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取材日2022年11月30日 |
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「その誕生から終焉まで・・・我が人生と共に見届けて来た、最後のスバル製リア駆動サンバー・・・!二度とこんな軽バンは出てこないぞ!断腸の想いで手放される、極上メンテナンスが施された11年式スバル・サンバーバン・ディアスTV-1は、スバリストならずとも傍に是非置きたい一台だった・・・!」
2012年2月29日・・・ 「サンバーでなければ仕事で困る・・・!このクルマを生産終了することだけはやめてくれ・・・!」 全国の顧客・愛好者からの悲鳴にも似た言葉も受け入れられず・・・、スバル360から始まり、54年間続いたSUBARU(富士重工業)の軽自動車生産は、終焉を迎えました・・・。 故・川上哲治氏が読売ジャイアンツ監督に就任後すぐ初優勝を果たし・・・ 1964年東京オリンピックが大きな契機となり、日本初の高速道路や都市高速道が現れるも、全国レベルでは“舗装された道路”などまだ殆ど無かったあの時代・・・。荒れた道路や急勾配を、商品など荷物満載で走り抜けるクルマ・・・。そして休みの日には流行りの“レジャー”で使えるクルマの登場を、マイカーという言葉が聞こえ始め、豊になりつつある日本国民は切望していたのです・・・。 当時未舗装であった群馬県・赤城登山道路の標高差1000mという連続急勾配を、4名乗車の登頂テストを乗り越え市販化・・・。開発関係者全員の“昭和の熱意”で鍛え上げた“スバル360”のリア・エンジン駆動のドライブトレーンや、4輪独立懸架サスペンションを、そのまま流用した事で得られた“商用車離れした乗り心地”を引き継いだ“スバル・サンバー”は、荒れた道路で荷物に負担掛けることなく運搬する能力や、リアの荷台下の低い位置にエンジンを搭載した事による大きなトラクションから急勾配の登坂に優れた能力を持ち、全国の商店主などの心を鷲掴み・・・!発売後1年でスバル360の販売台数を凌駕し一躍大人気車種となり、勢いに溢れる国民・商店が中心であった昭和の高度経済成長を支えたクルマとなりました・・・。 1961年から2012年まで・・・51年間の累計生産台数はおよそ370万台・・・!約797万台というスバル製軽自動車全体の生産台数の約半数にもそれは及び、スバルの屋台骨のみならず、日本経済を支えてきたクルマとなったのです・・・!
「昭和の高度成長期を支えたサンバーの魅力を熟知したオーナー様・・・。伝説のサンバーをいつか所有したい・・・!長年かけて探してきた2011年式RR-2WD、5速マニュアル・スーパーチャージャー搭載、スバル製サンバー最終型とは・・・!」
子供の頃から見てきたスバル・リアエンジン方式を、他の軽自動車が時代に合わせて全輪駆動方式へと軒並み変わる中、頑固なまでに踏襲され続けたサンバーは、オーナー様にとっても伝説的存在・・・。ご趣味のアウトドア・ライフに活用できればと、“一生物を持つ”お気持ちで探されたとの事でした・・・。 あくまでも走行性能にこだわり、選ばれたのは4WDより車両重量が40kg軽い2WD車・・・。3速ATでは高速道路でエンジンに負担が掛かる為、5速マニュアル・トランスミッション車に絞りじっくりと探し、内外装フル・オリジナル、ボディ〜下回り錆なし、エンジンルームもとても綺麗であったこの最終型サンバーと出逢われます・・・。 このオーナー様は、大切にされておられる複数台のお車に対して「徹底メンテナンス・・・!」をされるお方・・・。“一生大切に乗りたい”とのお気持ちもあり、このサンバーは購入時にタイミングベルト〜ウオーターポンプ交換、ファンベルト一式刷新を実施・・・。加えてその翌月の車両全体セーフティ点検でリフトアップした際にブレーキフルードの“ほんの僅かな滲み”を発見・・・。それならば!と左右フロント・ブレーキキャリパー〜リア・ホイールシリンダーとブレーキ関連のオーバーホールを、サンバーでは有名な埼玉県内の専門店において迷わず実施されたとの事です・・・。 内装も素晴らしくクリーンなイメージ・・・。元々綺麗だった個体をさらに状態良く・・・!と、車内トータルリペアで内装クリーニングを実施されたばかり・・・!少々痛みのあったドライバーシートに関しては、状態の良いシートを見つけて交換し、現在とても印象の良い状態になさっておられます・・・! 