今回ご紹介しますのは昭和４８年式トヨタ カローラレビン (TE27-MQ)です。

トヨタ カローラレビン (TE27)は、トヨタ自動車が開発した3K型エンジンをベースに、ヤマハ発動機と共同で開発した2T-G型エンジンを搭載したスポーツカーです。

このエンジンは、DOHCという当時としては先進的な技術を採用し、最高出力115馬力、最大トルク14.5kgmを発生しました。

このエンジンは、カローラレビンだけでなく、セリカやコロナなどにも搭載されました。

また、この車は、フロントにマクファーソンストラット式サスペンション、リアにリジッドアクスル式サスペンションを採用し、安定した走りを実現しました。

当時の日本の自動車業界に大きな影響を与えた名車です。

この車の初年度登録は昭和４８年２月です。現オーナーは平成３０年１０月に走行距離３２,５１５ｋｍ(メータ読み)の状態で、東京在住の前オーナーより購入されました。

　　
【全体的な状態】

元色でオールペンとガラスコーテイングされており、前オーナーによると、平成２２年頃に新品純正部品を大量に購入してレストアされているとのことです。

純正品以外のパーツは、マフラー（フジツボ製）、デスビとイグナイター（2T-GEU用純正）くらい。

現オーナーはオリジナルに拘る方で、ステアリングなども希少な純正当時物になっています。

外観・内装・エンジンルーム・下回りとも非常に綺麗で、オリジナル度も高い状態です。

【エンジン】

点火系とマフラー以外はノーマルで、純正キャブレターは、平成３１年に、神奈川県のキャブ専門ショップでフルＯＨしており、非常に好調です。

点火系は、純正フルトラ（２Ｔ-ＧＥＵｴﾝｼﾞﾝ用）のデスビとイグナイターに交換されており、メンテナンスフリーです。

マフラーは購入した時点でフジツボに交換されており、音量は少々高いですが、車検は問題ありません。

【足回り】

カタログ写真にあるレビンの状態を目指して、同じデザインの鉄ホイールに変更、タイヤは平成３０年製でまだ赤いラインが残っています。

ショックはオーナーの好みで少しソフトな物に交換しています。

オーナーからいただいたジャッキアップして撮った写真をこちらより確認いただけます。
https://photos.app.goo.gl/B4mwdVUZbXj4jWPu9

【その他】

現オーナーは雨天未使用で屋内保管するなど、非常に大切にされていましたが、今回、年齢的に厳しいことから、売却を決断されたそうです。


【付属品】

元々付いていたホイール・タイヤ（185/60R13　80H、平成２５年製、7分山位です）

鉄ホイール用センターキャップ　（新品２個）

アンダートレイ（新品）

純正マフラー（中古品で、画像の通りです）

当時のカタログ（昭和４７年１０月発行）

 

 

このページの車両は車の個人売買の情報サイト「エンスーの杜」に掲載されたものです。

エンスーの杜は広告代理店であり、掲載車両は個人所有の物で、オーナーさんの依頼により取材を行ったものをFOR SALEとして掲載しています。

記事内容は担当者が1時間程度の取材時間の中で、オーナーさんのコメントと、見聞したものを元に作成したものですので、見落とし等で現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります。

また全て裏づけを取って記述している訳ではないため、誤記等の可能性もあり、状態を保証するものではありません。

状態等のコメントもあくまで取材時の状況及び、取材担当者の主観によるものですので、月日が経過して写真や記事と異なる場合がある事をご承知おき頂き、現車確認の際に必ず状態をご確認下さい。

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