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アウトビアンキ A112 アバルト 1985年式
車検 2024年6月 走行 不明(メーター読み24,700km) 備考 ディーラー車 5MT
長さ 327cm 148cm 高さ 136cm 重量 660kg 排気量 1049cc
取材日2023年1月

アウトビアンキA112は1969年にデビューしました、現在の軽自動車枠にも収まるコンパクトボディと愛らしいスタイリングが人気のモデルです、日本市場には1982年に輸入が開始され高性能グレードのアバルトを皮切りに84年にはA112エリートを導入、85年には廉価なA112ジュニアが発売されました。
A112アバルトのエンジンは当初ノーマルのA112に搭載されていた903ccエンジンを元にストロークを伸ばした982ccエンジンでしたが74年にはさらにボアを6mm拡大し1049ccになり、高出力化されました。
77年のマイナーチェンジでは外見に大きく変更を加えミッションが5速MTになりました。最終型ではフロントバンパーにフォグランプが内蔵されリアテールランプ間にABARTHのロゴが施されました。

今回紹介するのは1985年式アウトビアンキA112アバルトです。最終型になりますのでフロントバンパー内にフォグランプがありリアにアバルトロゴ入りのガーニッシュが付いています。オーナーさんは1年ほど前に個人売買にて購入されました。

外装については塗装の色艶も良く概ね綺麗な外装です、気になる個所はAピラーのドアヒンジ付近のサビとボンネット中央のエアー導入口樹脂パーツ端に小さなサビが見られましたがその他は問題なく塗装の状態は良好です。時期は定かではありませんが再塗装が施されていると思われます、リヤハッチについては1年ほど前に塗装修理を行いました。

内装についてはダッシュボードに年式相応の劣化が見られました、その他は特に問題なく天井の垂れもありません運転席はレカロシートに変更されていますが座面が抜けており下にタオルなどを詰めて支えている状態です。

機関についてはエンジン始動性など問題ありませんがキャブレターのセッティングに問題があるのか高回転の吹けが少し調子が悪いそうです、時速100kmぐらいまでの常用走行は特に問題ないそうです。
その他ではヒーターの効きが弱くなっています、原因ははっきりとは分かりませんが予備部品として状態の良い中古ヒーターユニットがありますので交換すれば改善されると思われます。
実車にはクーラーが付いておりますがガス抜けのため現在効きませんガスを入れれば効くそうです。
プラグとプラグコードは新品にて交換しております。
走行距離についてオドメーターでは24700kmですが年式を考慮し不明としておきます。

全体的に綺麗な車両です少し手を加えれば良い車になると思います。
希少なアバルト最終型ですお探しの方は一見の価値ありです。

車は岡山県にあります。
購入の際にはリサイクル料と自動車税の月割り負担をお願いいたします。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
139万円→100万円
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塗装の色艶良好です。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
下回りも綺麗です。 
 
Aピラーに錆があります。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
予備部品が多数あります。 
 
ヒーターユニットもあります。 


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