＜トヨタ セリカ GT-FOURについて＞

1985年8月に4代目へとモデルチェンジしたセリカのスポーツモデルとして1986年10月にセリカ GT-FOURを発表しました。

セリカ GT-FOURはトヨタのモータースポーツを長らく支えた3S系エンジンをターボで架装した3S-GTE型を搭載。
フルタイム4WDを組み合わせ、5ナンバークラスの日本車としてはトップクラスのメカニズムと性能を誇りました。

サスペンション形式はマクファーソンストラットを用いた4輪独立懸架。
しかし、GT-FOURには太いスタビライザーを装着。
リアはサスペンションメンバーをサブフレーム構造とし、操縦性、走行安定性、快適性を確保しました。

タイヤに関しても、こうした性能に見合うものとして当時、高性能タイヤとして定評があったピレリP600を標準装備していました。

TTE(トヨタ・チーム・ヨーロッパ)発足初期から先代セリカが参戦していた世界ラリー選手権(WRC)は当時、2WDから4WDへの転換期でした。それはランチア デルタというクルマの存在でした。
連戦連勝していたランチア デルタに対して4WDとなったセリカGT-FOURは、WRCを戦っていたTTEにとって、希望の光となりました。

WRCの規定がグループBからグループAに変更となりベース車両の販売台数規定が400台以上から5000台以上となったためセリカ GT-FOURでの参戦は1988年まで待つこととなりますが1990年にカルロス・サインツ選手がドライバーズタイトルを獲得するなど華やかな記録と共に、トヨタ初のフルタイム4WDはWRCで実力を証明されました。

＜当車両について＞

2014年11月に購入、2019年6月より自宅保管し
2023年3月に再度車検取得し、公道復帰しました。
オーナー歴不明　
事故歴・修復歴なし（現オーナー時は無し）
ナカミチ製1dinカセットデッキ付き(オリジナルあり)
ETCあり

メインの車を所有しているのであまり乗る機会が減ってしまいクルマのことを考えると大切に維持管理してくれる方がいればとの想いによりエンスーの杜へ掲載する運びとなりました。

＜外装＞

ホワイトのボディは艶も有り綺麗な状態です。
「CELICA」や「GT-FOUR」などのデカールも綺麗に残っております。

しかし残念ながらRバンパー付近に塗装のクラック・パテ割れが見受けられました。
またR右フェンダーに塗装のタレが見受けられました。

OZ RACING製15インチアルミホイールも良好な状態です。

サスペンションは減衰調整式車高調に換装されています。

オーナー様曰く、下記箇所に不具合があるとのことでした。
・電動ミラー不動
・助手席側キーシリンダー不動

詳細はご見学時に現車確認をお願いします。

＜室内＞

ブラックのオリジナルシートは年数と距離を考慮しても綺麗な状態です。
運転席シートの電動ランバーサポートは動作確認済みです。

オリジナルのステアリングも希少です。

オーディオはナカミチ製カセットデッキがついております。
オリジナルのカセットデッキはあります。

メーターパネルの電球をLED化されており、その際にグリーン→ホワイトへ換装されています。
インパネ及びエアコンパネルの電球をLED化されているとのことでした。

詳細はご見学時に現車確認をお願いします。

＜エンジン＞

始動性はとても良好でアイドリングも安定しておりました。
タイミングベルトは直近で交換されています。
(2023年8月/186344km時)

マフラーは中間より後ろがステンレスマフラーに換装されています。

詳しくはyoutubeに動画アップしましたのでご確認頂きたいと思います。

＜その他＞

また、オーナー様より下記パーツをお付け頂けるとのことです。
・フロントブレーキローター
・純正2dinカセットデッキ
・新型車解説書(ディーラー向け)
・パーツカタログ(ディーラー向け)

＜取材後記＞

オーナー様のご厚意により、同乗走行させていただきました。
youtubeに動画アップしましたので宜しければご確認ください。

コンディション維持のため、走行距離は伸びますことをご了承ください。

なお、オーナー様ご多忙のため、ご見学については購入検討の方のみに限らせていただきます。

個人のため、消費税はかかりません。
リサイクル料(6,810円)及び及び自動車税の残存期間分は別途ご負担下さい。

 

車両は栃木県にあります。

以上の記事内容は、オーナー様のコメントをもとに作成したものです。

整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。

詳細は車両見学の際にご確認ください。