トップページに戻る 車両一覧に戻る |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
取材日2024年4月13日 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
↑↑↑上記アーカイブ動画、是非音声ありでご覧ください・・・。
「超ライトウエイトなセヴンにホンダ製AP1 F20CのVTEC搭載・・・これは良いかもしれない・・・!」 今回出品をご依頼頂いた取材車は、ミレニアム直前の1999年に、ホンダが世界を席巻する新時代のスポーツカーとして発売したS2000のエンジン・前期最終型F20C(AP1)を搭載したバーキン7・・・。 軽量なパイプフレームに、よく回るエンジンとステアリング、そしてブレーキがついただけ・・・。 そんな超絶楽しいセヴンにホンダのF20C AP1型VTECが載った・・・!? どんどん湧き出る妄想イメージをパンパンに膨らませるその前に・・・ ホンダ創業50周年記念企画で1999年4月に販売されたS2000は、その開発にNSXの開発陣営が携わり、同社の未来をかけて世界戦略的に発売された、オープンボディでありながら極めて高い運動性能を持つ・・・まさに走る楽しさが凝縮された一台でした・・・。 フロントミッドシップ位置に見るも精悍に“縦置き”で搭載されたF20C型エンジンは、最高出力250 PSを発生・・・、もう一度言いますが、なんとその許容レブリミットは9,000 rpm・・・!まさに80年代後半マクラーレンMP4においてホンダがエンジン開発に情熱を燃やした産物〜またNSXでも磨かれた純国産超高回転型エンジンの傑作です・・・!そしてこのS2000に搭載されたAP1型F20Cのピストン・スピードはF1エンジンにも匹敵するものであり、純正市販車ではあり得ない超高回転型エンジンとして知られています・・・! オープンボディでありながら剛性感に溢れたバランスの良いS2000の車重は1240kg・・・。ここはどうしても比較したく表現すると・・・、今回の取材車が公認車検を受けた際に厳密に前軸・後軸ともに車重計測されたバーキン7の車検証上のドライウエイトは実に640kg・・・。 そのF20Cエンジンが、ケントエンジンで見慣れた、セブンの理想的エンジン搭載位置に載せられ・・・、F20C型エンジンに組み合わせられる、9,000 rpmという超高回転を許容するためにホンダが独自で開発した6速マニュアルトランスミッションが、このセヴンに乗るドライバーのレッグスペースを少しタイトに削りながらも、本来のシフトノブがある位置そのままに驚くほどピッタリと収まり、S2000独特の36 mmという、手首の返しのみでアップ・ダウンを可能とする超ショート・ストロークなシフト操作フィーリングをこのセヴンに与えているのです・・・! S2000を600kg削り軽量した姿は到底想像さえ出来ない物でしょう・・・、 「超ライトウエイトなセヴンにホンダ製AP1 F20CのVTEC搭載・・・これは良いに違いない・・・!」 そう心底思った筆者は、この境地に到達され、9年間このセヴンとの蜜月を過ごされたオーナー様に果敢にインタビューを実施したのでした・・・。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
9000rpmを許容し250PSを誇るF20C VTECエンジンが車重640kgのセブンバランス良く搭載されたまさに世界に一台のセヴン・・・。 ベースになったのは2000年式のバーキン7・・・。パワフルなエンジン搭載でエンジン周りを中心に、特に左右ロアアームを繋ぐロッドなど入念にフレーム強化が施してありますが、フロントのAアームやステアリング機構、リアのバーキン特有の5リンク・リジットサスはオリジナルの様子です・・・。 要のF20Cエンジンは、平成16年(2004年式)のまさに「9000回転まで回る最後のS2000」と言われるGH-AP1前期最終型が搭載・・・。エアー・インテイク〜PGM-F1スロットルボディ〜6速マニュアルトランスミッションまで含め2004年式のS2000から移植・・・そのままエンジン載せ替えを実施し公認車検を受けています・・・。 ノーズコーンはオリジナルのFRP製とのことですが、後方部分が盛り上がっており、前方正面から見ても迫力を感じるもの・・・この部分は同じくFRPで造形してある様子です・・・。 そして特筆するべきはF20Cを飲み込む為、正真正銘パワーバルジを要したワンオフで作られたエンジンフード・・・!オリジナルがアルミパネルのエンジンフードに至ってはFRP製となっています・・・! メーターパネルはオリジナルのバーキン7と変わりないレイアウトながら、9000回転をレブリミットとするF20Cエンジンの為にPivot製10000回転表示(!)のステッピング・モーター式レブカウンターが奢られているのが特徴です・・・。 イメージの変更に伴い、ステアリングはモモのエアロプレーン・タイプのバックスキン・・・。使い込まれた雰囲気が、とても乗りやすくどこにでも行けてしまう、この個体の特徴を表しているかの様です・・・。 現在主だった不具合は無いとのことですが、かつて燃料タンクのセンダーユニットの不具合があり、フロート交換で対応されたとの事・・・。その際にワーゲン用のセンダーユニットを流用されたとの事ですが、なぜか燃料をフルに入れても約半分の位置をゲージが指すそうです・・・。燃料が少なくなる位置は正確性があるそうですが、元々セブンの燃料タンクはあまり当てにならないのであまり気にせず乗っておられるそうです・・・。 