッドライニング、フロアカーペットは張り直しています。
フロントシートは、ハイバックシート、純正シートです。ドライバーズシートに破れがあり、補修しています。リヤシートは、シートバックを折り畳むことができるタイプです。
ラジオは不動です。

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◆機関
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OH済の1600ccエンジンを搭載しています。
4速マニュアルトランスミッションとの組み合わせでエンジンの始動はよく、アイドイングも安定していました。

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◆足回り
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分解清掃して組み直しています。
きれいな足回りです。

シャッター付き車庫に保管。

車は岐阜県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。
自動車税の月割り分とリサイクル件は別途清算になります。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
 230万円
画像クリックで拡大出来ます
ボディカラーはアイボリーです 
愛嬌のあるリヤスタイル 
前後のフェンダーの膨らみ、他にないデザインです 
佇まいがいいですね 
サイドビューも素敵です 
リヤエンジンのスタイル 
メッキパーツが年代を感じます 
 
ヘッドライトはイエローバルブ 
 
 
テールライトLH 
テールライトRH 
フロントバンパー裏 
リヤバンパー裏 
ホイールアーチの内部、ボルトはステンレス製を使用 
左右のアンダーボディ部 
メッキのホイールカバー 
コックピット 
シンプルなメーター 
AMラジオ 
 
シフトコントロールレバー、パーキングブレーキレバー 
ドライバーズシート 
補修跡 
パッセンジャーシート 
リヤシート 
サイドステップ部 
ドアトリムLH 
ドアトリムRH 
リヤクォータートリムLH 
リヤクォータートリムRH 
 
 
リヤシート後部 
ABCペダル 
 
エンジンルーム 
ソレックスキャブレター 
エンジン下部 
 
 
ツインエキゾーストパイプ 
エンジンフード裏 
フロントラゲージルーム 
 
フロントフード裏 
フロントアンダー部 
各サスペンション部 
ジャッキなど 


この車両のお問い合わせは

エンスーの杜 愛岐オフィス
TEL/090-4853-3008(アサカワ)

またはEメール↓にて
エンスーの杜車両問い合わせ
asakawa-m@msh.biglobe.ne.jp

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