ポルシェの5代目911になります、996型カレラのご紹介になります。

 

996型の最大の特徴は、やはり水冷式エンジンへの変更です。
エンジンの水冷化に伴い、補機類の設置や衝突安全基準の適合のための安全装備の充実により
ボディサイズも拡大されております。

水冷フラット6エンジンは3,387ccと小排気量化されましたが、DOHC4バルブ化が図られ、
自然吸気の911エンジンとしては初めて300psとしました。

フロントウインドシールドはこれまでの55度から60度に変更し、
フロア下面のフルフラット化とも合わせて空気抵抗が減らされています。

また、ボディ強度はフロアやサイドシルやルーフを補強する事により、
捩り剛性で45%、曲げ剛性で50%向上に成功しています。

天井は2000年式から、ビニール貼りからアルカンターラに変更となっております。

 

ポルシェ911(996型)のNAカレラにおいて、インタミ問題が気にされるところではありますが、
インタミ(インターミディエイトシャフト)問題が関係しているのは、
2002年〜2004年の996型後期と2004年〜2008年までの997型前期のみです。
(2001年〜2005年までと言われる場合もあるようです)
今回の車両は2000年式になりますので、インタミ問題には該当していません。

【ご紹介する車両について】
今回ご紹介いたします、ポルシェ911(996型)は2000年式になりますので前期型になります。
2017年にオーナーさんが知人の中古車販売店から事故歴・修復歴無しで購入。
35年カーディーラーにてお勤めされたオーナーさんが、
パーツにこだわり、300万円以上をかけてカスタムしてきた一台になります。
オーナーさんは、ポルシェ911シリーズを930、964、996と乗り継ぎ、
その中でも今回掲載致します996が「一番楽しい車」とお話ししていただきました。
この度は、オーナーさんのお仕事が忙しくなり、また年齢的な事もありガレージ整理の為、売却を決断致しました。

 

【外装】
後期仕様になっております。
ヘッドランプ、フロントバンパー、リアバンパー、サイドスポイラーの変更に伴い
外装色を赤色から白色に全塗装されていて、全体的に艶があります。
(エンジンルーム内等の内側は元色の赤色です)
フロントバンパーのナンバープレート左側に傷がございます。
ルーフに塗装浮きがございます。
エンジンフード裏側縁部分に塗装割れがございます。
ボンネットに薄凹みがあります。

テールランプをスモーク加工しています。

GT3リアウィングは自家塗装にてマッドブラックで塗装されていますが、若干の色ムラがございます。

足回りでは、ザックス(SACHS)製の車高調に交換、ホイールはSSRの19インチに交換されています。
ホイールは4本共にガリ傷があります。
赤色のブレンボ製ブレーキキャリパーです。

マフラーはハーマン(HAMANN)製に交換されています。

 

【内装】
運転席シートをGT3カーボンバケットシート
カーボンステアリングハンドル
カロッツェリアナビ
バックカメラ
ドライブレコーダー
レーダー探知機
ETC
上記が装備又は変更されています。

 

助手席の黒革シートにはシワがあります。
その他、センターコンソールやダッシュボード等の内装は所々小傷はありますが年式から考えると良好です。
気になる臭いもありませんでした。

 

【主な整備履歴】
2022年
・水温センサー交換
2023年
・強化イグニッションコイルへ交換
・スパークプラグ交換
・リアブレーキパッド交換
2024年
・エアクリーナーエレメント交換
・エアコンフィルター交換
・バッテリー交換

 

【付属品】
・純正マフラー
・純正ホイール4本
上記ご希望の方にはお付けいたします。

 

【特記事項】
現在、車検切れの状態になりますが、
成約時にはオーナーさんの全額負担で車検を取得いたします。

 

 

お車は茨城県にございます。
個人売買の為、消費税はかかりません。
ご購入の方は、自動車税の月割り額を別途ご負担をお願い致します。