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取材日2021年8月26日 |
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とてもお洒落な仕様のビートルカブリオレです。 1938年に発表され、ドイツ本国では1978年、メキシコでは2003年に生産を終えた小型2ドアセダンであるフォルクスワーゲン タイプ1、通称ビートルは、その姿を大きく変えぬまま延べ2000万台以上も生産されました。 長い歴史の中には多くの派生車種も生まれ、ワンボックスバンのトランスポルター(タイプ2)や、タイプ1より現代的なポンツーン・スタイルを採ったノッチバック/ファストバックセダン&ワゴンのタイプ3、カルマンとギアによる流麗なボディを持つカルマンギア等がメジャーですが、もうひとつ忘れてはいけないのが、タイプ1ベースのカブリオレです。 ただでさえ愛らしいビートルの屋根を取り払い幌を架装したカブリオレは、より一層お洒落で可愛い雰囲気を醸し出すことに成功し、その求めやすさ維持のしやすさも相まって長きの間、全世界的な人気を得ています。 また、ルックスの良さもさることながら、オープンエアの爽快さと空冷エンジンのサウンドを直接的に堪能できるという魅力をも獲得しているという点も、何より車好きとしては見逃せないモデルです。 ●● プロフィール ●● こちらの車両は、現オーナーさんが個人売買にて購入したものになります。 それまでは前のオーナーの方によって20年ほど維持され、近年エンジンのオーバーホールを施したという触れ込みで購入したとのことですが、記録は残っていなかったとのことです。 購入後特に不具合はないとのことですが、セルモーターだけ新品交換しています。 日常の保管は、完全に隠れるタイプの立体駐車場になります。 ●● 外装 ●● ホイールキャップがブラックに塗られている以外は概ねノーマルです。 塗装のツヤ感は比較的保たれていますが、小キズや磨きキズはやや見受けられます。 また、近寄るとエッジ的な部分に塗装の割れが散見されます。 また、左右のリアフェンダーにはそれぞれ15cmほどの塗装浮き/割れがあります。 メッキも良好で、サビなどはあまりありませんが、年式相応にくすんでいる箇所も多く見られます。 灯火類やエンブレム類は全体的に良好です。 幌の状態は良好で、破れや目立つ大きなシワなどは見受けられず、スクリーンの透明度も保たれています。 ●● 内装 ●● こちらも基本的にノーマルです。 ビニールレザーのシートも良好で、明るい色ながら汚れもそれほどありません。 内張りやサンバイザーといった、くたびれ感が目立ちやすい部分のコンディションも良好です。 ダッシュボード下のラタンの棚も良好に保たれています。 おそらく社外品のドアロックが装着されています。 クーラーはありませんが、ヒーターは問題ありません。 オーディオは前オーナーの時のままとのことですが、CDデッキとスピーカーが設置されています。 ETCも装着済みです。 ●● 機関・足回り ●● こちらも基本的にノーマルです。 前述の通り、エンジンオーバーホール済ですが、詳細は不明です。 購入後、セルモーターが新品交換されています。 電装系は12Vに変更済みです。 前回車検時の記録は残っており、 ・車検整備一式 ・カップkit ・ブレーキフルード ・グリスアップ ・エンジンオイル ・左アクスルブーツ ・ミッションオイル といった内容となっています。 タイヤはファイアストンのホワイトウォールバイアスタイヤが履かれており、溝もまだまだ残っています。 ●● インプレッション ●● ビートルのカブリオレでこのカラーコーディネートは反則級の可愛さというかお洒落さですね。 やや濃い目の赤がビートルのボディによく似合っていますが、そこに組み合わされた淡いブルー/ホワイトツートンの内装と随所にあしらわれたメッキ、ファイアストンのホワイトウォールが絶妙に効いています。 もちろんブラックの幌を上げた状態もとても上品ですが、オープンにすると幌の内張りがホワイトなのがまたお洒落度をさらにアップします。 取材中も何人かに声をかけられたり、すれ違いざまに振り向かれたり「可愛い〜」と呟かれたりと、街中での注目度も抜群です。 外装にはややヤレが見られ、左右のリアフェンダーにはそれぞれ15cmほどの塗装浮き/割れがあるものの、総じて目立つようなキズや凹み等は少なく、ビカビカの車では出せない年式なりのヤレ感と言って差し支えないでしょう。 オープンカーで4人乗り(車検証上は5人)というのも、4人でドライブを楽しめるというのはもちろんのこと、1〜2名乗車時の荷物置き場として後席を使えるのも、実用的に使えるオープンカーとして高ポイントですし、昨今の車ではあり得ない、これまたお洒落なダッシュ下のラタンの棚も、手荷物や小物をポンポン放り込めるのがとても便利ですね。 助手席にて試乗させていただきましたが、ノーマルの1.2リッターフラットフォーは乾いたサウンドを奏でながら、穏やかなパワー感で軽快にビートルを走らせます。 それ自体はセダンのビートルでも同じとも思えますが、そこはやはりカブリオレなので、その心地良いサウンドをダイレクトに享受できるのと、低速でも風を感じることができるため、運転する楽しさが倍増した感じすらします。 高速道路や悪天候では苦戦が予想されますが、そんなことより見た目や乗り味の楽しさが大幅に優っているのが、そしてそれを日常的に堪能できるのが、ビートルカブリオレの良さだとしみじみ思える車ですね。 ●● その他 ●● エンジンフードに装着する暖機用パネルが付属します。 交換した古いセルモーターをお付けします。 写真ではわかりにくいキズの確認や細かい仕様の説明、扱いのレクチャー等ができるため現車確認をお勧めしますが、オーナーさんご多忙につき購入を前提とした場合のみとさせていただきます。 ●● まとめ ●● ビートルでもセダンは数あれど、カブリオレはなかなかお目にかかりません。 仕様的にもセンス良く決まっているので、すぐにお洒落に楽しめるのもいいですね。
年式的にも、新し過ぎる’70年代物、古過ぎる’60年代以前の物と比較すると、全てのバランスが良いという見方もできます。
そう考えると、ビートルのカブリオレ、しかもお洒落な個体を探している人にとっては大いに魅力的な存在だと言えるのではないでしょうか。
オーナーさんは車両入れ替えのため売却を希望されています。 お車は、東京都新宿区にあります。 個人の為、消費税はかかりませんが、月割りの自動車税のご負担をお願いいたします。 リサイクル料金は未預託です。
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以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。 整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。 |
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SOLD | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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※メールサーバーのセキュリティにより、メールが届かないケースが報告されています。 |
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