↑↑↑上記アーカイブ動画、是非音声ありでご覧ください・・・。
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超貴少1965年式 ライレー エルフ MK II・・・!国内でボディレストア〜機関オーバーホール済みの極上美車は、観るもの全てを振り返させる雰囲気満載・・・!某著名ミニ専門店でフル・メンテナンス済みの一台はハイドロラスティックで唯一無二の走りを楽しませてくれる一台だった・・・!
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サー・アレック・イシゴニス氏が生み出した史上最も影響力のある自動車ミニ・・・。
タイヤが四隅に張り出した小さなボディに大人4人が余裕で乗れるという独特のパッケージングは、BMCが1959年に発表した途端世界中から大絶賛で迎え入れられます・・・。
大胆にフロント・ホイール軸上真上にトランスミッション一体型エンジンを横置きするレイアウトは、ルーミーな空間を与え、まさにアレック・イシゴニス氏が時代のトレンドセッターとなった瞬間でもあったのです・・・。
当時のBMC(ブリティッシュ・モーター・コーポレーション)は、1969年にミニが独自のブランドとなるまで、発売当初この車を「オースチン・セブン」や「モーリス・ミニ・マイナー」として販売し、エステートやバンなど様々な派生バージョンを発売する中、人々がより豪華なモデルを望んでいるとマーケティングし、シンプルなミニの内外装をパッケージはそのままに豪華に装飾したモデルをライレーとウーズレーから発表します・・・。
1900年に開催された第5回パリ万博よりも以前・・・、日本では明治期の1896年に創業したライレー・サイクル・カンパニー・リミテッド社は、イギリスの老舗自動車メーカーとして、創業期より高品質でスタイリッシュかつ技術的に優れた車を生産していたメーカーです・・・。
負圧を利用するのではなく機械式にバルブを動かす技術など、後にダイムラー・ベンツ社が特許申請を試みた際にはすでにライレー社が取得済みであったなど、技術開発に先進的であり、その技術で裏付けされた代々のモデルには、全て高級感あふれる縦型フロント・グリルを採用・・・、インテリアにおいては現代の化粧板などとは一線を画す、厚みのあるバー・ウオルナットとレザーなど高級素材を惜しみなく使い、その細部にまでこだわったクラフトマンシップで作られるライレー車は英国内において「プレミアムなクルマ」としての地位を明確に確立していました・・・。
ADO15ミニMk1がまだ“オースチン・セブン”や“モーリス・ミニ・マイナー”の呼び名であったその時代・・・、伝統的な縦型フロント・グリルとクロームメッキをふんだんに使った豪華なフロントフェイスを纏い・・・、わずかに広いトランク・スペースとバー・ウオルナット贅沢に使用したインテリアを備えたハイエンド・バーションのミニ・・・、“ライレー・エルフ”は1961年に誕生します・・・。
サー・アレック・イシゴニス氏が生み出した革命的な3ボックスデザインはそのままに、ホイールベースは2036mmのまま、家族で移動するという層をターゲットに全長は3270mmに延長され、トランクルームを大型化・・・、延長されたリアエンドには60年代を語るフィンを備えたテール・デザインが与えられました・・・。
この1960年代は英国コーチビルダーの存在がまだ重要だった頃・・・。
ライリー・エルフのボディは、英国コーチビルダー、フィッシャー・アンド・ルドロウ社が「フィシュロウ」というブランド名で製造・・・。ライレー・エルフには英国の伝統的車作りの息吹さえ感じ取れる部分がしっかり残っているのです・・・。
1961年発売当初のライレー・エルフMk1には34HPを出力する878cc 8WRエンジン+シングルHS2キャブレターが搭載され、その後1963年Mk2へモデルチェンジの際にはミニ・クーパーにも搭載された38HPを出力する998cc 9WRエンジン+シングルHS2キャブレターの仕様に変更・・・、この出力アップに伴いMk2には、ツイン・シュー付きのフロント・ドラムブレーキが与えられ、最高速度は時速114km/hから124km/hに向上するなど、顧客が望んだ車格に十分な仕様へと成熟します・・・。
フロア前方から長く生えたロッド式ギアチェンジは、ユニークにも別名“マジック・ワンド=魔法の杖”と呼ばれるもの・・・。当時としては画期的な3段シンクロメッシュ付き(1速にのみシンクロメッシュを持たない)4速ギアボックスが搭載されました・・・。
