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フォルクスワーゲン Type2 デリバリーバン 1967年式
車検 2020年11月 走行 70,214km 備考 ディーラー車(ヤナセもの)、スライドドア、ローダウン、ストレートアクスル、Type1の足回り移植、ETC
長さ 4250mm 1690mm 高さ 1780mm 重量 1170kg 排気量 1490cc
取材日2020年6月15日

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◆フォルクスワーゲンType 2について
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フォルクスワーゲンType 2(T1)はオランダでフォルクスワーゲン車のインポーターだったベン・ポン氏のアイデアから誕生したといわれています。彼は1946年にウォルフスブルグ工場を訪問した際に工場内で活躍する“Plattenwagen”という部品運搬車からアイデアを思いついたそうです。
この部品運搬車はType 1 のシャシーに荷台を装着したモデルでした。この荷台の代わりに屋根付きのボディを架装すればバンになるのでは?というのが最初の発想でした。 そして1949年5月にType2の生産が決定され、11月には最初のモデルがラインオフしました。

Type 2とは2型の意味で、フォルクスワーゲン社の型式名、総称名は“Transporter(トランスポーター)”です。
そしてT1とはトランスポーターの第一世代シリーズということです。

Type 2のボディバリエーションは数多くあります。カタログ表記(商品名)では貨物仕様で前席のみのものがVW Transporter(トランスポルター)、貨物仕様で2列席がVW Delivery Van(デリバリーバン)、多人数乗用仕様がVW kleinbus(マイクロバス)、乗用・貨物兼用がKombi(コンビ:コンビネーション、米国でのステーションワゴンに準ずる呼称)、後部が荷台仕様のVW Pick-up(ピックアップ)などです。

Type 2と呼ばれるのはT1(1950-1967年)、T2(1967-1979年)、T3(1979-1992年)までです。それ以降のT4、T5、T6は世代シリーズ名としては使用していますが、Type 2とは呼びません。
でもType 2と呼ばれなくてもトランスポーターとして役目は世代が変わっても変わりません。今後もフォルクスワーゲンの商用車(乗用もありますが)として地位を担い続けることと思います。

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◆ご紹介する車両について
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今回ご紹介する車両は、1967年モデルのフォルクスワーゲンType 2のデリバリーバンです。
1967年モデルのデリバリーバンの特長は、T1シリーズの中で唯一のスライドドアを持つ車です。そして希少な右ハンドル、ヤナセ物のディーラー車です。
購入は6年前、見学と当時に購入、自走して持ち帰ります。
現オーナーさん、Type2は2台目の購入、よく知っている車でしたが購入したType2は色々とモディファイされた個体、そこに魅力を感じられ購入に至ります。

そのモディファイ内容を以下にご紹介します。
・サファリウインドウ→フィクスウインドウ
・スライドドアにウインドウガラス追加
・カドロンツインキャブレター
・エンジン載せ替え
・電磁式燃料ポンプ装着
・オイルサンプ追加
・エンジン冷却用ファン追加
・フロントブレーキディスクブレーキ化
・マスターシリンダーデュアルタイプに変更
・リヤの足回りをType1のものに移植
・ローダウン
・フロントスタビライザー装着
・タコメーター追加(オートメーター)
・油圧計/油温計/電圧計追加(オートメーター)
・2点式シートベルト装着
・ベバストヒーター装着(アラーム付き)
・荷物室にエンジン整備用の開口穴追加
・IGリレー化(始動性アップ)
・J/SPORTSステンレスエキゾーストシステム装着

全体の雰囲気もいいし、よく走るデリバリーバンは少ないと思います。
今回、欲しい車があり手放されることを決意、エンスーの杜への掲載依頼となりましたが、所有していたいと思う気持ちもあり、心情は揺れ動いているそうです。

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◆外観
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アイボリーのボディカラー、スライドドア、シングルバンパー、時代を感じるデリバリーバンです。
所々に塗装の割れ、錆、擦りキズなどが見られますが腐っているような個所はないようです。下回りのフレームやフロアのビートなどもしっかりとした形状を残しています。フロントウインドウガラスはサファリウインドウでしたが雨漏れが気になり、フィクスウインドウに交換しています。
リヤウインドウガラスはサファリウインドウの開閉式です。
本来はないのですが、スライドドアにサイドウインドウガラスを追加しています。
アウトサイドミラーはオリジナルの丸型ですが、後方が見にくいため、ヤナセスタイルの小判形に変更しています。丸型ミラーは希少なため、ストック品として持っていますのでお付けします。ヘッドライトレンズは左ハンドル用のものに交換しています。これはレンズカットがカッコイイからです。しかし、車検は通りませんのでオリジナルのヘッドライトレンズもありますのでお付けします。
フォグライトは現オーナーさんが増設しています。
ラッゲージスペースには、エンジンの整備用として開口穴を設置しています。この開口穴からは、エンジン全体を見ることができ、各部位に手が届きますので普通のType2と比べるとはるかに整備性が良い車となっています。
この辺りはオーナーさんのセンスでしょうか。
ホイールはポルシェ356スタイルのスチールホイール、タイヤサイズはフロントが165/65R15、リヤが205/65R15です。スペアホイール+タイヤが4本ありますのでお付けします。(さらに車内にスペア1本)

