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取材日2024年5月19日 |
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↑↑↑上記アーカイブ動画、是非音声ありでご覧ください・・・。
91年式最終後期型のベントレー・エイト・・・。 太陽光の微妙な移ろいさえも我が物とし、徹底して鏡面仕上げされた見事なボディラインは、刻々と変化する光の変化で漆黒から濃紺・・・そして鮮やかなネイビーブルーへと変化していきます・・・。 過去半世紀以上にわたる歴代ベントレー・モデルを見回してみても、現代へと続く礎を構築したSZシリーズは、紛れもなく史上最高のコンテンポラリー・ベントレーであり、その崇高な魅力たるや全方位に及ぶのです・・・。 エッジの効いた素晴らしいデザイン・・・。 そしていざ走らせると・・・ そして・・・その“味わい”は、ザ・ネオ・クラシックへと完全昇華を果たした今でも、驚くほどモダンで高品位であることに驚かされるのです・・・。 早速ベントレーエイトが生まれた時代背景を辿り、このモデルの特異性が浮き彫りにしていきましょう・・・。 しかしながら・・・このかつての超名門スポーツ・カー・ビルダーも1980年代前半は時代の波に抗えず、かつてない業績低迷を経験します・・・。低迷しつつも偉大な名声を博していた至高の英国製ブランドを未来永劫愛される純血種として時代に残す・・・。その崇高な命題を持ち、当時ロールス・ロイス社と合併したヴィッカーズ社が新たな活力を吹き込もうとしたその時・・・、新しい価値観を創造しベントレー・エイトは登場しました・・・。 1984年から1992年までの8年間に製造されたこのモデルは、かつてない程ベントレーを世に広めるモデルとして明確にマーケティングされ、従来からの懐の深いベントレー愛好家だけでなく、より多くのエンスージアストが、ベントレーのあるライフスタイルを享受できる様、様々な工夫が施され設計されています・・・。 ベントレー・エイトは、ネオ・クラシックへと昇華した今改めて観ると、それまでの豪華絢爛であった過度な装飾が取り除かれ、コンテンポラリーな魅力で溢れる希少なモデルとして、より多くの・・・そして新しい顧客を惹きつけることに成功したモデルであることがよく分かります・・・。 コノリー社製による手で触れただけで厚みを感じる見事なレザーシートは、手作業の証ハンドステッチで設えられ、バー・ウオルナットと比較してシンプルな木目ながらも柔らかなテクスチャーを眼で楽しめる上質のマホガニー・ウッドのパネルなど、実に数センチはあろうとも伺える厚みがあり、モダン・ベントレーを感じる要素で溢れた上質感は、ただただ素晴らしいの一言では言い切れません・・・。 最終後期モデルになり、新たにインジェクションが装着された永代の名機L410I型6.75リッターV8アロイ・エンジンは、この時代になっても都市伝説的にそのパワーは「Enough」(必要にして十分)とのみ表現され、マッシブなボディを質量の二乗に比例する様で軽々と加速させ、あのマジック・カーペットなベントレー・ライドを披露するのです・・・! そうなると・・・、ロールス・ロイスでは俄然好まれた後部座席も、ベントレーとなれば、オーナーがショーファーからステアリングを奪い取り、自らドライブしたい・・・!という衝動を駆らせるスポーティさを全面に押し出し・・・、紛れもなく最も重要な点として、先代ミュルザンヌでは実現し得なかった、新たに改良された硬めのサスペンションとボディ剛性で見事なハンドリングを実現していたのです・・・!
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今回ご依頼頂いたのは、アートの世界では知る人ぞ知る・・・世界で活躍される総合演出家であるオーナー様からのご依頼です・・・。 今回幸運にもご紹介できるシリーズ最終型、ネイビーブルー、走行僅か14304km(8888マイル)の極上車両のシャーシ・ナンバーは「35042」・・・。 ・ シリアル#21001から27798が1988年から1989年生産モデル 上記の記録からも91年後半に製造されたシリーズ最終型の一台・・・ 160万キロにも及ぶベンチテストを経て顧客にデリバリーされる「壊れない神話」を持つこのベントレー伝統のアロイエンジン・・・、コレクター・オーナー様によって整備されながら保管〜管理された実走行14304kmは、まさに“慣らし”が終わった所・・・。このエンジンが美味しいのは、30余年経過したまさにこれからではないでしょうか・・・。 内外装機関ともに稀に見る超極上車・・・1985年にミュルザンヌ・ターボがターボRに名称変更・・・。 もう一度思い起こすと、84年から始まったシリーズ総数1734台中、熟成の域に達した最終後期型の台数は全世界で172台・・・更に左ハンドルに絞りこむと僅かに85台・・・。同時期のハイパワー版ターボRは3688台作られた事から、その希少性ははるかに上・・・。佇むだけでも周囲に振り撒くオーラなど通常の域をはるかに凌駕した素晴らしい空気感を持っています・・・。 グリルに輝く「ウイングドB」のエンブレムをじっくり見つめたあと、まさにアート作品とも言える美しいドアハンドルに手をかけます・・・。現在の車の三倍はあろう分厚いドアを開け、コノリー社製の素晴らしい質感のレザーシートに身を預け、この空気をまずは楽しみます・・・。 「スゥー・・・ズワン・・・!」このドアの閉まる音がまず持って素晴らしい・・・!感動を覚える程重厚感溢れる上質な音とともにドアを閉めると、そこは豊潤で静寂・・・レザーのブルーとマホガニーウッドのブラウンが絶妙にコーディネートされた見事なモダン・インテリア空間は、まさに感性を養う空間・・・。