●インプレッション
アメ車、旧車を乗り継いでこられたオーナー様が、一瞬で心奪われ手にいれたフォルクスワーゲンタイプⅠのご紹介です。いわゆるビートル、カブト虫の愛称で呼ばれてきたモデルです。フォルクスワーゲンは2011年から後継モデル「ザ ・ビートル」を販売していますが、こちらも2019年に生産終了し、本車種から通算して約80年の歴史に幕を下ろしました。
完璧にレストアされたモデルですが、フルノーマルではなく現代においても実用的な足として、いやそれ以上快適に乗れるビートルとして再生されています。
特筆すべきは、スタイリングのセンスの良さ。
ビートルの美しい曲線をさらに際立たせているのが塗装の美しさ。この色の深いみとツヤの美しさはぜひ実車をご覧になっていただきたいと思います。
ネイビーカラーの塗装はシックな色合いで落ち着いたな佇まいをしていますが、随所にレーシングモデル仕様の味付けが施されています。オーバーフェンダーに収められたワイドタイヤ、リアフードのエアインテーク、程よく落とされた車高もセンスよくまとめられていると感じます。
それもそのはず、前オーナーは神戸の有名なカスタム専門店NEWINGの社長個人所有のスペシャルビートルでした。社長自らが徹底的に手を入れています。ショップオリジナルのカスタムパーツ、ボディパーツを惜しげもなく使い、内装も快適なドライブが楽しむために随所に目が配られています。
1600ccウェーバーツインキャブエンジン。車重も 830kgと軽量なので、一般道での加速は軽快でスポーティです。
走行メーター読み11,100kmで購入後2000kmほど走行して現在、14,000kmほどです。
内装 装備 機関
●エアコン
取材日は37度の猛暑でしたが、エアコンはバリバリ冷えます。ただし、少しアイドリングをあげて上げる必要があります。三角窓は意外と涼しく、走行中は爽やかな風が感じられます。
●グラマラスに張り出した前後ワイドオーバーフェンダーに収められたスピードスターレーシングホイール。リアに新品に近い10分山BF Goodrich 225/60 15インチ フロント175/50 15インチ
●オールペンされた塗装は上品なネイビー
●アルミのステップ
●リアエンジンフードは、エアインテークの効率を上げるレーシングタイプのエンジンフード。
●1600ccエンジンにウエーバーツインキャブ。タイミングベルト、Boshプラグコードも交換済み。
●ヘッドライトもしっかりHIDタイプに交換されています。
●きれいに仕上げたシートは上品なブラウン。本革ではない手入れのしやすい合成皮革の座り心地よさそうなシート。内装の専門店の仕事だけあってカスタムとは思えない純正のような仕上がり。シートだけでなくドアの内張りも同じブラウンで統一されています。
●天井も明るいアイボリーに張り替えてあります。シートのブラウンが引き立ちます。
●運転席から見るインパネ周りは、メーターは電圧、油温、油量、スピード、タコメーターの5連メーター。一番右のタコメーターの隣に、キルスイッチ。駐車時のバッテリーあがりを防止します。
●レーシーなモモステアリング。
●ハーストタイプクイックシフター。
●オーディオも完備、MITSUBISIのCDプレーヤーにケンウッドスピーカーが後部座席の後ろに設置されています。オーディオの好きな方は
●エンジンスタートは、ボタンスターターに変更。また、アクセルペダルを踏むとエンジンスタートします。動画を見ていただければわかるよにエンジンスタートも１発でかかります。
●レーシーな左右２本出しのステンレスマフラーとWEBERキャブの野太い排気音がレーシーな雰囲気を呼びます。
●バックミラーや前後バンパーのクロームメッキ部分もほとんどが、いい状態で、サビも最低限見られるレベルです。コンパウンドで手入れしてあげる楽しみが残っています。ホールも磨けば輝くシルバーに復活するでしょう。
●ウインドー周りのウェザーストリップやゴム類もしっかりと交換してあり、まだツヤが残っている状態です。
お車は東京都足立区にございます。
個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル預託料金、自動車税（月割り）がある場合は、別途頂戴いたします。
以上の記事内容は、オーナーさんのコメントと取材をもとに作成したもので、わかる欠点なども含めて記事を作成しておりますが、不具合箇所、整備履歴、修復歴などに関して取材時に完全に把握することはできませんし、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。エンスーの杜より無理に購入を勧めることはございませんので、最終的にはご自身でご確認の上、購入をお決め下さい。
