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◆クラスラー・クロスファイア クーペについて
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1990年代に巻き起こった自動車業界の再編成、そのトップの話題になったのは1998年のダイムラー・ベンツ社とクライスラー社の「対等合併」です。
世界最大規模の合併により、新生ダイムラー・クライスラーはその時、売上高で世界第3位だったトヨタを抜くことになりました。(その後逆転となりましたが・・・)
合併の目的のひとつは生産効率と開発効率を高めることでした。その中で生まれたクルマは数多くあるのですが今回ご紹介するのはその中の一台、メルセデス・ベンツSLKのプラットフォームを持つクライスラー・クロスファイアです。
ボディのデザインはアメリカ的な雰囲気ですが、メルセデス・ベンツSLKとの共用パーツの割合は全体の39%、そのなかには3.2リッターV6エンジンや5速オートマチックトランスミッション、フロント・ダブルウイッシュボーン&リヤ・マルチリンク式のサスペンションなど、メカニカルパーツのほとんどが含まれています。
またインテリアのスイッチ類などの配置はメルセデスSLKに準じており、エアコンの操作パネルの形状やハザードの位置まで共通です。
一言で言うならばドイツ車のシャシを持つアメリカ車といったところでしょうか。
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◆ご紹介する車両について
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今回ご紹介する車両は、2007モデルのクラスラー・クロスファイア クーペです。
現オーナーさんは、このモデルでクロスファイアは3台目というクロスファイアマニアの方、当時の販売台数は少なく、特にホワイトは希少のようです。
車検は、今年の4月に更新しましたので、あと1年半あります。
内外装は、オーナーさんが仕上げましたので大変きれいな状態です。
機関も問題はありません。
売却理由は車庫整理です。
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◆外観
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ボディは大変きれいな状態です。
特に樹脂パーツは再塗装していますので、全体に引き締まった感じがします。
ヘッドライトはLED化、レンズも透明でした。
リヤウインドウガラスはスモーク化しています。
速度感応式リヤスポイラーを装備、時速約100kmで展開します。
エキゾーストマフラーは、センター出し、リヤバンパー下はリヤデュフューザー形状となっていました。また、アンダーフロアを平坦化し、cd値3.7を実現化しています。
タイヤサイズはフロントが225/40ZR18、リヤは255/35ZR19、ホイールは純正アルミホイールが付いています。
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◆内装
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清潔感のあるきれいなインテリアです。
シートは本革、ハイバックのスポーツシートです。
スピードメーターはマイルを併記しています。さすがアメ車です。
センターコンソールからフロアコンソールまでシルバー加飾、スポーティな印象となっています。
オーディオはCDデッキ、エアコンはよく効いていました。
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◆機関
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3.2リッターV6エンジンと5速オートマチックミッションとの組み合わせです。
トランスミッションをマニュアルモードにすると手動でギヤの切り替えが可能です。
◆エンジンの仕様
種類:水冷V型6気筒 SOHC18バルブ
総排気量: 3199cc
最高出力:218ps(160kW)/5700rpm
最大トルク:31.6kg・m(310N・m)/3000〜4600rpm
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◆足回り
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ノーマルの足回りです。
プラットフォームは、メルセデス・ベンツSLKと同じですが、SLKと比較すると乗り心地は柔らかいそうです。
特に気になる個所はないそうです。
◆足回り仕様
ステアリング形式:パワーアシスト付きラック&ピニオン
サスペンション形式(前):ダブルウィッシュボーン
サスペンション形式(後):マルチリンク
ブレーキ形式(前):ベンチレーテッドディスク
ブレーキ形式(後):ディスク
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◆メンテナンスについて
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現オーナーさんが実施したメンテナンスを以下に記します。
◆2021.12
・純正ホイール4本純正色リペア塗装
・ヨコハマタイヤ4本新品交換
・ヘッドライト左右研磨及びクリア塗装
・リヤウインドウ断熱スモークフィルム施工
・ブレーキオーバーホール
・エンジンオイル交換
・オイルエレメント交換
・ACダストフィルター交換
・フロントワイパーブレード左右交換
・バッテリー交換
・ヘッドライトLO HID55W 6000K交換
・ヘッドライトHi LED 6000K交換
・フォグライト LED 6000K交換
・スモール及びウインカー点灯方式を米国仕様に変更
◆2022.4
・車検整備一式
・前後ディスクロータ交換
・前後ブレーキパッド交換
・ステアリングショック交換
・ATF交換
・ATFフィルター交換
・デフオイル交換
・クーラント液交換
・バッテリーターミナル交換
・メインリレーモジュール交換
車は愛知県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。