カイエンの成功で世界のSUV勢力図を塗り替えたポルシェが次に市場に投入してきたのがマカンです。

今回紹介する車体はマカンＳ前期の車体となります。３リッターV6ツインターボエンジンは聖地ツッフェンハイゼン製を搭載したモデルです。中期型のSからはエンジンがアウディ製となっていますので前期（2014〜2018）マカンＳならではのアドバンテージがありますね。

またオイルパンの関係から、エンジンをより低重心化し走りに貢献しているインテグレーテッドドライサンプ潤滑システムというポルシェ独自の機構を採用するSUVでもあります。

常にスポーツ走行を意識しながらも居住性は高級車としての乗り心地を兼ね備えたプレミアムSUVとして成功しています。

【車両について】

今回の車両は2015年式で前期型のマカンＳです。走行距離は取材時で46000�q代とまだまだ低走行の車体です。

2024年3月に仙台のカーショップより、1オーナーのマカンＳを購入

ホイールはオプションの20インチアルミホイール、19インチの冬用タイヤもありますので雪道の心配もありません。

ドライブレコーダーとレーダー探知機は購入後に取り付けされています。

購入時は無効化されていたディライト機能を近日4灯ディライト化されます。

外観はダークブルーです。

オプションも多数搭載されており、同セグメントでは初のエアサスペンション、18Ｗｅｙシート調整機構（バケットシートタイプでサイドサポートも可動）

前席シートヒーター、シフトレバーがリバースレンジの時に、連動し助手席ドアミラーが下向きになる機構も装備されています。

内装はホワイトレザーがメインでダッシュボード上がブラウンのツートーン仕様となっています。

オーナー様は内装色にもこだわり白系の内装色を探しておられたそうで、この色はなかなか無いカラーだそうです。

更にエアサスペンションが付いておりレベリングシステムと車高調整、およびPASMが搭載されています。

【機関について】

エンジン等の機関は良好で試乗で助手席に乗りスポーツモードでの走行を体感しましたが、強力なツインターボの加速をしながらも安定感のある走りをしていました。

ポルシェ製３リッターツインターボエンジンはパナメーラＶ８エンジンからの転換でV6化され、バリオカム・プラス（バルブのリフト量とタイミングを可変する機構）が痛快にして緻密なフィールを実現いるのでしょう。

電装関連の液晶も綺麗に映り日本語表記されており見やすくなっています。

【外装】

目立った傷はあまりありませんが、フロントバンパーに擦り傷が見られました。その他目立つ傷などは見られませんでした。

【室内】

白いレザーなので運転席のサイドサポートにシートベルトの擦れ跡があります。運転席側は少し使用感があります。

助手席、後部座席は擦れやしわもほとんどなく綺麗でした。天井も垂れは無く綺麗な状態です。

トランクルームも使用はしていますが綺麗でした。

オーナー様の車歴でポルシェは、カイエンから2台目です。

カイエンから、国産車に乗り換えようと思っていましたが、ポルシェならではの作り込まれた質感を体感すると、もう暫くポルシェに乗ってみたいとの思いからマカンに買い換えられました。特にアクセルを踏んだ時の澱みないパワー感と、それを静止するブレーキの素晴らしさ、長距離ドライブで疲れ知らずの快適さもあり、最近は公共交通機関での移動の方が多かったのですが、マカンでのドライブは楽しく疲れ知らずで、気がついたら、また次の旅行をマカンで行こうと計画していらっしゃるようです。

オーナー様がマカンの気に入った点は、オプションの白の18Weyシートと、エアサスペンションが付いていた事と、ポルシェ製の3Lツインターボエンジンという事と、一度は乗ってみたかったオイルがドライサンプ方式という事が決め手だったそうです。

しかしながら、車幅が大きく自宅の駐車場の関係から、もう少し車幅数値の小さい車に入れ替えたい事情がありこの度何方か気に入ってくれた方がいらっしゃれば、お譲りする事にします。

車検では、交換部品等はありませんでしたが、この3月の整備時に、

ブレーキパッド と　センサー　交換

オイル交換

オイルエレメント交換

エアコンフイルター交換

ワイパーブレード　前後　交換

バッテリー交換

洗車コーティング施工

を実施しています。

別途　リサイク料金26,800円、自賠責保険と自動車税は残存月割で負担をお願いします

車両は現在、石川県にあります。