＜ボルボ 850エステートについて＞

ボルボ850は1991年に発表、各国で1992年に発売されたボルボの中型車であります。

エンジン横置きのFWDレイアウトを採用し、直列5気筒エンジンを搭載し以後のボルボ各車の設計に大きな影響を与えたモデルであります。

当初はボルボセダン伝統の6ライトスタイルのセダン一種でしたが1993年にはワゴンモデルが追加され、セダンを凌ぐ人気を博しました。

日本国内では850が1990年代のステーションワゴンブームの火付け役となりスバルレガシィや日産ステージアなどの日本の自動車メーカーのステーションワゴンに大きな影響を与えました。

なお、ボルボ850エステートは1994年度グッドデザイン大賞を受賞しております。

エンジンバリエーションは全て直列5気筒で、日本では最初にDOHC20バルブ搭載車がリリースされ続いてDOHC10バルブ、ターボチャージャー付と順次バリエーションが拡充されました。

のちに最終限定モデルとして、クラシックがセダン・エステート共に台数限定で販売され国内販売を終了しました。

＜当車両について＞

ショップに置いてある当車輛に一目惚れしたオーナー様
購入されてからコツコツと路上復帰させるべく、自分で出来る範囲の所とショップにてメンテナンスして車検取得されたのが2023年11月

メンテナンス箇所を抜粋して下記に記載します。

・タイヤ交換（ピレリ アイスアシンメトリコ)
・ホイール交換（V70純正15インチスチールホイールに換装）
・油脂類交換
・エンジンマウント交換
・運転席ドアストッパ交換
・ハッチゲートダンパー交換
・ブレーキホース4輪交換
・O2センサー交換

・バッテリー交換
・ETC取付

複数のエンスー車を所有されるオーナー様
ガレージ整理とのことでエンスーの杜へ掲載依頼されました。

＜外装＞

ダークグリーンメタリックのボディ色は艶もあり年式相応の状態です。
陽の当たり方によってはブルーのように見えたり、グリーンのように見えたり綺麗な色です。

残念ながらルーフパネルの一部にクリアの痛みが見受けられました。

フロントバンパーの樹脂部に擦り傷・リアフェンダーに凹みが見受けられました。

フロントAピラーモールのフィルムが剥がれてしまいアルミが露出しております。

タイヤはピレリ アイスアシンメトリコを装着
ホイールはオーナー様の拘りでV70純正15インチスチールホイールに換装されています。
オリジナルのクラシック専用16インチペルセウスアルミホイールは別途保管しております。

詳細はご見学時に現車確認をお願いします。

＜室内＞

ブラックとウッドが印象的な室内は全体的綺麗な状態を保たれています。
レザーシートの状態は一部劣化していますが年式相応かと思います。

天井は後部座席に一部タレがありました。

純正オーディオはFMの入りが調子よくない時があるそうです。

詳細はご見学時に現車確認をお願いします。

 

＜エンジン＞

始動性はとても良好でアイドリングも安定しておりました。
気になるようなオイル漏れや白煙等見受けられませんでした。

直列5気筒エンジンサウンドがとても特徴的でした。

オーナー様曰く、タイミングベルトの交換履歴が2011年/52000km時なのでそろそろ交換時期かと思いますとのことでした。

＜取材後記＞

コンディション維持のため、走行距離は伸びますことをご了承ください。

なお、オーナー様ご多忙のため、ご見学については購入検討の方のみに限らせていただきます。

個人のため、消費税はかかりません。
リサイクル料(16,900円)及び及び自動車税の残存期間分は別途ご負担下さい。

 

車両は栃木県にあります。

詳細は車両見学の際にご確認ください。