★ ポルシェ ケイマン（987）に関して
『小型で俊敏なワニ』に由来するという“ケイマン” 　先に発売されていた2シーターのオープンカー“ボクスター” から派生したクーペモデルである。

2代目ボクスターに遅れること1年、2005年に3400�tの「ケイマンｓ」と2700�tのベースグレード「ケイマン」が発売となりました。

ベースグレードのパワーユニットは、言うまでもなく水平対向6気筒。　　排気量は2.7リッターで“ボクスター” と変わらないが、吸気側の可変バルブタイミング機構であるバリオカムに換えて、911シリーズでお馴染みのバルブタイミングだけでなくリフト量も連続可変させる「バリオカム・プラス」を採用し、さらに圧縮比を高めるなどの変更を加えることによって、ボクスターより最高出力で5psアップの245ps/6500rpm、最大トルクは3kgm増しの27.8kgm/4600-6000rpmに達している。　　

最高出力や最大トルクが“ボクスター用”を上回るのは吸気系のチューニングが大きく異なるから。　　そうは言ってもケイマン・シリーズのエンジン出力がボクスター・シリーズのそれを上回るように設定をするつもりは「かねてから想定していなかった」とポルシェは語っている。

フラット6の奏でるエクゾーストノート、前後配分46対54のミッドシップならではのハンドリング、硬い殻（クローズドボディ）に包まれたような剛性感、馬力比4倍のストッピングパワーを持つ宇宙一のブレーキ・・・・ 17インチ＋PASMなし＋5段MTの、敢えてグレード名の与えられないモデルが、いわゆる“素のケイマン”である。

◆当車について◆
D車、2019年12月に購入し、現在3オーナー目、取説・マニュアル関連あり、禁煙車、整備記録6枚あり、ガレージ保管、事故歴・修復歴なし、ETCあり、スペアキーなし

※型式／ABA-98720、原動機の型式／20、車台番号／WPOzzz98Z7U750●●●

◆エクステリア◆
ボディーカラーはオリジナルのスピードイエロー、ボディー全体・フロントガラスに飛び石による小傷が散見されるものの、ボディーに目立つ様な凹みは無く、艶もあり、製造より17年を経過しているとは思えない程です。　フロントバンパーリップとサイドのエアインテークがシルバーに、ブレーキキャリパーがボディー同色のイエローに、それぞれ塗装されています。

ボンネット・フェンダーに飛び石キズ、フロントバンパー下部・リアバンパー右サイドと中央に擦りキズ、左テールレンズにひび割れがあります。

現オーナー様が2019年（約8万km時）に購入した時は、アルミホイールが19インチでタイヤとタイヤハウスの間がかなり空いていたそうですが、2020年2月（8.2万km時）に、素のケイマンとのバランスを考慮しアルミホイールを17インチに変更、ショックをビルシュタインB6・バネをアイバッハに交換しアライメント調整をされているので、写真の通りローダウンされ、タイヤとタイヤハウスの間は狭くなっています。　また最低地上高9�pは保っていますので、このまま車検は通ります。

タイヤはミシュラン パイロットスポーツ 2 フロントが2020年44週製造の205/55ZR17・リアが2021年9週製造235/50ZR17で、フロントが5分、リアは2〜3分山が残っています。

ケイマンSとの見分けがつくのは、ホイールが17インチなのと、マフラーの出口が一本出しのオーバル型くらいでしょうか・・・

◆インテリア◆
この年代のヨーロッパ車あるあるの、パネル類のベタベタとキズ・剥げはあります（オーディオ回りのパネルは交換済み）が、シート、ルーフライナー、ダッシュなどは、外装と同じく17年を経過している様には見えません。

ステアリングやシフトノブにテカリはありますが、電動リクライニングシートは大きなヘタリは感じません。　　アルミ製のABCペダル＆フットレストを装着されています。

純正オーディオからパナソニックのBluetooth／地デジ／CD／内臓HDDナビに変更、ETCはグローブボックスにインストールされております。

◆エンジン・整備関連◆
2020年7月にドイツ本国の「DijiーTec」によるコンピューターチューンでノーマル245ps → 263psにパワーアップ。

購入時より約6万km走行しておられますが、5000km毎のエンジンオイル・オイルフィルター交換、車検時のブレーキフルード・ミッションオイル・パワステフルード交換しることもあり、テールの球切れ程度で、不具合はありません。

12万km時に、バッテリー・ブレーキパッド・ワイパーゴムの交換をされているそうです。

◆オーナーさんより一言◆
素のケイマンの良さは、ストレスを感じない使い切れるパワー・シャーシ、高速道路走行時の路面に吸い付くスタビリティーの高さ、ステアリング剛性感、ミッドシップならではの車体の中心から曲がるハンドリング、スポーツカーなのにゴルフバック2個積載可能なラゲッジスペース（これがポルシェの哲学）本当に良いクルマです。

次車（またマニュアルのケイマン）を購入したので、気に入ってくださる方がいればお譲りしたいと思います。

◆エンスーの杜取材担当者の私情インプレ◆
イエローのボディーカラーがとてもキレイな個体で、斜め後ろから見たリアフェンダーの流麗なボディーラインは17年経った今も全く色褪せません。

見て良し、走って良しの 『 素のケイマン 』をぜひこの機会に！！

◆お問い合わせに際して◆
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エンスーの杜は広告代理店であり、掲載車両は個人所有の物で、オーナーさんの依頼により取材を行ったものをFOR SALEとして掲載しています。

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・オーナーさんのお仕事の関係上、日程は要相談でお願い致します。

◆購入される場合◆
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・自動車税(58600円)を、購入月の翌月より3月までの未経過分の精算をお願いします。
・リサイクル料は車両代金に含みます。
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