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◆内装
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シンプルな内装です。シートはフロントベンチシート、リヤベンチシートの6人乗り、シート表皮はビニール、破れや擦れは見当たりませんでした。
メーターはノーマルのスピードメーターと燃料メーターの他にタコメーター、油圧計、油温計、電圧計を増設しています。増設したメーター周りの配線があまり良くなかったので現オーナーさんがきれいやり直しています。
また標準ではこの年代の日本仕様はハザードランプがありませんが、何かと不便な為、配線図を作り増設しております。ハザードスイッチは現オーナーさんの自作です。
それとインパネセンターにあるインジケーターライトも自作です。
シフトレバーはGENE BERG製の右ハンドル車用シフターです。
ベバストヒーターを装備しています。排気の熱を利用したヒーターでは暖まるまで時間がかかる、全開にしてもあまり暖まらないなどの不満を解消したのがベバスト製燃焼式ヒーターです。もちろん、安全性も高いヒーターです。
後部スペースは布地やビニールで構成され、年代を感じられる仕上がりになっています。
素敵な内装ということです。

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◆機関
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1.6リッターのフラット4エンジン、4速マニュアルとの組み合わせです。
エンジンオイルサンプを増設しています。
キャブレターはカドロンのツインキャブ、キャブの吸気音が堪りません。
燃料ポンプは電磁式燃料ポンプに変更しています。
J/SPORTS製のステンレスエキゾーストパイプを装備しています。音量は気になりませんでした。オリジナルのエキゾーストパイプはありません。
オリジナルはイグニッション系が弱いため、リレーを追加し、強化を図ったそうです。
エンジン冷却用として電動ファンを追加しています。
機関は調子いいようです。

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◆足回り
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足回りは大幅に手を入れていらっしゃいます。
ストレートアクスル化、Type 1の足回りを移植、フロントスタビライザー追加、ダウンサスペンションとなっています。
フロントブレーキはディスクブレーキに換装しています。
特に不具合はないと聞いています。

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◆メンテナンス
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オーナーさんは、ユーザー車検をこなすぐらい方なので簡単な整備はご自身で行います。
特に大きな故障はなかったとお聞きしました。

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◆ストックパーツ
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以下のストックパーツがありますので購入された方にお付けします。
・クラッチケーブル(新品)
・アクセルケーブル(新品)
・パーキングブレーキケーブル(新品)
・三角窓ウェザーストリップ(新品)
・丸型サイドミラー(アーム+ミラー)
・ボディカバー
・エンジンガスケット(新品)
・キャブレターガスケット(新品)
・スターターモーター
・ドアアウターハンドル(新品)
・ドライブシャフトオイルシール(新品)
・ワイパー(新品)
・イグニッションコイル
・ディスビキャップ
・ヘッドライトレンズ(車検用)
・アンダーカバー

車は愛知県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
 300万円→250万円
画像クリックで拡大出来ます
稀少なデリバリーバンです 
シンプルなリヤビュー 
とても雰囲気があり、カッコイイと思います 
サファリウインドウをフィクスウインドウに変更 
スライドドアにサイドウインドウを追加 
このアングルもいいですね 
 
こちらにはスライドドアはありません 
リヤウインドウはサファリタイプの開閉式 
スライドドアを開けたところ 
ヘッドライトRH 
ヘッドライトLH 
シンプルなテールライト 
 
右サイドの塗装の割れ 
左リヤコーナーの当てキズ 
フロアパネルLH 
フロアパネルRH 
フロントアンダーカバー部 
コックピット 
燃料メーター 
スピードメーター 
タコメーター 
AMラジオ 
扇風機 
3連メーター 
フロントベンチシート 
 
ベバストヒーター吹き出し口 
ベバストヒーター本体 
フレッシュエアパネル 
フロントドアLH 
フロントドアRH 
ペダル類 
サイドカーゴ部 
リヤシート(シート下に小物入れあり) 
シート表皮 
サイドカーゴRH 
サイドカーゴLH 
エンジンルーム 
冷却用ファンが見えます 
バッテリー側、IG用のリレーが見えます 
リヤカーゴの整備パネル 
整備パネルを開けたところ 
エンジンオイルサンプ 
エキゾーストマフラー(J/SPORTS製) 
ホイール 
ストックパーツ@ 
ストックパーツA 


この車両のお問い合わせは

エンスーの杜 愛岐オフィス
TEL/090-4853-3008(アサカワ)

またはEメール↓にて
エンスーの杜車両問い合わせ
asakawa-m@msh.biglobe.ne.jp

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