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トヨタ コロナマークII グランデ 2ドアクーペ 1979年式
車検 2023年11月 走行 72,303km実走行 備考 ・車名 トヨタ ・型式 E-MX41 ・車体番号 MX41-641566 ・E-MU1988ccエンジン ・グランデ・フル装備車 ・希少2ドアクーペ ・オリジナル色にて全塗装済み ・復刻版ロンシャンXR415インチ ・ピロアッパーマウント付きワンオフ前後車高調整キット装着 ・ワンオフステンレス・マフラー装着 ・当時物カーペット ・ドラレコ&ETC付き
長さ 467cm 168cm 高さ 139cm 重量 1250kg 排気量 1988cc
取材日2023年8月23日

「あの日の想いから約40年経過・・・“こんなマークIIに乗りたかった”という夢は現実に叶う・・・!ワイドリム15インチ・ロンシャンXR4をツライチ・ローダウン・・・!直6E-MUエンジンは、ミッドレンジの効いたカスタム・マフラーで、79年式トヨタ・コロナマークIIグランデ・2ドアクーペを別次元のカスタムカーへと誘う・・・!」

 

 

 

国内経済が高度成長期から安定成長期へと切り替わっていった1970年代・・・。それまでの高度成長期に蓄えられた資本と、磨かれた技術を活かして、車のデザインが自由を得た時代でもありました・・・。

それまでのセダンが中心だったデザインが、海外で作られる美しい2ドア・ボディデザインに大きく刺激を受け、フランス語のcoupé(フランスではクペもしくはクッペ)と言う“デザイン文化”が輸入されます・・・。セダンより低く・・・、流れるように美しいルーフラインを纏い・・・、今振り返っても惚れ惚れするようなクーペ・モデルが多数発売され、スポーツ感と躍動感をクルマに追い求める若い世代の人々の心を大いに掴みます・・・。

残念ながら「一台でセダンとクーペを作り分ける・・・」という当時の手法は、膨大なコストを必要とするため、今現在世界中の自動車メーカーを見回してみても、新型車で導入される例は1台も存在せず・・・、まさに「70年代固有のデザイン手法」とも言える存在となってしまいました・・・。

そんな70年代を代表とするイメージ・・・個体数も激減した非常に希少なクーぺ・デザインを持つ「79年式トヨタ・コロナマークIIグランデ・2ドアクーペ」(通称ブタ眼)を、「あの時こんなマークIIに乗りたかった・・・!」と作り込まれたオーナー様・・・そして全員クルマ好き・・・というご家族様がおられました・・・。
「どこに行っても周囲の人から声をかけられる・・・」という“最高にクールな一台”を本日はご紹介いたします・・・!

 

 

 

 

 

「70年代の特徴的クーぺ・デザインは、甘美な禁断的手法・・・!ローダウンで見事に昇華した・・・!オーナー様の感性で作り込まれた79年式トヨタ・コロナマークIIグランデ・2ドアクーペはこんな一台だった・・・!」

 

 

現在旧車と呼ばれるクルマ達が発売当時の新車で存在した時代に、それらを感性で直感的に感じ、「グッとローダウンしてワイド&ロウなスタイルに変えたら・・・さぞかし個性あふれる素敵な一台になるだろう・・・。」と夢見られた御仁はきっと大勢おられる事と思います・・・。

そんな当時の“夢”が見事に決まった一台・・・

甘く禁断の手法・・・「ローダウン」により特徴的クーペの流麗なルーフのラインはより一層強調され開放的なボディサイドの印象をより誇張しているかの様子・・・。Bピラーが存在しない独特のデザインは、とりわけサイド・ウインドウを全開放した際にサイド一面に遮るものが全くない圧巻の解放感を与えてくれます・・・!

