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◆ボルボ240シリーズについて
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1974年にボルボ240シリーズはデビューします。当時、ボルボの車名はシリーズ名+エンジン気筒数+ドア数という法則に従って車名をつけていました。
4気筒を搭載するモデルが240、P.R.V.(プジョー、ルノー、ボルボ3社による共同開発)のV型6気筒を搭載するモデルが260と名付けられました。
4気筒で最もベーシックな2.0リッターが242、2.2リッターのセダンが244、ワゴンが245、同様に6気筒はセダンが264、ワゴンが265となります。
1978年に丸型ヘッドライトが角型に変更となります。1981年にはボルボ初のターボモデルが登場します。このターボモデルですがETC(ヨーロピアン・ツーリングカー・チャンピオンシップ)で大活躍します。特に、1985〜1986年と2年連続チャンピオンに輝きました。その無骨なスタイルから「フライング・ブリック(空飛ぶレンガ)」と呼ばれてボルボの耐久性とスポーツ性を大いにアピールすることとなりました。
1982年に760シリーズがデビューすると、260シリーズは'85年にフェードアウトし、すべてのシリーズ名が240となります。
240シリーズは大きなマイナーチェンジをせずに19年にも及ぶ長いモデルライフを送ることになったのは皆さんの知るところです。
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◆ご紹介する車両について
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今回ご紹介する車両は、1985モデルのボルボ245ワゴンです。
現オーナーさんは、エンスーの杜のサイトで購入します。
現オーナーさんは、過去にも違うモデルですが、ボルボを所有していた時期があるそうです。アウトドア好きな方なのでボルボは打って付けの車のようです。
購入後、以下の整備を実施します。
・タイミングベルト交換
・テンショナー交換
・ウォーターポンプ交換
・リヤスタビライザーブッシュ交換
・フューエルポンプ交換
・フューエルポンプリレー交換
・フューエルフィルター交換
・水温センサー交換
・O2センサー交換
色々と楽しんで来られましたが、環境の変化により売却を希望、エンスーの杜への掲載依頼となりました。
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◆外観
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前オーナーさんが再塗装、色替え(ブラック→クリームイエロー)をしています。
塗装は、きれいな状態で、クリアもありました。
ヘッドライトは角4灯式に変更しています。(北米仕様)
バンパーはビックバンパー、メッキとラバーのコンビネーションバンパーです。
ガラスサッシはメッキ、ドアミラーもメッキ、ルーフキャリア(北米仕様)もメッキ、クラシックを感じる仕様となっています。
マッドガードは4輪とも付いていました。
右フロントフェンダーに凹み、キズ、タッチペイントの跡がありました。
左ドアキーシリンダーが故障したため、ドアキーシリンダーを交換しています。
そのため、キーはドアとイグニッションの2本あります。
右フロントターンシグナルライトの取り付けにぐらつきがありました。
右フロントパワーウインドウが故障、ウインドウガラスの上下ができない状態です。
ホイールは14インチの純正アルミホイール、タイヤサイズは185/70R14です。
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◆内装
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インストルメントパネルは、ボディと同じ角張ったデザインです。
シートは合皮、柔らかく座り心地がいいシートです。
北欧ならではのシートヒータースイッチ付きです。リヤシートは可倒式、リヤシートを折り畳むことで広大なラッゲージスペースを確保できます。
メーターはドライバーの前にコンビネーションメーター、センターには油圧計、油温計、電圧計、温度計、そして時計があります。時計は動いていますが時間にずれが生じるそうです。
ルームミラー兼用のドライブレコーダー(カメラはフロント、リヤ)が付いていました。
エアコンを装備、しかし、エアコンガスに抜けがあります。年に1回はエアコンガスの充填が必要とお話がありました。
インストルメントパッドに割れがありました。
オーディオはブルトゥース対応のCDデッキが装備していました。
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◆機関
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エンジンは2.3リッター直列4気筒SOHCエンジン搭載、4速オートマチックトランスミッションとの組み合わせです。
吸気系はAPEXi製のパワーインテークに変更しています。
4速オートマチックですが4速に入りません。原因は不明です。
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◆足回り
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リヤショックアブソーバーは、ビルシュタイン製でした。
エンジンルームにストラットタワーバーを装着、リヤサスペンション部にはスタビライザーバーを装着しています。
車は愛知県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。