走って楽しむ事を体現するセヴンです・・・! イグニッションをオンにすると・・・、セヴンの構造だからこそオープンエアに木霊するPGM-F1独特のシステム音がとても刺激的です・・・。更に一段キーを捻ると、ミッドレンジがブーストされたダイナミックな音圧と共に瞬時に目覚めるF20Cエンジン・・・。高回転型エンジン特有の、粒のきめ細かなインライン4のサウンドは、まるでリッターバイクの様であり、ブリッピングで感じるレスポンスの良さと相まって通常搭載されるセヴン用エンジンとは一線を画すものでした・・・! ここからは是非筆者編集の添付動画と合わせて読み進めてください・・・。 「超ライトウエイトなセヴンにホンダ製AP1 F20CのVTEC搭載・・・!これは凄いぞっ・・・!」 6000回転でカムが切り替わり怒涛の加速を披露する・・・。それ以外にもAP1 F20C VTEC搭載の恩恵は、気軽に乗り出しどこにでも行けてしまう・・・、実にフレキシブルに扱い易い別の魅力をこのセヴンに与えていました・・・。 低速街乗りの扱いやすさと、カムが切り替わった以降の怒涛の速さ・・・ 「超ライトウエイトなセヴンにホンダ製AP1 F20CのVTEC搭載・・・!これはまさにベストマッチ・・・!」 と筆者の主観も段々変化していったのでした・・・!
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
免許を取得して初めて乗ったクルマが、ベルトーネがデザインしたフィアット時期のX1/9・・・。 どうせセヴンに乗るなら・・・安心してどこにでも行けるインジェクション搭載のセヴンを・・・と 世界中の速い車の特性を見極めるお仕事ながらもこのセヴンのVTECカムが切り替わった以降の凄みのある速さは尋常ではないとのこと・・・、「今は慣れちゃいました・・・」と一言談笑いただくお姿に一段高い病のエリアにおられる事とお見受けいたしました・・・。 この様に素敵な艶姿とスペックを持ち合わせるセヴンですが、サーキットなどでは一度も使った事はないとの事・・・、群馬県は国内でも有数なワインディングロードが、ガレージから数分で楽しめると言う、まさにエンスージアストにとってはとても恵まれた環境ですが、アップダウンの高速コーナーが延々と続く山岳系ワインディングロードを、F20Cの快音を山肌に木霊させながら走り抜ける、セヴンならではの楽しみを満喫されてこられたそうです・・・。 日常から非日常域まで満喫できる・・・、ご家族様と一緒にセヴンがある生活を心から楽しむ9年間を過ごされてこられましたが、青春期に一番初めの車として購入して以来、30年間持ち続けている思い出のX1/9のレストアを決行する為に、断腸の想いで手放す事を決意されたとの事・・・。その想いに触れ、筆者も思わず熱が入った次第です・・・。 640kgのライトウエイトボディに250PS/8300rpmを発生するホンダの名機F20C(AP1)搭載・・・!6000回転でカムが切り替わるVTECエンジンの特性はライトなセヴンにベストマッチ・・・!特筆すべきなのは“怒涛の加速性能”とともに・・・低速街乗りを実にフレキシブルにこなす“扱いやすさ”だった・・・! 是非、AP1 F20C VTECとセヴンのベストマッチをご覧に、群馬県まで見学にお越しください。
この大変魅力的な「2000年式 バーキン7改 F20C ホンダVTEC搭載車」は現在、群馬県にあります。 個人間売買のため、消費税や諸費用等はかかりません。 【お問い合わせに際して・・・】 過去の整備記録や修理歴など含めて現オーナー様から詳細ヒアリングを実施、事故歴の有無含めて取材しております。大きな事故歴があった場合、また現オーナー様の所有歴が極端に短く詳細がわからない場合は取材をお断りし、購入されるお客様に可能な限り安心をお届けする工夫を実施しております。 本記事内容は、2024年4月13日晴天下13時より、約3時間の取材時間の中で、オーナー様インタビュー〜ナビシート乗車体験したものを元に執筆作成したものです。かぎられた時間での確認につき、現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります、また執筆内容に関しても全て裏づけを取ったものではありません。状態等のコメントも、あくまで取材時の天候、状況及び、筆者の主観によるものという事ご承知おき下さい。 掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。なお個人間での取引となりますので、冷やかし防止のため、現車確認はあくまで「購入を前提」として検討されているお客様のみとさせて頂きます。 何卒宜しくご検討下さい。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。 整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
SOLD | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
画像クリックで拡大出来ます | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
新規掲載開始より48時間、見学(購入希望)予約を受け付けます。
購入希望の方が複数いた場合は、現状の価格から入札になります。 ※購入、商談については、早いもの順ではありません。 ※48時間経過後は、お問い合わせ順にご案内いたします。 ※メールサーバーのセキュリティにより、メールが届かないケースが報告されています。 |
トップページに戻る 車両一覧に戻る 上に戻る |