●3代目トヨペット・コロナにつきまして●
初代コロナ(1957〜)、2代目コロナ(1960〜)に続き、特徴的な「アローライン」デザインを採用し、1964年から販売開始されたのが3代目コロナ(RT40型)です。
1965年7月には、日本車初のピラーレス構造の2ドアハードトップ(RT50型)を追加、同年11月にはこれも日本車初となる5ドアハッチバックセダンを追加しました。
ダットサン・ブルーバードとの熾烈な販売競争において1965年にはじめて販売台数を抜いた記念すべきモデルでもあります。
●今回ご紹介するお車につきまして●
今回ご紹介するお車は、トヨペット・コロナ3代目の2ドアハードトップ(RT50型)です。ガレージに2台の日本車の旧車がおさまるエンスーなオーナーさんがファミリーカーとして使用されています。購入後1年が経過していますが、現在もエンジン、ミッション等に不具合はなく、アイドリングも安定しており好調を維持されています。
●外装●
シルバーの外装色は再塗装されているかとは存じますが、大変きれいな状態を維持されています。唯一トランクフードに塗装のウキが見られるくらいです。
●内装、電装関係●
内装も概ね良好な状態を維持されています。シートは一度張り替えられていると思われますがスレや破れもなく、良好な状態を維持されています。クラッシック感を醸し出す横長のスピードメーターもきちんと作動します。エアコンはありませんがヒーターはきちんと作動します。
●機関、足回り等●
機関系はエンジンもミッションも問題はなく、現状不具合はありません。強いて言えば、やや2速がはいりづらいことがあるそうです。
ファミリーカーとして普段使用されているだけあって、撮影時も一発始動しアイドリングも安定しておりました。マフラーは社外品がついており快音を奏でてくれます。
下廻りもきれいな状態で足回りも現状問題ありません。
ホイールは社外のものが購入時より付いていたようです。ボディにはマッチしています。タイヤは購入時に替えたばかりのようでまだ十分ヤマがあり、走行距離も少ないので当分問題ないかと存じます。現状、乗っていて特筆すべき不具合はありません。
●直近の整備履歴の抜粋●
購入時からの期間もあまり経過しておらず、走行距離も少ないこともあり、定期的なメンテナンスにとどまっているようです。
●オーナー様談話●
現在もファミリーカーとして普段乗りに使用しており、コンディションも問題ございませんが、他にどうしても欲しい車ができてしまい、残念ながら車庫事情により手放すことを検討しています。お探しになられている方がいらっしゃいましたらぜひお譲りしたいと思います。
●取材者私見●
シルバーの外装はきれいな状態です。
外装、内装とも50年以上前のお車とは思えない良好な状態を維持しています。
撮影場所まで同乗させていただきましたがアイドリングも安定しており、1トンを切る車重には十分すぎる1500ccエンジンにより気持ちよく加速しており、好調さが感じられました。旧車のエントリーモデルとしてもおすすめかと存じます。
コンディション維持のため定期的に動かしますので、走行距離は若干伸びますことをご了承ください。
個人売買のため消費税はかかりませんが、リサイクル料金・自動車税月割分相当をご負担いただきます。
現車は東京都内にあります。
上記は取材者の私見に基づくところもございますので、ご購入に際しては必ず現車をご見学の上でご納得されてからご検討ください。
なお、オーナー様ご多忙のため、ご見学については購入検討の方のみに限らせていただきます。