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取材日2021年11月16日 |
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とてもお洒落なカスタムが施されたビートルです。 1938年に発表され、ドイツ本国では1978年、メキシコでは2003年に生産を終えた小型2ドアセダンであるフォルクスワーゲン タイプ1、通称ビートルは、その姿を大きく変えぬまま延べ2000万台以上も生産されました。 長期間にわたり多く売れた大衆車ですので、その手法やテイストは多岐にわたるバリエーションといえ、もちろん1から自分好みにカスタマイズする楽しさも大きいものですが、自分好みのカスタムが施された車両との出会いもまた何とも楽しいものです。 ●● プロフィール ●● こちらの車両は、数多くのエンスー車両を乗り継いできた現オーナーさんが2019年にエンスーの杜にて見つけ購入したものです。 ほとんど一目惚れという勢いで購入したこの車両は、高いセンスで隅々まで仕上げられたカスタムビートルになりますが、聞けば納得、前々オーナーは関西の某有名カスタムショップの社長の個人所有車両で、社長自らの手によりショップオリジナルのパーツ含めふんだんに情熱を注ぎ込み妥協なく仕上げられたものでした。 現在は時折のドライブに供する程度であまり走行距離は伸びていません。購入後2,000km弱を走るに留まります。 追加のカスタムこそしていないものの、各部の磨きは随時行なってきたとのことで、購入時よりだいぶキレイになってきているとのことです。 普段のメンテナンスはオールドVWに精通した工場にて施されています。 保管はシャッター付きガレージです。 ●● 外装 ●● 数多くのカスタムが施されています。 主なものは、 ・オールペン(ソリッドのネイビー) ・前後オーバーフェンダーのワイド化 ・レーシングタイプエンジンフード ・ローダウンサス ・アルミステップ ・HIDヘッドライト ・ホイール(スピードスターレーシング) あたりが挙げられます。 基本的には購入時のままカスタム等は施していないとのことですが、ローダウンサスは購入時はもっと低く乗り心地も悪かったとのことで、購入後に元のテイストを崩さない程度に車高を上げ、乗り心地もやや改善したとのことです。 ルーフ部分に15cm程度の線キズをタッチアップした跡があります。 アルミパーツやメッキパーツには軽微なサビがありますが、全体の印象を損なうようなものはありません。 ウエザーストリップ等のゴムパーツは良好です。 ●● 内装 ●● こちらも数多くのカスタムが施されています。 主なものは、 ・シート張り替え(ビニールレザーのブラウンに変更) ・天井張り替え(アイボリーホワイトのルーフライニング) ・AutoMeter製メーター(電圧、油温、油圧、タコ) ・キルスイッチ(駐車時のバッテリー上がり対策) ・社外ステアリング ・ハーストタイプクイックシフター ・オーディオ(三菱DH-500+ケンウッドリアスピーカーx2) あたりが挙げられます。 AutoMeter製メーターの作動は問題ありませんが、レタリングにヒビが入っています。 クーラー/ヒーターは良好です。 ●● 機関・足回り ●● こちらも数多くのカスタムが施されています。 主なものは、 ・ウェーバーツインキャブ ・社外ステンレスマフラー あたりが挙げられます。 2020年9月に比較的大きめのメンテナンスが施されています。 主な内容は、 ・Eg脱着 ・クラッチ回り交換修理 ・車高調整 ・キャブレター脱着・分解 ・燃料系パーツ交換 ・ガスケット・シール、フィルター、チューブ、ワイヤー類複数交換 となっています。 上記修理を行うことでグッと信頼性・快適性が高まったとのことです。 見た目重視でヒートエクスチェンジャーのホースを取り払っているため現状ヒーターは使えませんが、ホースを調達し繋ぐだけの簡単メンテで復活するとのことです。 購入後、バッテリー、コイル、ディストリビューターが新品に交換されています。 ●● インプレッション ●● どこから見ても隙のないカスタムが施されたビートルの存在感は抜群ですね。 ソリッドのネイビーがカジュアルかつ上品なボディカラーで、ドアを開けて飛び込んでくるブラウンのシートがまたしっくり似合っています。 現オーナーさんも前オーナーさんもひと目惚れだったというのも肯ける完成度の高さといいますか、ひと目見て高い美意識でカスタムされているのがわかります。 エンジンを掛けると空冷フラットフォーの鼓動がステンレスマフラーで増幅され、ウェーバーツインの吸気音が俄然やる気を掻き立てます。 助手席にて試乗させていただきましたが、決してパワフルとは言えないビートルのエンジンながらウェーバーツインとステンレスマフラーの恩恵でエンジンを回すのが非常に楽しい車です。 ローダウンされた足回りは荒れた路面でこそハードな感触を伝えますが、それがむしろ面白く、上記のサウンドも相まって、タウンスピードにしてスポーティなドライビングが堪能できます。 そういったいかにも旧車ならではの走りの楽しさを味わえつつ、通常の路面ならじゅうぶん快適な乗り心地や空調・オーディオ等の快適装備も備えたこのビートルは、飛び切りお洒落で日常的にも楽しめつつ、時にはイベントに参加しても話題の中心になれるという、エンスー諸氏にとっては見逃せない1台と言えるのではないでしょうか。 ●● その他 ●● 前オーナーより引き継いだカーカバーが付属します。 予備のエンジンオイルをお付けします(2回分くらい) 写真ではわかりにくい色調、サビの確認や細かい仕様の説明、扱いのレクチャー等ができるため現車確認をお勧めしますが、オーナーさんご多忙につき購入を前提とした場合のみとさせていただきます。 ●● まとめ ●● ビートル自体は探せば出てくる車ではありますが、これだけ決まったカスタムが施された車両もそうはないと思われます。 自身でイチから仕上げるのもまた醍醐味ですが、もしこの仕様が気に入ったなら、購入後すぐに楽しむことができます。 肝心のコンディションも良好ですから、このまま乗るもよし、これをベースにさらなるカスタムを施すも良しの魅力が大きい車と言えるのではないでしょうか。 オーナーさんは車両整理のため売却を希望されています。 お車は、東京都中野区にあります。 個人の為、消費税はかかりませんが、リサイクル料(7,400円)と月割りの自動車税のご負担をお願いいたします。 |
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以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。 整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。 |
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SOLD | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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