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◆スズキ カプチーノについて
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スズキ カプチーノは、1989年東京モーターショーで参考出品、当時の鈴木修社長(現会長)が「発売する」と明言し、1991年に販売が開始されます。
古典的なスポーツカーのスタイル、ロングノーズ・ショートデッキを採用しています。
特に特長的なのはルーフ、3ピ−ス構成で取り外しができ、トランクに収納できるため、フルオープン、タルガトップ、Tトップの3つの形態を楽しめました。
当時、市販されていた軽自動車のスポーツカーの中で唯一のFRレイアウト、フロントアクスルより後部にエンジンの重心を位置させる「フロントミッドシップ」を目指し、フロント51:リヤ49という重量配分を実現します。
また、軽自動車初の4輪ダブルウィッシュボーン式サスペンションを採用しています。
ボディ剛性は、プロペラシャフトを通すセンタートンネルと、大きな断面積を持つサイドシルにより確保しています。
ボディやルーフの各所にはアルミニウムを使用し、純正装着品としては日本最軽量となる14inアルミホイールも用意されるなどの軽量化も行われています。
ブレーキは4輪ディスク、フロントにはベンチレーテッドタイプを採用し、オプションでABSやトルセンAタイプLSDも装備が可能でした。
1995年にはマイナーチェンジを受け、オールアルミニウム化されたK6A型エンジンと16ビット化されたECUを搭載、最大トルクが10.5kgf•m/3,500rpmになりました。
また、エンジンのオールアルミ化やホイールの軽量化などによって前期モデルより10kgの軽量化を図りました。 当初は5速MTのみの設定でしたが、このときのマイナーチェンジにより3速ATも選択できるようになります。
1998年10月、バブル崩壊に伴い、生産を終了。
生産期間が7年間、総生産台数は26,583台。
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◆ご紹介する車両について
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ご紹介する車両は、スズキ カプチーノの前期モデルです。
現オーナーさんは、約3年前にマニュアル車に乗りたくなり、購入します。
もちろん、普段乗る車があるため、週末のドライブカーとして楽しまれてきました。
オドメーターの表示が44,533kmですが、年式および整備記録などを見ますとメーターは一周していると思われますので現走行距離を144,533kmとしました。
しかし、家族の車が増えたり、趣味の車が増えたり、そしてガレージが手狭に、車庫整理のため、売却を決意され、エンスーの杜の掲載となりました。
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◆外観
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ボディはきれいな状態だと思います。
塗装はクリアも残っています。
経年よる塗装の浮きがルーフ部とフロントドア部に見られました。
ヘッドライトレンズは多少の黄ばみが見られます。
ヘッドライトのポジションライトはLED化しています。
そのほかのライトレンズ類はきれいでした。
アンテナは社外品です。
ワイヤレスドアロックを装備しています。
アルミホイールは、純正のアルミホイールに塗装を施しています。
タイヤサイズは175/60R14です。
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◆内装
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内装はオリジナルの仕様、きれいな状態だと思います。
フロントシートも擦れや破れはありません。使っている生地素材がいいのかもしれません。
ステアリングホイールはモモ製の本革となっています。
シフトレバーノブは太径、ジムニーとものとお聞きしました。
オーディオはCDデッキを装備、エアコンはよく効くそうです。
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◆機関
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直列3気筒DOHCインタークーラーターボ搭載、5速マニュアルトランスミッションとの組み合わせです。
エキゾーストマフラーはナビック製、大径ですが車検対応です。
迫力のある排気音を聞くことができます。
◆エンジンの仕様
・種類:水冷直列3気筒DOHC12バルブICターボ
・総排気量:657cc
・最高出力:64ps(47kW)/6500rpm
・最大トルク:8.7kg・m(85.3N・m)/4000rpm
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◆足回り
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ノーマルの足回りです。
特に不具合はないそうです。
◆足回り仕様
ステアリング形式:ラック&ピニオン
サスペンション形式(前):ダブルウィッシュボーン
サスペンション形式(後):ダブルウィッシュボーン
ブレーキ形式(前):ベンチレーテッドディスク
ブレーキ形式(後):ディスク
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◆メンテナンスについて
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以下の整備記録がありましたのでご紹介します。
◆2016.2 車検 15,164km
・エンジンオイル交換
・エンジンオイルエレメント交換
・フラッシングオイル注入
・フューエルパイプ・クランプ交換
・ラジエタークーラント交換
・ブレーキオイル交換
・フロントブレーキキャリパーシールキット交換
・フロントブレーキキャリパーピストン交換
・リヤブレーキキャリパーシールキット交換
・リヤブレーキキャリパーピストン交換
・トランスミッションオイル交換
・ディファレンシャルオイル交換
・パワーウインドウスイッチ交換
・フロントワイパーブレード交換
・スーパーフォアビークル注入
◆2018.2 車検 26,668km
・エンジンオイル交換
・エンジンオイルエレメント交換
・ブレーキオイル交換
・リヤ左右ショックアブソーバーブーツ交換
・フロントワイパーゴム交換
◆2020.2 車検 35,263km
・リヤ左スタビライザーリンク交換
・バキュームホース交換
・スピードセンサー交換
◆2021.1 一般整備
・フューエルレベルゲージASSY交換
・スペアキー作成
◆2021.2 1年点検 38,827km
・エンジンオイル交換
・エンジンオイルエレメント交換
・液体パッキン施工
◆2022.2 車検 41,787km
・エンジンオイル交換
・エンジンオイルパッキン交換
※記録はありませんが現オーナーさんが購入後、以下の整備を行っています。
・フロントブレーキオーバーホール(ピストン、シール交換)
・リヤブレーキオーバーホール(ピストン、シール交換)
・ステンレスメッシュブレーキホースに交換
・足回りをノーマルに戻す
■■ストックパーツ■■
以下のストックパーツを所有しますのでお付けします。
・左右ヘッドライト(中古)
・左右テールライト(中古)
・オルタネーター
・タービン
・前後左右ショックアブソーバー(中古)
車は愛知県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。