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レクサス SC430 2006年式
車検 2024年2月 走行 63,800km 備考 ディーラー車 6AT 複数オーナー ETC
長さ 453cm 182cm 高さ 135cm 重量 1730kg 排気量 4292cc
取材日2022年10月4日

4代目ソアラのマイナーチェンジ版であるレクサスSC430の程度良好車です。

ハイソカーブームの先鞭をつけた初代、バブル景気の波に乗って爆発的な人気を得た2代目、北米市場向けにガラッと味付けの変わった3代目に次ぐ4代目ソアラは、初代レクサスSCたる3代目ソアラのテイストを引き継ぎアメリカン風味の濃厚なモデルですが、大きく変わったのは電動格納式アルミ製ハードトップを備えたオープンモデルとなったことです。

2代目レクサスSCは日本市場においては4代目のソアラとして販売されましたが、日本におけるレクサスブランドの開業に伴いソアラの名前は絶版となり、北米市場と同様のレクサスSCへと改められます.

それと同時にマイナーチェンジが実施されました。

その内容は主に、

・カーナビゲーションシステムの標準装備化

・マークレビンソン・プレミアムサラウンドシステムの標準装備化

・新デザインのフロントグリル

・LEDリアコンビネーションランプの採用

・ATを5速から6速(マニュアルモード付き)へと変更

・ボディ剛性の向上と強化ダンパーの採用

となっています。

その後、細かな年次改良を施されながら2010年まで生産され、それをもってトヨタ製高級クーペの系譜は、2017年のレクサスLCの発売まで一旦終止符が打たれることとなりました。

●● プロフィール ●●

こちらの車両は、多くのエンスー車両を乗り継いできたオーナーさんが2019年2月に購入したものです。

購入時は約56,000kmで、現在は約63,800kmですから、3年半で約7,800km走行したことになりますね。

常に複数のエンスー車両があるため、走行距離はそれほど伸びていません。

●● 外装 ●●

基本的にノーマルです。

小キズはちらほら見られますが、ひと目見て目立つようなキズや凹みはありません。

強いて挙げるとすると、

・助手席側ドアエッジのキズ

・運転席側フロントフェンダーのホイールアーチ前方にあるスリキズ

・ヘッドライトカバーの曇り

あたりになります。

ホイールはカールソンの19インチに交換されています。

量の多少はありますが、4本ともガリキズが見られます。

●● 内装 ●●

外装と同じく基本的にノーマルかつ良好に保たれています。

小キズや劣化は幾つかありますが、ひと目見て目立つような大きなキズや凹みはありません。

気になる箇所としては、

・運転席座面の革のヨレ

・運転席側サイドシル上の樹脂部分にあるスレ

・助手席側サイドシルスカッフプレートの凹み

等が挙げられます。

モディファイ部分としては、

・ETC

・ナビ(carrozzeria AVIC-ZH9990)+リモコン

・スロットルコントローラー(BLITZ)

が挙げられますが、ナビとスロットルコントローラーはもともと付いていたもので使ったことがないとのことですので、オマケ程度のものとなります。

標準装備のナビはインパネ上部の電動格納パネル内にありますが、そちらもほとんど使っていないとのことです。

エアコンは2021年6月に修理済みで、その際リビルドコンプレッサーに交換しているとのことです。

●● 機関・足回り ●●

フルノーマルで、モディファイされた箇所はありません。

直近の主な整備としては、

@2022年2月

・車検

・オイル交換

@2021年6月

・エアコン修理

・・・コンプレッサー交換、ガスチャージ

@2020年2月

・車検

・オイル交換

・Rブレーキパッド交換

・Rマフラー交換

等があります。

●● インプレッション ●●

今のレクサスにはない優美なスタイリングは驚くほど古さを感じませんし、このルックスだけでも所有する価値があると思えます。

シルバーの外装色が、抑揚の強い造形を一層引き立てています。

また、それに組み合わされる、最高級のセミアニリンレザーシートと本木目パネルがシックで上品です。

純正ホイールも特徴的で良いですが、このカールソンの19インチもSC430のキャラクターに合っており、決まっていますね。

走りと見た目でフルオープンとクーペをそれぞれ楽しめる電動メタルトップはさほど開閉に時間もかかりませんし、何と言ってもトヨタ製ですから雨漏りや故障のリスクも低いのが美点です。

助手席にて試乗させていただきましたが、16年という経過年月と19インチというタイヤサイズをものともしない乗り心地の良さは特筆もの、その静粛性と滑らかさで誉れ高い、セルシオと同じ4.3リッターV8エンジンをもって静かに滑らかにパワフルに走るそのさまは、さすがトヨタのフラッグシップクーペと納得できるクオリティ、大人がドライブを愉しむ車としてまさにうってつけの車ですね。

●● その他 ●●

コンディション維持のため、走行距離は多少延びていきます。

色調の微妙な違いや小キズ等の瑕疵が画像や動画ではわかりにくいため見学をお勧めしますが、オーナーさんご多忙につき購入を前提とした場合のみとさせていただきます。

●● まとめ ●●

SC430は、セルシオと同じV8のハイパフォーマンスと、それに匹敵する静粛性や乗り心地を味わえ、今のレクサスにはない穏やかで上品な雰囲気が楽しめる車です。

それでいて中古車ならではの値頃感もしっかり享受できるところも美点です。

同クラスの高級クーペは輸入車にも多くありますが、故障の頻度やメンテ費用感に不安が少なく、全国各地にディーラーが多くあるという安心感はやはりトヨタならではですね。

そんなSC430を、程度良好な個体があるうちに堪能しておくことは、価値のわかる人にとっては良い選択だと言えますね。

オーナーさんは車両入れ替えのため、売却を希望されています。

お車は、東京都練馬区にあります。

個人の為、消費税はかかりませんが、リサイクル料(14,120円)と月割りの自動車税のご負担をお願いいたします。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
SOLD
画像クリックで拡大出来ます
4代目ソアラのマイナーチェンジ版であるレクサスSC430の程度良好車です。
今のレクサスにはない優美なスタイリング。
エレガントなクーペスタイルです。
オープンのスタイルも秀逸ですね。
 
古さを感じません。
日本車離れしたスタイリングです。
カールソンの19インチも決まっていますね。
フロントからサイドにかけて目立つようなキズ凹みはありません。
 
 
 
灯火類やエンブレム類も良好です。
 
ヘッドライトカバーにはやや曇りが見られます。
ホイールは4本とも概ねこのような状態です。
 
 
運転席側フロントフェンダーのホイールアーチ前方にあるスリキズ。
助手席側ドアエッジのキズ。
ルーフやフード類の塗装も良好です。
 
リア回りも良好です。
 
 
 
リアの灯火類やエンブレム類も程度良好です。
 
インシュレーターを含め、良好に保たれたエンジンルーム。
オープン時のルーフ収納状態です。
オープン時はこのトノカバー以下に荷物を収納できます(ゴルフバッグ1個は可?)。
ラゲッジ内張にやや染みがあります。
クローズ時はまずまずの広さですね。
 
 
最高級のセミアニリンレザーシートと本木目パネルがシックで上品です。
 
助手席側サイドシルスカッフプレートの凹み。
 
 
ステアリングコラム上にスロットルコントローラーが設置されています。
社外ナビが設置されています。
純正ナビは上段カバーの中に。
 
  
リアシートは極狭ですが、手荷物置き場として重宝しますね。
 
 
 
ブック類も整っています。


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TEL/090-2540-5952(ヤマナカ)

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