ルノー ルーテシア V6 ルノー・スポール |
2002年式 |
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車検 2021年12月
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走行 49,746km
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備考 ディーラー車、フェーズ1、リヤスポイラー、フロントスポイラー、エナペタルE12サスキット、スポーツエアクリーナー、レーダー探知機、ETC |
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長さ 380cm |
巾 181cm |
高さ 135cm |
重量 1380kg |
排気量 2940cc |
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取材日2021年11月17日 |
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◆ルノー ルーテシアV6 ルノー・スポールについて
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FWD(前輪駆動)のルノー ルーテシアをベースに、エンジン搭載位置をミドシップに変更したルノー ルーテシア(海外はクリオ)V6は、1998年のパリサロンでプロトタイプが発表、2000年に販売が開始されます。
1980年代初頭のWRC(世界ラリー選手権)に出場したルノー5(サンク)ターボと同じ手法で製作されたため、「サンクターボの再来」としばしば評されます。
ただし、21世紀の5(サンク)ターボはアルピーヌではなく、アローズF1チームの母体でもあるTWR(トム・ウォーキンショー・レーシング)のウッデバラ工場で生産されました。シャシはルノー、エンジンはルノー・スポールから供給、TWRで組み立てられ、生産台数は1600台あまりだったそうです。
ルーテシアV6のパワーユニットは、DOHC24バルブヘッドを持つ2946ccの自然吸気エンジン。ルノー ラグナに搭載されているものと基本的には同じです。
ただし、圧縮比の向上や吸排気系の効率化によってレブリミットを7100rpmへと引き上げ、最高出力226ps/6000rpm、最大トルク30.6kgm/3750rpmを発生します。
パワーで20ps、トルクで1.5kgmを向上させます。ギアボックスはH型パターンの6MTとの組み合わせです。サスペンションは前後ともに専用に仕立て上げられたストラット式です。
タイヤは17インチサイズ、これを収めるためにFRP製のフレアフェンダーを前後に装着しています。
ルノー伝統のワンメイクレース「クリオ・カップ」では、2000年前後に本車をベースとしたカップカーが製作されました。
2003年には後期型となるフェーズ2が登場します。内外装ともノーマルのルーテシアと同様のフェイスリフトが行われました。エンジンは最高出力255ps/7150rpm、最大トルク30.6kgfm/4650rpmと発生回転数がアップします。タイヤサイズは18インチにサイズアップ、足回りも見直されました。
2005年に販売終了となりましたが大排気量とミッドシップの体系は、メガーヌやR.S.01に引き継がれていきます。
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◆ご紹介する車両について
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今回ご紹介します車両は、ルノールーテシアV6のフェーズ1です。なかなかよいコンディションの車体が少なくなってきていますが、この車両は、内外装の状態も良く、走行距離も5万キロを切っていますので、よいコンディションを保っている車と思います。
外装はカップカー仕様に、その他にもモディファイされている個所がありますので以下にご紹介します。
・リヤスポイラー追加(カップカー)
・クロモドラアルミホイール(カップカー)
・ショックアブソーバー+スプリング交換(エナペタルE12)
・フロントスポイラー追加(カーボン)
・スポーツエアクリーナー交換(BMC製)
・HIDヘッドライトバルブ交換
・革巻きステリングホイール交換(モモ製)
・スポーツエキゾーストマフラー交換(スーパースプリント製)
※アルミホイール(17インチ、タイヤ付き)、サスペンション、エアクリーナー、エキゾーストマフラーは純正パーツがありますのでお付けします。
その他にストックパーツとしてスパルコ製のバケットシートとシートレールが一脚ありますのでお付けします。
オーナー様は約3年前に友人から購入されます。購入後、上記のモディファイを行ないます。しかし、他にも面倒を見る車があり、売却することに、エンスーの杜への掲載依頼となりました。
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◆外観
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塗装はクリアもあり、きれいな状態です。
多少飛び石などでキズはありますが、特に気になるものではありませんでした。
社外品ですがカップカー用のリヤスポイラーを装備、フロントスポイラーも追加、カーボン製です。ただし、車高が低いためか、フロントスポイラーには擦り傷がありました。
ホイールはクロモドラ、これはカップカーも履いている18インチのアルミホイールです。
タイヤサイズはフロントが225/40R18、リヤが245/40R18です。
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◆内装
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きれいな状態です。欧州車特有のベタ付きは補修済です。
シートも擦れやひび割れなどはありませんでした。
オンボードコンピューターは正常に作動していました。
ステアリングホイールはモモ製のレザーステアリングホイールです。
アルミシフトノブは社外品となっています。
オーディオは純正のカセット付きステレオです。
エアコンはよく効いていました。
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◆機関
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V6エンジンをミッドシップに搭載したモンスターマシンです。
スポーツエアクリーナーとエキゾーストマフラーの相乗効果により、心地よいサウンドを聞かせます。
特に不具合はありません。
◆仕様
種類:V型6気筒DOHC24バルブ
総排気量:2946cc
最高出力:226ps(166kW)/6000rpm
最大トルク:30.6kg・m(300N・m)/3750rpm
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◆足回り
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エナペタルE12サスキットを装備しています。
サス以外はノーマル仕様です。
◆足回り仕様
ステアリング形式:パワーアシスト付きラック&ピニオン
サスペンション形式(前):マクファーソン/コイル
サスペンション形式(後):マルチリンク/コイル
ブレーキ形式(前):AP製4ポッドピストンキャリパー、ベンチレーテッドディスク
ブレーキ形式(後):シングルピストンキャリパー、ベンチレーテッドディスク
オーナーさんのご厚意により、試乗させて頂きました。
街中でも普通に走れますし、いざというときはパワーを発揮します。
3000rpmぐらいで走行するときは普通車と変わりませんが、4000rpmからのエンジンの吹き上がりと加速感は素晴しいものがあります。
アクセルを踏みたくなる楽しい車です。
車は岐阜県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。
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以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。 |
SOLD |
画像クリックで拡大出来ます |
可愛らしいフロントマスク |
重低心のリヤスタイル |
前後のオーバーフェンダーは迫力があります |
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サイドビュー、カッコイイですね |
サンクターボを彷彿させるリヤスタイル |
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ヘッドライトRH、少し曇りがあります |
ヘッドライトLH |
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フォグライト |
カーボン製フロントスポイラー |
サイドエアスクープ |
サイドシルアンダーボディLH |
サイドシルアンダーボディRH |
テールライト、オーバーフェンダーのせいで奥目ですね |
ルーテシアV6のエンブレム |
カップカーと同形状のリヤスポイラー |
スーパースプリントのエキゾーストパイプ |
コックピット |
コンビネーションメーター |
センターコンソール |
フロアコンソール |
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ドライバーズシート |
パッセンジャーシート |
リヤネット(小物入れ) |
天井 |
ABCペダル、フットレストは後付け |
ドアトリムLH |
ドアトリムRH |
エンジンカバー |
V6エンジン |
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スポーツエアクリーナー |
エンジンアンダーカバー |
ボンネットルームボックス |
ボックスを外したとき |
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エナペタルE12サスキット |
トランクルーム、荷物は積めませんね |
カップカー用アルミホイール |
ジャッキ、取扱説明書類 |
フロントサスペンション部 |
リヤサスペンション部 |
純正パーツ類 |
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この車両のお問い合わせは
エンスーの杜 愛岐オフィス
TEL/090-4853-3008(アサカワ)
またはEメール↓にて
エンスーの杜車両問い合わせ
asakawa-m@msh.biglobe.ne.jp
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