1969年にモデルチェンジされた2代目パブリカです。

初代パブリカは空冷エンジンでしたが、この2代目からは水冷エンジンに変更されています。

ただ、モデルチェンジ直後は2代目のボディに、初代の空冷エンジンを搭載されたものも販売されたそうで、今回ご紹介の車両はそのタイプになります。

初代パブリカ程、販売数が伸びなかった上、空冷のエンジン搭載の2代目は台数が少ないそうで、希少な車両となります。

オーナーさんは4年ほど前に購入しました。

関東地方の農家の納屋で眠っていた、いわゆるバーンファインドの車両だったそうです。

外装はソリッドの白です。
オーナーさんが購入後に塗装されました。マスキングでの塗装だったようで、塗装がゴムにはみ出ている箇所があります。

目立つ傷やへこみはありません。
長くの納屋にあったとのことで、ボディ本体のコンディションはかなり良いと思います。

現在もガレージ保管です。

ボンネットのシルバーはカッティングシートです。

ヘッドライトは明るいものに交換しています。
バンパーも白で塗装しています。

タイヤは購入時に交換。ホイルも社外品に交換しました。

リアのエンブレム、バッチは購入時から付いていなかったそうです。

内装もきれいに使用されています。

ドア内張には、保護ビニールがかかっています。

ステアリングはMOMOに変更、オリジナルはありません。

オドメーターは3万キロになっており、実走行と思われます。
ただ、車検証の備考欄には28万キロとの記載があり、おそらく陸運局の職員が5桁オドの見方を間違ったものと思われます。

メーター回りやインパネにも痛みは少ないです。

レトロ感を感じるシートには、大きな痛みはありません。
運転席のパイピングに少し、露出がある程度です。

シートのヘッドレストには、ダイハツのマークが入っています。

おそらく、パブリカと同じ形状の、ダイハツコンソルテのシートを移植したのではないかと思われます。

リアシートと同一のパターンなので、統一感はあります。

天井もきれいです。

足元には絨毯が敷かれており、これも購入時からだそうです。
めくると、オリジナルのゴムマット、その下に確認できるフロアの状態も良好です。

エンジンはツインキャブに変更。
購入時にエンジンOHを実施しました。

コンディション維持のため、たまにエンジンをかけています。

車は千葉県にあります。
個人の為、消費税はかかりません。