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トヨタ カローラ レビン 1600(TE27) 1972年式
車検 2024年4月 走行 73,780km 備考 前期型、オリジナル度高、5速MT、2オーナー
長さ 395cm 159cm 高さ 133cm 重量 850kg 排気量 1588cc
取材日2021年8月20日

★ トヨタ カローラ レビン 1600(TE27)に関して
英語で稲妻の意味を持つレビン(Levin) は、2代目カローラの高性能バージョンとして1972年に登場。
足まわりを固め、FRP製オーバーフェンダー(後期型は金属製)を装着し、迫力を増したボディが特徴である。

軽量コンパクトな大衆車のボディに強力なエンジンという成り立ちから、モータースポーツでの活躍は目覚ましく、特に世界ラリー選手権(WRC)ではトヨタワークス初の総合優勝を飾り、また日本国内ラリーでもエントラントのほとんどがTE27型レビンで占められることもあった。

搭載される水冷直列4気筒DOHCエンジンは、1588ccの排気量から最高出力115ps/6,400rpm (グロス値)、最大トルク14.5kgm/5,200rpmを発揮し、最高速度は190km/hに達した。

◆当車について◆
2014年3月に購入し、現在2オーナー目、取説・マニュアル関連無し、禁煙車、整備記録は現オーナー時のみあり、屋内保管、雨天未使用、事故歴・修復歴無し、ETC、スペアキーあり。

※型式/TE27、原動機の型式/2T、車台番号/TE27-076●●●

◆エクステリア◆
ボディカラーは純正のインディアナポリスオリーブ、時期は不明ですがオールペイントされており、またコーティングも施工されている事もあり艶があります。
また長年屋内保管だった様で、メッキや樹脂類の劣化は殆どありません。

外観的にはホイールとマフラーが変更されている以外はオリジナルの状態を保っています。

ホイールはTOM'Sの6J-14インチ、
タイヤはダンロップのスタッドレスを装着していますが、サマータイヤは重いので敢えて軽量のスタッドレスタイヤをチョイスしているそうです。
2018年51週製造の175/65R14で、6分山程度あります。

ちなみに純正は13インチのスチールホイールにタイヤは175/70HR13ですので同幅で1インチアップしています。
なおオリジナルのスチールホイールはありません。

錆はボディは勿論の事、フェンダー内、下回りを含めて殆ど無く、50年近く前の未レストアの車両としては非常に状態は良好です。

気になる点としては小傷が1ケ所と軽いエクボが2ヶ所程ありますが、指摘されなければ判らないレベルです。

惜しむらくは、オールペイントの仕上がりが良くなく、ペーパー跡が残っていたり、塗装のブツブツが出てしまっている事で、トランクや左のクオーターピラー付近に散見されます。

◆インテリア◆
車内もオーディオがカセット付きに変更され、リアトレイにスピーカーが増設されている以外はオリジナルの状態を保っています。

ラジオは聞けますが、カセットは使えません(オリジナルのラジオはなし)

ヒーターはありますが、クーラーはありません。

天井には当時セリカのオプションだった、ヘッドコンソールが付けられています。

多少の擦れや汚れはありますが、全体的に状態は良好で、初代のオーナーが如何に大切にしてきたかが良く判ります。

なおあまり乗らない事と、日の当たらない屋内に保管されているせいか、リアシートの表面には多少のカビが発生しています。

◆エンジン・整備関連◆
エンジンは軽いクランキングで掛かりアイドリングは安定しています。
フケ上がりも良好で異音や異臭はありません。

オプションのLSDが組み込まれている様で、コーナリングの際にはかなり効果的です。

整備記録は現オーナー時のみとなりますので、オドメーターの走行距離に関しては確証はありませんが、実走行距離との事です。

また整備の主たるものとしては
・フロントウインドウ交換
・フロントウインドウのウエザーストリップ交換
・フロントサスペンションキット交換
・サーモスタット交換
・プラグ交換
・ディストリビューターキャップ交換
・ディストリビューターローター交換
以上が挙げられます。

なおエンジンのOHやクラッチの交換の有無は不明です。

現状、不具合は無いそうですが、ヘッドカバー周辺にオイル滲みがあります。

◆オーナーさんより一言◆
1973年にラリーでトヨタのワークスの27を乗っていた事もあります。
この27は知り合いが新車で購入し、42年間ワンオーナーだった個体で、その友人が他界した際に譲り受けました。

ホイールとオーディオ、マフラーが変わっている程度で、オリジナル度が高く、ドアには新車時のビニールがそのまま貼られています。
雨の日は乗らないのは勿論の事、水洗い洗車はしないため錆は殆ど無く、個人的には日本一程度が良いのではないかと自負しています。

折角手に入れた27レビンですが、コンディションを維持するために月に数回乗る程度のため、欲しい方が居られればお譲りしたいと思います。

当時の希少なカタログもありますのでお付けしますが、それを見て頂ければこの車のオリジナル度が高い事がお分かりになると思います。

◆エンスーの杜取材担当者の私情インプレ◆
オーナーさんのドライブで取材場所まで移動しましたが、ワークス仕込みの「27使い」のドライビングテクニックは、約50年経った現在でも健在でした。

街中をソレックスの吸気音と、ワンオフのステンマフラーからの快音を響かせながら、コンパクトなボディをヒール&トウを駆使して操り、交差点をタイヤを鳴かせてコーナリングする姿は、かつてラリーシーンを思い出させて頂きました。

グロスで115psのエンジンは、ネット換算にすれば98ps程度で、現代の車と比較すると大したスペックではありませんが、ただその非力さを感じさせない、パワーバンドに乗せたオーナーさんのドライビングテクニックがこの27の持ち味を最大限に引き出していました。

オーナーさんは、最新のトヨタのGRヤリスをラリー仕様にして、現在もラリーに出場していると言う位のスーパーシニアですが、更にもう一台別の車を手に入れたため、この27レビンを手放す事にされたと聞きました。

ファーストオーナーにより長年大事にされて来たこの27レビン、滅多に出ない、オリジナル度が高く状態の良い個体だと思いますので、お探しの方はこの機会をお見逃し無く!

