初代９８６型ボクスターの紹介です。

デビューは１９９６年。新規開発された水冷の水平対向エンジンをミッドシップに搭載した２シーターで、「水平対向(ボクサーエンジン)」と「オープンボディを指すロードスター」の
造語から命名されたのがボクスターです。
販売当初は２．５Ｌの水平対向６気筒のみのラインアップで、売上が大変好調でそれまでのポルシェのを経営危機を救うきっかけになりました。
その後、２０００年には排気量を２．７Ｌに拡大するとともに、３．２Ｌエンジンを搭載した上級モデルのボクスターＳを発表し、初代モデルは２００４年まで販売されました。

オーナーさんは２０２２年、九州地区の中古車ディーラーにて購入。機関絶好調だったそうで、自宅のある都内まで自走で乗って帰って来たと話されておりました。
その後も機関系にトラブル無く、たまのドライブを楽しんでおられるそうですが、複数車両を所有されており、ガレージ整理のため売却される事を決めたそうです。
通常はガレージにてカバーを掛けた状態で保管されているとのこと。

■ボディについて

・純正カラーコードは分かりませんが、珍しいライトグリーンのボディに小傷は散見されますが、大きな凹みは無く、年式の割に状態は良いと思います。
・前後バンパーに擦り傷無く良好です。
・窓枠のウェザーストリップは劣化は少なく良い状態です。
・フロントウインドに飛石による傷が数か所見られます。
・ヘッドライトレンズは経年劣化で曇りがあります。
・テールレンズに割れなく、劣化も少ないと思います。
・幌に切れはありませんが、開けた時に必ず擦れますので、擦れは見られます。
・リアスクリーン曇りが出ており、また折り皺が見られます。
・ホイールはガリ傷少なく良好です。
・タイヤは「ＭＩＣＨＥＬＩＮ」でサイズはＦ２０５／５５／１６　Ｒ２２５／５０／１６　山は十分残っています。
・ドア下廻りに錆無く良い状態です。

■内装について

・内装はグレーで目立つ様な大きな汚れはありませんが、この年式にありがちなドアポケットやセンターコンソール、
　サイドシル周り等、黒い樹脂パーツの小傷は見れれます。
・シートはグレーの革とアルカンターラのコンビで切れなく良好です。
・走行距離が少ない事もあり、ステアリングの擦れはあまり無く、状態は良いと思います。
・ダッシュボードに割れはありません。
・ルーフライニングま前側にタレが見られます。
・トランクが前後にあり、前側はボストンバッグ３つ位。後部側は２つ位のスペースが確保されています。
・運転席側バニティミラーの蓋に割れがありました。

■機関について

・エンジンの始動は良く好調だと思います。
・現状気になる様な不具合は無いそうです。

■電装について

・エアコンは問題なく正常可動しているそうです。。
・オーディオはカロッツェリアの「AVICｰRZ33」に換装済。バックカメラの装備もあります。
・ＥＴＣを運転席膝上あたりに追加装備。正常可動します。
・ルーフの開閉は正常です。

■整備記録（直近の記録のみ抜粋）

・２０２２年５月　走行６１０３５ｋｍ
・車検整備
・オイル／フィルター交換
・ブレーキフルード交換
・バッテリー交換
・フロントブレーキパッド／パッドセンサー交換

・２０２３年５月　走行６４４１４ｋｍ
・1年点検
・・オイル／フィルター交換
・ブレーキフルード交換

・２０２４年５月　走行６６６１２ｋｍ
・車検整備
・オイル交換
・ブレーキフルード交換

■オーナー様コメント

　初期のボクスターで走行距離が６万Km台という所に惹かれ購入しました。
　過去のオーナー様も大切に乗られてきた車と言う事もあり、年式を感じさせないところが魅力です。
　街乗りは穏やかですが、エンジンを回すと、特に５０００rpmを超えると、素晴らしい瞬発力を発揮するエンジンです。
　たまに山でエンジンをブン回すとその素晴らしさを実感することができる個体です。

車両は東京都多摩地区にあります。
車両代金の他に精算する費用はありません。
個人売買の為消費税はかかりません。