セダンより格段に低いルーフのラインが、ファストバックでリアトランクへ流れ、長いトランクリッドを形成し、ボリュームあるリアエンドのデザインを作るのは、不幸にも比較できてしまうセダンのデザインと比べるとクルマの魅力そのものを変えてしまうほど大きくインパクトのあるもの・・・。
前後ともアッパーマウントにピロボールが使われたワンオフ車高調整キットでバランス良くローダウンされ、さらに万全の調整を受けて仕上がったこの79年式マークIIグランデ2ドアクーペは、まさに別次元のデザインへと、見事にオリジナルを凌駕した存在感を示し筆者の前に佇みます・・・。

今回の数年前にオールペイントを受け、40数年という時間の経過を全く感じない、鮮やかなメタリック・グリーンが非常に目を惹く一台も、まさに当時のイメージが脳裏に残り、走行距離6万キロ台と内外装状態の良い個体と巡り合ったその瞬間に、オーナー様とご家族の感性により、70年代当時を彷彿とさせる復刻版ロンシャンXR4をインチアップの15インチで即チョイス・・・。ワンオフ装着の前後車高調整キットとの組み合わせで、こだわりの“ツライチ装着”を実現した、当時の夢〜想いを見事に具現化した一台というのが素晴らしい所です・・・!

基本的にはエンジン〜トランスミッションなど機関はノーマルですが、車検対応可能なオールステンレス製マフラーをこれもワンオフで制作依頼し装着・・・。うるさくは無いジェントルかつミッドレンジが程よくブーストされ、ワイド&ロウされた迫力のスタイルに非常にマッチする内容へとセンス良くカスタムされています・・・。

通称「ブタ眼」と呼ばれる3代目トヨタマークIIは、より高級感のあるヨーロピアンタイプのデザインで1976年にデビュー・・・、先代のアメリカン・カーを彷彿とさせたスタイリングに、英国風の単眼丸目2灯というフロント・エンドを組み合わせ、独特のボディラインを構築したミドルクラスの車であり、同時期さらに大型のS80系クラウンと共に70年代後半の“新しいトヨタの企業体裁”を示そうとした力作で、80年までの4年間に累計19万2937台が製造されました・・・。

この個体もそうであるように最上級の“グランデ”モデルでは、格上のクラウンで初めて搭載された電子制御燃料噴射装置が、直列6気筒エンジンに搭載され、サスペンションは前輪がマクファーソン・ストラット・・・。他グレードにおいて後輪は4リンクやリーフ式サスペンションであったものの、グランデにはセミ・トレーリング・アーム式4輪独立懸架が奢られ、ブレーキも4輪ディスク・ブレーキが装着されるなど、最上級グレードとして機能的にも下位グレードとは一線を画す物でした・・・。

内装も当時を彷彿とさせる80年代に通じるモケット地・・・。車内に乗り込むと、大切に乗られた一台と瞬時に見受ける事が出来、無論擦れや破れは皆無・・・、柔軟な表面ファブリックに対して座り心地は非常にしっかりしている物でした・・・。
また旧車で気になるポイント・・・。紫外線の影響を受けやすいダッシュボードにおいても割れやクラックも無く、華奢なウッドのATセレクターに、雰囲気のある経年変化がみられるものの、ステアリングを含めた、手が触れる部分にも使用感は少なく大変良い状態・・・。また取材日は酷暑の最中・・・雨上がりの大変蒸し暑い日でしたが、オリジナルのエアコンも快適に効いていました・・・。
これらの内装各部がオリジナルのまま・・・70年代当時の雰囲気を味わえるのは嬉しい所・・・。
国産旧車の醍醐味を存分に味わいながらクールなスタイルを楽しむのは最高・・・!と思う所です・・・。

旧車コレクターにとって、オリジナル志向が好まれる昨今ですが、実は皆様当時夢憧れていたのは、まさにこの様な“クールなカスタム”が見事に決まった一台だったのでは無いでしょうか・・・!
「どこに行っても車好きの方から声をかけられる・・・」というオーナー様のお言葉の背景にも、そんな所が見えた気がしました・・・。

内外装〜機関とも非常に状態良く、実にセンス良く決まった「79年式トヨタ・コロナマークIIグランデ・2ドアクーペ」を前に、気が付けば撮影した写真は300枚以上・・・。大変魅力的な個体を前に、正直取材にもとても力が入った一台だったのです・・・!