◆お問い合わせに際して◆
・このページの車両は車の個人売買の情報サイト「エンスーの杜」に掲載されたものです。
エンスーの杜は広告代理店であり、掲載車両は個人所有の物で、オーナーさんの依頼により取材を行ったものをFOR SALEとして掲載しています。

・記事内容は担当者が1時間程度の取材時間の中で、オーナーさんのコメントと、見聞したものを元に作成したものですので、見落とし等で現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります。
また全て裏づけを取って記述している訳ではないため、誤記等の可能性もあり、状態を保証するものではありません。

・状態等のコメントは2021年8月20日の取材時の状況及び、取材担当者の主観によるものですので、月日が経過して写真や記事と異なる場合がある事をご承知おき頂き、現車確認の際に必ず状態をご確認下さい。

・掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。(メールでの価格交渉はご遠慮下さい)

◆現車確認に関して◆
・当車両は神奈川県にあります。

・車をご覧になる場合は、掲載ページの一番下に記載してあるメールアドレス宛にメールをお送り頂ければ折り返し「現車確認申込書」をお送りしますので、お申し込み頂き次第、日程調整をさせて頂きます。
(個人情報保護の関係上、具体的な場所はお申込み頂いた方だけにお教え致します、なお携帯のメールアドレス以外でお願いします)

・個人間での取引となりますので、冷やかし防止と個人情報保護のため、あくまで購入を前提として検討されている方のみとさせて頂きます。

・オーナーさんの都合上、日程は応相談でお願い致します。

◆購入される場合◆
・車両代金
・自動車税(45,400円)を、購入月の翌月より3月までの未経過分の精算をお願いします。
・リサイクル料(4,770円)の全額負担をお願いします。
※ 法人名義ですが、価格は消費税込みとなります。
※ 個人売買のため、支払いは現金一括で現状渡しのノークレームとなります。また、 陸送等の手配は購入された方に行って頂きます。



【2022年4月21日追記】
車検を更新しました。価格は据え置きとしますので、実質的な値下げになります。

 SOLD
 
画像クリックで拡大出来ます
1 往年の名車である27レビン
2 オーバーフェンダーが当時の憧れだった
3 ボディカラーは純正のインディアナポリスオリーブ
4 オールペイントされコーティングされている
5 ホイールはトムスの14インチ
6 車重850kgの軽量、コンパクトなボディでラリーシーンを席捲
7 ボディには艶がある
8 Levinのエンブレムがこの車の素性を物語る
9 メッキバンパーには光沢がある
10 フロントグリルの焼けやヤレは無い
11 ヘッドライトは小糸でバルブはハロゲン、コーナーの樹脂の状態も良好
12 ボンネットには風景が映り込む
13 フロントガラスとウエザーストリップは交換済
14 ルーフの焼けは無い
15 FRP製のオーバーフェンダーにクラックは無い
16 タイヤは175/65R14、スタッドレスはオーナーさんのチョイス
17 軽いエクボがあるが殆ど判らないレベル
18 車高はオリジナルとほぼ同様
19 左サイドにある小傷
20 リアウインドウはチルトが可能
21 タイヤは6分山程度
22 アンテナは電動式
23 リアウインドウは熱線入り、スピーカーが増設されている
24 ウインカー類には艶がある
25 バンパーに凹みは無く、メッキの状態も良好
26 錆の無い右フロントサス周辺
27 フェンダー内の状態も良好
28 右サイドシルにはジャッキを掛け損なった跡がある
29 錆は全く無い左サイド、マフラーはエキマニ以降から全てステンレスに交換、
30 サスは板バネ、リアデフ周辺にも錆は無い
31 内貼りの浮きは無く、ドア下には錆はおろか水抜き穴の詰まりも無い
32 ドアには新車時のビニールがそのまま付けられている
33 オーディオ以外はオリジナルのまま
34 50年程前の個体としては驚くべき状態が保たれている
35 73,780kmは実走距離との事
36 メーター類の故障も無く、レバー類の動きもスムーズ
37 シフトノブもオリジナルのまま、丸いめくら蓋はオプションの時計が装着される箇所
38 当時のままのシートの擦れや破れは無い
39 アンコもしっかりしていて座り心地は良好
40 シートの表面に若干のカビが出ている
41 セリカ用のオーバーヘッドコンソール
42 フロアマットの擦れは無く、ABCペダルもオリジナルのまま
43 キーで開閉するトランクの動きはスムーズ、フロアは使用感がある
44 スペアタイヤは純正では無くポテンザのラリー
45 ボンネットはセンター止め
46 エンジンはオリジナルのまま
47 バッテリーにはカットオフスイッチ付き
48 ヘッドカバー周辺にオイル滲みがある
49 TE27-MQ(MQはハイオク仕様)
50 希少な当時のカタログ
 


この車両のお問い合わせは

エンスーの杜 神奈川
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