■マイダスゴールド(イギリス製）について
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１９８０年代後半から１０年ほど続いたマイダス社によってリリースされ、トータルで３００台程生産。日本には２５台程が輸入されたそうです。

中古並行でも輸入された可能性もありますが、国内の現存は極めて少ないと思います。

英国コーチビルダーのキットカーの場合、中古の部品や車体を使う場合がありますが、マイダスゴールドは、新車のＭＧメトロのコンポーネントを使用。

Ｆ１で有名な「ゴードンマーレー」のアドバイスで、市販車として初めてグランドエフェクトを採用。とも、謳われています。

愛らしいルックスで、どこに行っても注目される車です。

２オーナー目となる現オーナーさんがこのマイダスゴールドを購入したのは、平成９年とのこと。

ファーストオーナーさんは、昭和６２年に新車で購入。平成９年まで維持して居たそうです。その時点の走行距離は１５０００�q程度。

現オーナーさんの元に来てからは、ほとんど距離は伸びていません。

マイダス好きなオーナーさんは、もう一台マイダスゴールドを所有しており、一時は３台同時所有していたというツワモノです。

その為、乗る機会が少なかったこの車両は平成１４年以降、車検更新がされていません。

ガレージにて保管しておりますが、定期的にエンジンをかけコンディションの維持に努めておられます。

取材時にガレージ内を移動しましたが、キャブレーターの調子は良くエンジンの始動に問題はありませんでした。

■外装について
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ボディカラーは純正のホワイトです。

マイダスゴールドは、純正カラーが５色あったそうです。どれもＦＲＰボディにゲルコート塗装がされています。

このホワイトは新車のままですが、ゲルコート劣化の為、ムラが全体に多数出てきています。

オーナーさんは再塗装も考えたそうですが、「次の方が、好きな色にできるように。」と、そのままにしてあります。

ボディがＦＲＰですので、あまり費用がかからず全塗装が出来ると思います。

また、ボディそのものはクラックはなく痛みはありません。聞いたところＦＲＰが厚いため、クラックはほとんど出ないそうです。

ウインドウやドアのゴムパーツにひび割れなどなく、状態は良好です。

ヘッドライト、テールレンズも年式を考えればキレイです。割れなどありません。

タイヤは購入時に交換したきりだそうで、年数的に交換時期だと思います。サイズは１７５／６０／１３です。

ホイールはマイダスゴールド純正です。

■内装について
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内装は全てオリジナルです。

シートに大きなダメージはなく、年式を考えれば状態は良いと思います。

インパネを覆っているレザーが経年で縮んでいる部分がありますが、屋内ガレージ保管なのでこの程度で済んでいると思います。

ステアリング、シフトノブ、スイッチ類も全て純正です。

オーディオはＳＯＮＹ製で、ラジオは鳴りましたがカセットテープはテープが無く未確認です。

クーラーは無く、ヒーターのみが付きます。

リアのスペースが意外に広く、リアパネルの内側に、スペアタイヤとパンク修理キットが収まっています。

■機関について
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エンジンや機関も良好です。

エンジンをかけた所、アイドリングは安定しており、コンディションは良好です。

マイダスゴールドには、下記の通り３種類のエンジン仕様がありました。

・１３００�t
・１３００�tターボ
・１４３０�t

この車両は１３００ターボでしたが、ターボの調子が悪く、オーナーさんが当時行きつけのミニの専門ショップに相談してターボを外し、ＮＡの街乗り用のライトチューンに変更して貰ったそうです。

母体がターボ用のエンジンであるため、丈夫な部品が使われており、その後は安心して走行できたそうです。

現在の不具合箇所としてはドライビングランプ（下側２灯）が不灯です。

多分配線の不具合だと思いますので、そんなに費用はかからず復旧できると思います。

また、燃料計が動きません。

その他、気になる不具合はないそうですが、長期間走行をしていない車なので、一通りの点検は必要だと思います。

 

車両は東京多摩地区にあります。

法人登録の為、別途消費税とりサイクル費用を精算させていただきます。