 

 

 

 

「79年式トヨタ・コロナマークIIグランデ・2ドアクーペ・カスタム取材後記・・・」

 

 

こうして日々「手放したいご依頼」を受け、取材していると不思議に思うこともしばしば・・・

「あの頃は買えなかったけど、財力のついた今こそ昔乗った憧れた車にもう一度乗りたい・・・」
そう思い、長い時間かけて探し巡り合い・・・、夢に思い描いたままに仕上げることを最大の楽しみとされるエンスージアストの皆様・・・。されど仕上げる工程程楽しいものは無く、最高に素晴らしく仕上がったクルマを手放すご相談を頂くのが日々の事です・・・。

今回のコレクションされる数々のクルマをとても大切にされるオーナーご家族様・・・。取材日当日少し早めに到着すると、酷暑にもかかわらず皆様で写真撮影の為に、洗車して頂いていたのがとても印象的で、愛情込めて大切にされておられる事がヒシヒシと伝わる場面でした・・・。

「どこに行っても声をかけられるとてもクールな一台・・・折角仕上がって、どこにも不具合が無い個体をなぜ手放されるのですか・・・?」との筆者の問いに、「毎日のように乗り、本当は置いておきたいのだけど、最高に良い状態まで仕上がったからこそ手放すのはこのタイミングで・・・」とお答えいただきました・・・。
また取材時72303km表示でしたが、「毎日乗ってメンテナンスするので72500kmとしてください・・・」とはオーナー様のお話しです・・・。とてもご家族皆様のお人柄が伝わるコメントとしてお伝えさせていただきます・・・。

「あの日の想いから約40年経過・・・“こんなマークIIに乗りたかった”という夢は現実に叶う・・・!ワイドリム15インチ・ロンシャンXR4をツライチ・ローダウン・・・!直6E-MUエンジンは、ミッドレンジの効いたカスタム・マフラーで、79年式トヨタ・コロナマークIIグランデ・2ドアクーペを別次元のカスタムカーへと誘う・・・!」

是非“最高にクールな見学”に神奈川県までお越しください・・・。

 

 

 

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この大変素敵な「1979年式 トヨタ コロナマークII グランデ 2ドアクーペ」は現在、神奈川県にあります。

本文中の様に日々乗って健康維持されておられますので走行距離は伸びます事ご理解ください。

個人間売買のため、車両本体の消費税や諸費用等はかかりません。車検付きのクルマになりますので自動車税の月割計算精算並びにリサイクル預託金精算が必要になります。
筆者の法人業務でも旧車陸送業務を取り行っておりますので、ご希望がありましたら是非ご相談ください。

【お問い合わせに際して・・・】
このページの車両は、車の個人売買情報サイト「エンスーの杜」に掲載されたものです。
エンスーの杜は自動車販売業では無く、広告代理業であり掲載車両は個人所有の物で、オーナー様のご依頼により取材を行ったものをFOR SALEとして掲載しています。

過去の整備記録や修理歴など含めて現オーナー様から詳細ヒアリングを実施、事故歴の有無含めて取材しております。
大きな事故歴があった場合、また現オーナー様の所有歴が極端に短く、詳細がわからない場合は取材をお断りし、購入されるお客様に可能な限り安心をお届けする工夫を実施しております。

本記事内容は、2023年8月23日午前11時より、晴天の元、約4時間の取材時間の中で、オーナー様へのインタビューしたものを元に執筆作成したものです。限られた時間での確認につき現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります、また執筆内容に関しても全て裏づけを取ったものではありません。状態等のコメントも、あくまで取材時の天候・状況及び筆者の主観によるものという事ご承知おき下さい・・・。

掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。なお個人間での取引となりますので、冷やかし防止のため、現車確認はあくまで「購入を前提」として検討されているお客様のみとさせて頂きます。