オールド・イングリッシュ・スタイルの切り立ったウインドウ・シールドからは、この車がゆうに5mを超えるサイズとは思えないほど見切りが良いことに気が付きます・・・。 そしてこの素晴らしいコーチワーク・・・、歴代ロールスロイス〜ベントレーの伝統そのままのアロイ製スイッチ類の手触り感や、素晴らしい造形美の数々に気持ちが高揚・・・!このインテリアの空気がプラスの粒子を携え体内へ入り血液を通じて脳内へ送り込まれ・・・これに乗る者の右脳をダイナミックに活性させるのです! オーナー様のご厚意により、取材撮影の移動時、この貴重な個体をドライブさせていただきました・・・! 早速キーをひねりエンジンをかけてみます・・・。 ステアリング・コラムのATシフターをDレンジへシフト・・・、自動でエマージェンシー・ブレーキがメカニカルなサウンドと共に解除されます・・・。 その膨大なトルク感たるや、アクセルを少し・・・踏み込むと「ズワンッ・・・スーッ」と、まるで重力に引っ張られる感覚・・・、それがエアー・コンディショナーの空気の動く音のみ脳内にこだまする静寂さと同時進行で「あっ」という間に加速するのです・・・! それにしても外見上想像つかない、驚く程取り回ししやすい車体と極上の乗り心地・・・。 まさにコレクター・オーナー様に大切にメンテナンスされてきた奇跡の個体・・・、
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ベントレー・スピリットを正統に引き継ぐ最後の純血種・・・その素晴らしい英国様式の伝統工芸品はミレニアムの音が聞こえる直前・・・、1998年に他の民族系資本により変化の時を迎え、この純然たる血統は終わりを迎えます・・・。 世界一厳格な車検制度が存在し、潤沢にお金をかけられた日本にある高貴な純血種達・・・、 今日国内に残るのは、熱心なエンスージアストが心から愛して大切にし、極上コンディションで残った素晴らしい車両か・・・、もしくはレストアベースや部品取り車両のいずれか・・・という状況を呈しており、当然ながら・・・確り手が入り、潤沢に手入れがなされた個体は愛情溢れるオーナー様達の元で「ザ・ネオ・クラシック」への道を歩んでいるのです・・・。 今回の個体もまさにクラシックカーをアートとして考え、素晴らしいコレクションの数々を自らの表現方法の一つとして楽しまれるオーナー様からのご依頼・・・。 最後の純血ベントレー・・・!上質感はそのままにモダナイズされコンテンポラリー・ベントレーの礎を築いた最終型91年式ベントレー・エイト・・・! 実走行14304km・・・!大切にメンテナンスされて来た奇跡の個体は、エンスージアストを超魅了するミラクルな一台だった・・・! 30余年というもう取り戻すことのできない貴重な月日が加味され、モータリゼーションが変化した今日もう二度と誕生することはないであろうザ・ネオクラシックは今後ますます魅力を増し続けるという“時空を超越した特典”さえ持ち合わせます・・・。 是非・・・購入希望者様の感性に大きく響く、至高の見学・試乗体験に長野県蓼科にお越しください・・・。
この極上「1991年式 ベントレー エイト」は現在、長野県蓼科にあります。 個人間売買のため、消費税や諸費用等はかかりません。 【お問い合わせに際して・・・】 過去の整備記録や修理歴など含めて現オーナー様から詳細ヒアリングを実施、事故歴の有無含めて取材しております。大きな事故歴があった場合、また現オーナー様の所有歴が極端に短く詳細がわからない場合は取材をお断りし、購入されるお客様に可能な限り安心をお届けする工夫を実施しております。 本記事内容は、2024年5月19日曇天下14時より、約3時間の取材時間の中で、オーナー様インタビュー〜試乗体験したものを元に執筆作成したものです。かぎられた時間での確認につき、現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります、また執筆内容に関しても全て裏づけを取ったものではありません。状態等のコメントも、あくまで取材時の天候、状況及び、筆者の主観によるものという事ご承知おき下さい。 掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。なお個人間での取引となりますので、冷やかし防止のため、現車確認はあくまで「購入を前提」として検討されているお客様のみとさせて頂きます。 何卒宜しくご検討下さい。 |
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以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。 整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。 |
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2500万円 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
画像クリックで拡大出来ます | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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新規掲載開始より48時間、見学(購入希望)予約を受け付けます。
購入希望の方が複数いた場合は、現状の価格から入札になります。 ※購入、商談については、早いもの順ではありません。 ※48時間経過後は、お問い合わせ順にご案内いたします。 ※メールサーバーのセキュリティにより、メールが届かないケースが報告されています。 |
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