動画でもご紹介しております様に、 伝説のリア・エンジン搭載は変わらないものの、最終型まで進化した6代目サンバーは、フロントにストラット、リアにトレーリングアームの4輪独立懸架方式を持ち、路面の追従性は抜群・・・!その昔「スバルクッション」と呼ばれた、軽バンらしからぬ乗り心地と、リアエンジンならではの走りは、昔は商店主・・・現代においてはエンスージアストの心を掴む素晴らしい物です・・・! リアバンパーを開けメンテナンスが可能という、非常に低い位置にSOHC658ccのEN07エンジンは存在します・・・。この低重心リアエンジンならではの鼻先の軽い回頭性は素晴らしい・・・!ステアリングを切るとロールしながらタックイン・・・!スーパーチャージャー付きでナチュラルに低速から加速するリアにトランクションがかかった独特のコーナーリングは、エンスージアストならずとも病みつきになる存在です・・・! そんな「スバル製サンバー最終型」の魅力をたっぷりと味わえる“状態の良い個体”・・・。 このクルマに憧れる“全ての人”が生き抜いた「昭和の時代」を反映した背景から、いつか乗りたかった“伝説的スバル・サンバー”への想い・・・。半世紀を超えるスバルの軽作りの歴史を今に伝える貴重な一台が「スバル製サンバー最終型」なのです・・・。
「2011年式スバル製サンバー・バン・ディアス・TV-1取材後書き・・・。」
冬の光を跳ね返す程、フル・オリジナルが眩しい個体・・・。 「時折アウトドアライフで使いながら、生涯大切に持っておこう・・・」とのお気持ちで、メンテナンスに向き合われたオーナー様でしたが、様々な転機が起こるのが人生ステージの面白い所・・・。止むを得ないガレージ事情勃発に伴い、まさに「断腸の想い・・・」で手放されることを決意されたとの事でした・・・。 この様に徹底して手がかけられた個体をそのままご紹介できるのが、“まだ見ぬ新オーナー様”にとって最大のメリットと、「探しても見つからない・・・、出会いこそ全て」といつもながらに想う筆者です・・・。 「その誕生から終焉まで・・・我が人生と共に見届けて来た、最後のスバル製リア駆動サンバー・・・!二度とこんな軽バンは出てこないぞ!断腸の想いで手放される、極上メンテナンスが施された11年式スバル・サンバーバン・ディアスTV-1は、スバリストならずとも傍に是非置きたい一台だった・・・!」 おそらく・・・これをここまで読み進めて頂けた御仁の中には、このオーナー様と同じ想いで、スバル・サンバーの歴史を、幼少期から見てこられた方もおられると思います・・・。 しっかりメンテナンスされた、唯一無似の存在の確認に埼玉県までお越し下さい・・・。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 個人間売買のため、消費税や諸費用等はかかりません。 【お問い合わせに際して・・・】 過去の整備記録や修理歴など含めて現オーナー様から詳細ヒアリングを実施、事故歴の有無含めて取材しております。 本記事内容は、2022年11月30日13時より、曇り空の元、約4時間の取材時間の中で、オーナー様へのインタビューしたものを元に執筆作成したものです。かぎられた時間での確認につき現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります、また執筆内容に関しても全て裏づけを取ったものではありません。 状態等のコメントも、あくまで取材時の天候・状況及び筆者の主観によるものという事ご承知おき下さい。 掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。なお個人間での取引となりますので、冷やかし防止のため、現車確認はあくまで「購入を前提」として検討されているお客様のみとさせて頂きます。 何卒宜しくご検討下さい。 |
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以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。 整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。 |
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SOLD | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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