やはり全世界的に人気を集めるのは、ミニ・クーパー同様エンジンが熟成しクラシカルな雰囲気が残るMk2が断トツ・・・。
1966年に行われたMk3へのモデルチェンジでは、Mk1ミニ然としたクラシカルなスライド・ウインドウが廃止され、現代的なレギュレーター式の巻き上げ式のウインドウに変更されてしまいます・・・。
そして残念なことに・・・、これもMk1ミニ然のとても雰囲気のあるヒンジ式ドアが廃止に・・・。
そして実にライレーらしい味わいが楽しめる“マジックワンド=魔法の杖”タイプの4速シフターはMk2ミニと同じロッドタイプに変更されるのです・・・。
1961年から69年までの8年間で生産されたライレーエルフは30,912台・・・。
現在英国本国内でナンバー付きの登録車として残っているのが116台・・・、抹消中は75台・・・、と、双方合わせても191台のみ・・・。(※英国サイト“How many left”より抜粋)
その殆どが中古並行で海を渡ったと思われる日本に現存するのは果たして何台なのでしょうか・・・。
この様に・・・、とても味わい深い特徴を持つ希少な1965年式ライレー・エルフMkIIはやはり・・・探しても出ない、出会いを待つしかない一台と思えてならないのです・・・。
参考資料・・・英国サイト“How many left”
https://www.howmanyleft.co.uk/vehicle/riley_elf#!manufacture
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究極のクルマの数々を楽しむオーナー様のもとで磨き抜かれた1965年式ライレー・エルフMkIIはこんな一台だった・・・!
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真新しいブルーの塗装が澱みなく美しい・・・、Mk1然としたオールド・ミニの雰囲気も随所に漂う希少ライレー・エルフMk IIです・・・!
車検証を拝見すると国内初年度登録は平成2年4月(1990年)・・・。
ちょうど日本全体が好景気に沸いた“あの絶頂期”に並行輸入車として日本上陸・・・、その後国内で心あるオーナーに長年大切にされ、更に数年前にはドンガラ状態からのボディ・レストア〜内装オール・リフレッシュ〜エンジンをはじめとする機関オーバーホールを受け、誕生から60年近い年月を経過した今、どの角度から眺めても、もうすぐ還暦を迎える一台ということなど微塵も感じさせない程エクセレントに仕上がっている一台です・・・。
ランボルギーニから究極のスーパーセブンまで・・・!
クルマを乗って・磨いて・眺めて楽しまれるオーナー様は、若い頃から長年MkIIIをはじめとするミニを楽しまれるお方であったとのこと・・・。
取材インタビュー中も随分以前の記憶を目を細めて楽しそうに振り返って頂きながら、ミニから派生したモデルであるものの、顔付きが全く異なるライレーをとあるクラシック・カー・イベントで初めて見た何年も前の衝撃を語って頂きました・・・。
一見してミニがベースとわかるライレー・エルフ・・・。
縦型の伝統的ライレー・フロント・グリルとクロームメッキをふんだんに使った豪華さあふれるフロント・マスクにすっかり参ってしまったそう・・・。
60年代Mk Iミニの放つあのオーラ感はそのままに・・・、ミニと違い普段殆ど目にすることない超レアなライレー・エルフMkIIが発する雰囲気に「これは探すしかない・・・!」と思い立ち、数年前に関東エリアでは大変著名なミニ専門店で偶然にも出会ってしまった、ほぼ現在の状態に仕上がっていたこのオリジナルMkIIを迷わず購入されたとのことです・・・。
1963年から製造されたライレー・エルフMkIIは1964年に従来のラバーコーンから、ワンランク上の走りを提供するためにハイドロラスティックが搭載されます・・・。
もちろんこの1965年式の個体もハイドロラスティック搭載車・・・!
オーナー様も「今まで乗ってきたラバーコーンのミニとは全く違う乗り心地・・・、スモール・サルーン・カーそのもので全く揺れない・・・!この独特の乗り心地は本当に素晴らしいものです・・・!」とコメント頂きました・・・。
緑色の耐熱塗装が施され、グリーンのタペットカバーがつく9WR 998ccエンジンは当然のことながらクラシック・ミニと全く同じもの・・・。
3段シンクロメッシュなので停止時1速に入れる時は2速のシンクロを使って・・・。
フロア前方から長く伸びた“マジック・ワンド=魔法の杖”を使って4速を駆使し、普通にゆっくりと走るだけの行為がなんと味わい深いこと・・・!