何卒宜しくご検討下さい。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
420万円
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1979年式 トヨタ コロナマークII グランデ 2ドアクーペ 
車検 令和5年11月  走行 72303km実走行取材時表示 
車名 トヨタ ・型式 E-MX41 ・車体番号 MX41-641566 ・E-MU1988ccエンジン ・グランデ・フル装備車 
希少2ドアクーペ ・数年前にオリジナル色にて全塗装済み 
復刻版ロンシャンXR415インチ ・ピロアッパーマウント付きワンオフ前後車高調整キット装着 ・ワンオフステンレス・マフラー装着 
直6E-MUエンジンは、ミッドレンジの効いたカスタム・マフラーで、79年式トヨタ・コロナマークIIグランデ・2ドアクーペを別次元のカスタムカーへと誘う・・・! 
あの日の想いから約40年経過・・・“こんなマークIIに乗りたかった”という夢は現実に叶う・・・!  
ワイドリム15インチ・ロンシャンXR4をツライチ・ローダウン・・・! 
通称ブタ眼・・・単眼丸目二灯は英国風イメージから・・・エンブレムは丸型タイプ 
作り込まれた造形に当時の熱を感じる・・・ライト類も状態良い 
グリルのクロームも状態よし・・・年季の入ったJAFバッチが時代を表す 
丸目ライト〜フェンダーミラー〜ツライチセットの意匠が男心を突き刺す 
深リムのロンシャンXR4とフェンダーの相関関係はいつまでも見ていられる 
数年前に全塗装が施された車体・・・非常に良い印象を醸し出す 
復刻版ロンシャンXR4には22年製のミシュラン185/55R15インチを装着 
長くボリューム感のあるリアエンドデザインが素晴らしい 
ワンオフで制作されたステンレス製エキゾースト・・・長めのデュアル・エンドが美しい 
当時物のリア・アクリル・コンビネーションランプも健在、リムも綺麗 
当時物ステッカーが嬉しい部分 
無鉛ガソリン指定ステッカーが70年代を語る・・・ 
長いトランクリッドがクーぺデザインの流儀を語る 
これも貴重な純正マットガードが装着されている 
当時の衝撃吸収バンパーと非常に綺麗な樹脂製コーナーガード・・・ 
低く構えたこのスタイルにやられてしまう・・・ 
リアの更に深いリム幅に咽び泣くシーン・・・ 
当時物純正パーツ類が惜しげもなく装着される・・・クーペならではの存在感あり 
ワンオフ装着された車高調キットの様子・・・ブッシュ類に至っても良い状態 
ワンオフステンレス製エキゾーストの様子・・・ 
中間パイプから後ろが交換されている、綺麗な下回りと共に・・・ 
内装は全てオリジナルが残る 
70年代の雰囲気が素晴らしいセンターコンソール・・・ 
ダッシュボードに至っても割れなどない 
集中モニターの走りのデザイン・・・走行は取材時72303km 
手が触れる樹脂製パーツも非常に綺麗に残る・・・ACも良く効く 
ATセレクターの木部分の塗装表面の荒れあり 
ルーフも垂れなし綺麗で清潔感溢れる・・・もちろん禁煙車 
70年代当時を彷彿とさせるインテリア鳥瞰イメージ・・・ 
モケットの走りとなった当時物のファブリックシート 
ドライバーズシートも切れ・破れ・傷みは非常に少ない・・・ 
助手席もしっかりした座り心地を感じる 
リアシートに至っては素晴らしい状態で残る・・・ 
上級車80系クラウンで初めて採用されたトヨタ製EFIをグランデモデルでは装着 
確りとメンテナンスされ、良い状態のM-EUエンジン〜トランスミッション 
インジェクションも信頼性あり、毎日乗れる旧車である 
アッパーマウントにピロボールを採用・・・ローダウン後に確りと調整された一台 
インシュレータも確りと残る 
非常に広いリアトランク・・・車高調のアッパーマウントが樹脂製カバー上に存在する 
当時物の断熱材からこの個体の状況が見て取れる・・・もちろん錆など無い 
一番美味しい写真を最後に・・・このクーペならではの解放感が素晴らしい 
とても素敵な個体・・・雰囲気バッチリの70年代ビンテージJDM 


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