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取材日2021年5月31日 |
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「シャビーシックなヤレ感・雰囲気最高な1978年式フォルクスワーゲン・タイプ2・キャンパーに、DIYレストアへの夢・・・そして、個性的アウトドアライフの夢広がる・・・!」 オーナー様のガレージの中、すでに誕生から43年経過し、近年外観のみお化粧直しをざっくりと受けた、パナマブラウンとベージュのツートーンの「1978年式 フォルクスワーゲン・タイプ2 キャンパー」が、現代モータリゼーションにおいて、醸し出すことが全く不可能になった、実に「渋い味わい」を周囲にプンプン漂わせながら・・・!独特の空気感を持って筆者の目前に佇みます・・・。 この78年式タイプ2キャンパー、経年変化によるヤレ具合・・・が、最高にシャビーシックでクールなのです! パナマブラウンとベージュのツートーンに絶妙にマッチする、オリジナル当時からのグリーンプレイドのインテリアは、1970年代当時の雰囲気を醸し出し、そのヤレ具合と合間って実にシャビーシックな雰囲気を漂わせます・・・。 当時ウエストファリア社で架装されたと思われる、外部電源引き込み・シンク・ガスレンジなど当時のキャンパーとしての機能は、長年使用していない為「状態不明」ですが、ここへDIYで最新のキャンピング・イクイップメントを装着したりする事は比較的容易な事です。 「し・か・し!」 新しい物では絶対に出せないクラシックキャンパーならでは、このクールビンテージな世界観・・・!は唯一無二の趣で溢れています・・・。時間をかけてゆっくり変化し、自然に出来た風合感・・・。これだけは容易に再現することは不可能です! 「誕生ストーリーでさえ斬新!フォルクスワーゲン・タイプ2」 第二次大戦直後、VWはウォルフスブルグ工場でビートルを生産していました。当時工場内では、ビートルのシャーシ・エンジンを使った即席の平台車を使って部品を移動させていました。これを見た当時フォルクスワーゲンの販売ディーラーのベン・ポン氏は、この平台車を架装して箱型のトラックにすることを思いつきフォルクスワーゲンに提案します。 この素晴らしいアイデアをもとにフォルクスワーゲンは試作車を開発、1950年にはタイプ2・トランスポーターの生産を開始しました。荷物運搬用にフレームを強化されたシャーシを持つトランスポーターはとても頑丈で、また斬新な箱型のデザインは市場に大好評で迎え入れられます。 これは当時革命的出来事でした。実はそれまでの時代、これほどの積載スペース効率と多用途性を備えた車を生産したメーカーは無かったのです。斬新なアイデアかつフォルクスワーゲンの技術と品質を持ち、しかも非常にリーズナブルな価格であったことから、瞬く間にVWバスは、ドイツ、ヨーロッパ、さらにはアメリカでの成功を納めて世界的な大ヒット作となったのです。 「目の前の1978年式フォルクスワーゲン・タイプ2・キャンパー・・・。改めて見ても斬新で唯一無二を感じるスタイル」 (オーナー様のご好意でガレージから撮影場所まで仮ナンバーをつけ移動させていただきました!是非その様子は写真一番下の走行動画でご覧ください。) 筆者はかつて60年代のビートルを所有していたことがありますが、どこまでも・・どこまでも・・・走り続けられる「あの古い空冷エンジン特有の感覚」はとても心地よく健在でした・・・。 トーション・スプリングによって穏やかなバウンスが生まれ、乗り心地も驚くほど良いキャンピングカーとしての魅力・・・。 半身をかがめるような奇妙なドライビング・ポジションで、ほぼ水平に配置された大きなステアリングホイールを、抱えるようにして操舵するのには一種独特の趣があり、軽快で正確な操舵性は「おっこれ良いな!」と、乗ったものを瞬時に虜にする素敵な魅力があります。 古いキャンピングカーです、手を入れる部分は多分にありますが、このタイプ2キャンパーは、魅力的で楽しい要素で全てを補っている様に感じるのです。 オーナー様はクラシックカーを多数所有されるコレクター様でいらっしゃいます。クラシックフォルクスワーゲンに関しても深い造詣をお持ちでおられ、この車もいずれレストアし、キャンピングカーとして必要なイクイップメントを新たに搭載して・・・と楽しみに計画されておられましたが、道なかばで断念、是非とも若い方に引き継ぎたいとおっしゃられます。 ガレージ保管は勿論の事、車検が切れてからも定期的に、好調維持の為エンジンはかけておられ、少々のオイル滲みを除き現在不具合はありません。撮影時の移動でもオートマチックトランスミッションのシフトショックも少なく、エンジン・トランスミッションに関しては古いながらも健在の感が伺えました。 またキャンピングカーとしての各種イクイップメントに関して動作は、長らく使っておられませんので「全て不明」と致します。あくまでも「現状渡し」となりますので、ヤレたこの雰囲気を楽しんでそのまま乗られるか、はたまたキャンピングユニットやインテリアをご自身でDIYを楽しまれるかのご提案となります事ご承知置きください。 「取材後記・・・」 クラシックフォルクスワーゲン・タイプ2・キャンパーをD I Yで起こし、想いのままキャンピングに出かける時間はきっと素晴らしき人生の大切な1ページになる事と思います。きっとそこに費やした時間そのものが、大きなエッセンスとなり、その時間を豊潤で素晴らしいものにしてくれるのだと思うのです。 自分で起こしたものならば、新たな問題が発覚しても、それは解決を探る新たな楽しみとなりますが、新品含めて他人にやってもらったものであれば不具合発生はクレームになる・・・。深い道理です・・・。 「シャビーシックなヤレ感・雰囲気最高な1978年式フォルクスワーゲン・タイプ2・キャンパーに、DIYレストアへの夢・・・そして、個性的アウトドアライフの夢広がる・・・!」 そのような人生の「終わらない楽しみ」を是非引き継いてください。 この大変素晴らしい1978年式 Volks Wagen Type-II Camper は現在、群馬県にあります。 個人間売買のため消費税・諸費用等はかかりませんが、現在車検が切れており、抹消登録渡しの予定です、よってリサイクル預託金(¥14900)のみご負担をお願い致します。また陸送等は購入者様の方でご手配をお願いいたします。 (お問い合わせに際して) 記事内容は筆者が1時間程度の取材時間の中で、オーナー様のコメントと、見聞したものを元に作成したものですので、現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があり、記事内容に関しても全てエンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。 状態等のコメントもあくまで取材時の状況及び取材担当者の主観によるものですので、月日が経過して写真や記事と異なる場合がある事をご承知おき下さい。 掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。なお個人間での取引となりますので、冷やかし防止のため、現車確認はあくまで購入を前提として検討されている方のみとさせて頂きます。 |
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以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。 整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。 |
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290万円 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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