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取材日2024年11月26日 |
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★キューベルワーゲン タイプ82に関して この種の軍用車はすべての座席がベンチシートではなくバケットシートであったため、「バケットシート自動車 」の呼称からその後「シート」が略され、スチール製でプレス加工のリブを持つシンプルな外観から、バケツ自動車(キューベルワーゲン=Type 82)という認識となった。 車体は軽量なオープントップであり、ターポリン(耐水性のキャンバス地)の折り畳み式幌で覆うことができ、駆動方式はRRであった。 また車軸取り付け位置を高くして、床下の最低地上高を高めているのが大きな特徴であり、四輪駆動でないにも拘らず、床の高さとリアエンジンならではの駆動輪荷重の大きさから不整地走破性も良好であった。 搭載されるVW製の空冷水平対向4気筒エンジンは985ccの排気量から、最高出力24hpを発揮し、最高速度は80km/h(オフロードでは20〜30km/h)であり、また満タンでの走行可能距離は400kmであった。 ◆当車について◆ チェコスロバキアのドイツ空軍の滑走路にドイツ軍が撤退後、放棄されていた当車両を近隣の農家の方が手に入れ長らく使用。 陸軍で使用されていた物と違い、パイロットのか滑走路への送迎や連絡車として使用されていたものと思われ、シャシー、ボディなど腐りも無く程度が非常に良かった。 1992年12月に日本に輸入され、国内最初のオーナーがオリジナル部品をふんだんに使い、オリジナルに戻す。 2003年、国内2番目のオーナーが車体を完全に分解しレストアを実施。 2006年10月、国内3番目のオーナーが病気のため惜譲。 2021年7月、国内4番目のオーナー(現オーナー)所有。 取説・マニュアル関連なし、整備記録あり、屋内ガレージ保管、事故歴・修復歴不明、ETC、スペアキーあり ※型式/不明、原動機の型式/国[01]761、車台番号/神[42]211●●●神 ◆エクステリア◆ ヘッドライトは光量を考慮し、ハロゲンに交換。 戦時中、上空から目立たない様な工夫がされた灯火管制時に使用する前後のライトは、車検の関係で点灯しない様にされています。 幌は若干ヤレ感がありますが、この手の車には合っていると思います。 タイヤは16インチで7分山以上あります。 ◆インテリア◆ 前席のドアは前空き方式なので乗降の際には便利ですし、車高も高いので、乗り降りも楽です。 簡易的なシートのクッションは5cm程度の厚さしかありませんが、街中を乗る程度であれば腰に負担が来る事は無いと思います。 またシートや手すりは外す事が出来ますので、車中泊も出来ますし、戦時中はタンカとして使用していた模様です。 細身で大径のステアリングは、車重が軽い事もあって比較的軽いタッチで扱えます。 ヒーターはVWタイプ1と同様に、前席の足元の脇から温風が出る様になっていますが、風量の強弱は出来ません。 なお、オリジナルのシリアルナンバーはフロアトンネルの上に打刻されていますが、残念ながら日本国内の登録時に同じ位置に職権打刻されてしまっており、はっきり読み取れない状態です。 ◆エンジン・整備関連◆ エンジンは時期は不明ですが985ccから、1190ccに載せ替えられています。 整備記録は前オーナー時を含めて5〜6年程前からあるそうです。 基本的にベースがVWですので、エンジン関連のパーツの供給に関しては大丈夫の様です。 ◆オーナーさんより一言◆ ナンバーを付けて、いつでも乗れる様にしていますし、エンジンも一発で掛かります。 またイベントに参加する際には、ドイツ空軍の将校の制服を着て行く事がありますが、かなり目立ちます(笑) とても希少な車ですし、一度手放したら2度と手には入りませんので、売り急いではいませんし、そのまま乗り続けるかも知れませんのでご了承下さい。 ◆エンスーの杜取材担当者の私情インプレ◆ 80年前のそれも戦時中の車が、大掛かりなレストアをせずにこの状態が保たれている事は感心しますし、いつでも動かせる状態にしているオーナーさんにも敬意を表します。 キューベルワーゲンの残存個体を管理している人からも連絡があったそうですが、世界中にはファンが沢山いる様ですし、国内のイベントでご覧になった方もおられると思います。 残念ながら都合により、試乗は出来ませんでしたがYouTube等をご覧頂ければ沢山動画がUPされていますので、参考にして下さい。 ちなみに現在まで日本国内には10台程度のキューベルワーゲンが輸入され、現存しているのは当車両を含めて5台程度(1942年型/2台、1944年型/2台、1945年型/1台)の模様です。 なお第二次大戦中のナチスドイツの軍用車ですので、中には忌み嫌う方もおられると思いますが、車には罪はありませんので、歴史的旧車として温かい目で見て頂ければ幸いです。 ◆お問い合わせに際して◆ ・記事内容は担当者が1時間程度の取材時間の中で、オーナーさんのコメントと、見聞したものを元に作成したものですので、見落とし等で現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります。 ・状態等のコメントもあくまで2024年11月26日の取材時の状況及び、取材担当者の主観によるものですので、ご自身の主観と異なったり、月日が経過して写真や記事と異なる場合がある事をご承知おき頂き、現車確認の際に必ず状態をご確認下さい。 ・貴重な車を壊したりしないために、取材担当者が運転しての状態確認は行っていません。 ・掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。(メールや電話での価格交渉は本気度が分かりかねますのでご遠慮下さい) ◆現車確認に関して◆ ・車をご覧になる場合は、掲載ページの一番下に記載してあるメールアドレス宛にメールをお送り頂ければ折り返し「現車確認申込書」をお送りしますので、お申し込み頂き次第、日程調整をさせて頂きます。 ・個人間での取引となりますので、冷やかし防止と個人情報保護のため、あくまで購入を前提として検討されている方のみとさせて頂きます。 ・オーナーさんの都合上、日程は応相談でお願い致します。 ◆購入される場合◆ |
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1800万円 |
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画像クリックで拡大出来ます | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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