一時はクーラーをつけることも検討されたことがあるとか・・・、これも貴重な当時のオリジナル性を残す観点から計画を取りやめられたそうです・・・。
また現在はドライバー・シートにコブラ製バケットシートが装着されていますが、助手席同様大変綺麗に張り替えがなされたオリジナルのドライバー・シートは外して保管されているとのことです・・・。
最後に現時点での気になるところ・・・、不具合としては・・・。
41番目の写真にあるように、ボンネット上のクロームメッキモールの上端に若干塗装のクラックが見られること・・・。
また現在後付けでバー・ウオルナットのパネルを上手く加工して取り付けられている高年式のスミス製レブカウンターが不動とのことです・・・。
針が跳ねる時期があった後に動かなくなったとのことですので軽傷ではと見込んでおられますが、もともとレブカウンターなど無かったクルマですのでオーナー様もあまり気にせず乗っておられました・・・。
もちろん雨の日は乗らない・・・、暑い日も乗らない・・・。
その様に大切にされてこられた一台です・・・。
もちろん手放す予定など無かったため、修理明細などは処分されておりありません・・・。
また今年の4月に車検こそ切れていますが、ずっと手厚いメンテナンスを受けてきた一台です・・・。
機関など全て良好でこのまま陸運局に持ち込んでも車検は問題なく取得できそうなイメージでした・・・。
古き良き英国車の伝統さえ感じながら・・・、通常のミニとは全く異なるライレー・エルフMkIIを日常でゆったりと楽しむ・・・。
まさにこれこそ“人生上がりの一台”にピッタリと思えた極上の一台だったのです・・・。
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1965年式ライレー・エルフMkII取材後記・・・
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ガレージに並べられたオーナー様の究極のコレクションはどれもピカピカに磨き上げられたクルマばかり・・・。
取材日は酷暑の最中でしたが終始笑顔でご対応頂いたオーナー様・・・。
人生ステージの変化から、とあるどうしても実行しなくてはならないガレージ事情の為、今回至高のコレクションを手放すことを決意されましたが、取材中の何気ないご表情もとても印象的・・・、目を細めてクルマに目を向けられるそのご心中に、良いご縁繋ぎが出来ることを真摯に願うばかりです・・・。
しっかり仕上がり、著名専門店でフル・メンテナンスを受けてきた貴重な1965年式ライレー・エルフMkIIは、まさに人生上がりの一台として、未だ見ぬ新オーナー様のライフスタイルをきっと素晴らしいものへと昇華させてくれることでしょう・・・。
「超貴少1965年式 ライレー エルフ MK II・・・!国内でボディレストア〜機関オーバーホール済みの極上美車は、観るもの全てを振り返させる雰囲気満載・・・!某著名ミニ専門店でフル・メンテナンス済みの一台はハイドロラスティックで唯一無二の走りを楽しませてくれる一台だった・・・!」
まさに探しても出ない・・・究極の出会いを待つしか無い一台です・・・。
是非至高のライレーエルフMk II見学にお越しください・・・。
車は長野県にあります
個人間売買のため、消費税や諸費用等はかかりません。
本車両購入に際して自動車税(年額¥29,500)の月割精算並びにリサイクル預託金精算(¥0未預託)はご購入者様にてご負担いただきます。
また陸送等は同様に購入者様の方でご手配をお願いいたしますが、筆者の法人業務でも自社所有積載車でのクラシックカー輸送業務を取り行っております。ご希望がありましたら是非ご相談ください。
【更新】2024年10月
オーナー様車検を取得されました。
2026年10月までとなっています。
価格は据え置きされますので、この機会にご検討ください。
【お問い合わせに際して・・・】
このページの車両は、車の個人売買情報サイト「エンスーの杜」に掲載されたものです。
エンスーの杜は自動車販売店では無く、広告代理店であり、掲載車両は個人所有の物で、オーナー様のご依頼により取材を行ったものをFOR SALEとして掲載しています。
過去の整備記録や修理歴など含めて現オーナー様から詳細ヒアリングを実施、事故歴の有無含めて取材しております。大きな事故歴があった場合、また現オーナー様の所有歴が極端に短く詳細がわからない場合は取材をお断りし、購入されるお客様に可能な限り安心をお届けする工夫を実施しております。
本記事内容は、2024年8月18日晴天下13時より、約3時間の取材時間の中で、オーナー様インタビューしたものを元に執筆作成したものです。かぎられた時間での確認につき、現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります。また執筆内容に関しても全て裏づけを取ったものでは無く状態等のコメントも、あくまで取材時の天候状況及び筆者の主観によるものという事ご承知おき下さい。
掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。なお個人間での取引となりますので、冷やかし防止のため、現車確認はあくまで「購入を前提」として検討されているお客様のみとさせて頂きます。
何卒宜しくご検討下さい。