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ポンティアック ファイヤーバード トランザム スペシャルエディション仕様 1978年式
車検 2021年6月 走行 33,000マイル 備考 中古並行車 3AT 複数オーナー ETC
長さ 4980mm 1890mm 高さ 1320mm 重量 1650kg 排気量 6590cc
取材日2019年8月4日

こちらのお車は、過去に何台もヒストリックアメリカンV8スポーツを乗り継いできた根っからのアメ車フリークと言えるオーナーさんが、愛情を目一杯注いで完成させた1台です。

※SEということで購入しましたが、ビルドシートなどがないため念のためSE仕様とさせていただきます

アメリカから輸入した現車を2016年(H28)頃に現地も含めて徹底修復し、日本で2018年(H30)6月に新規登録(国内新規登録ですので初回3年車検になります)。

その後更に徹底修復・快適化を施し、ようやく完成したのが2019(H31)1月です

(その後も令和元年8月までに幾つか対策を施しています)。

車両代・修復費・輸送費etc.で総額×00万円以上は掛かっているとのことで、ドア内張りとシート以外は全てやり直していると考えてもいいくらいとはオーナーさんの弁です。

それ以来、屋根付き&カバー保管・雨天時走行なし・たまに状態維持のため渋滞のない夜に高速道路を走らせるのがメインという好条件で維持されています。

重整備以外のプチメンテはオーナーさん自ら行い、ちょっとした不調箇所は気がついたらすぐにご自身で治してしまうとのことです。

内外装機関は基本的にフルノーマル状態で、美観やオリジナリティを損ねないような最小限のモディファイがされている程度です。

●● 外装 ●●

SEのフルオリジナル状態を目指し施工。

車両を買い付けたショップにて、全剥離全塗装を中心としたボディリペアが行われています。

ボディシェル、ドア等完全分解、全剥離ののち、下地3回・表面2回の丁寧なペイントが施されているとのことで、その甲斐あってビカビカと言っても過言ではない状態になっています。

目立つようなキズ凹みはありませんが、左フロントドア前方の塗装面に若干の盛り上がりがあります。

灯火類やゴムモール類、エンブレム類、グリル等も可能な限り交換され、とても良い状態です。

ゴールドのデカール類は日本の工場にて貼られていますが、そのデカールを生産している業者が現在ではアメリカに1社で、そこのデカールは近年一般的な伸縮性の高い素材ではないため施工にとても困難を伴い、数回もやり直したとのことで、それだけの手間を掛けただけあり非常に美しい状態です。

ドアミラーはオリジナルのものが装着されていますが、国内ディーラーで使用していた物と同じ可倒式のミラーもお付けできるとのことです。

●● 内装 ●●

こちらも基本的にオリジナル状態が保たれています。

オーディオのデッキが最近のものになっていることとスマホホルダー、充電ケーブルが目に付く程度で、あとは元々の雰囲気が高純度で維持されています。

ドア内張りとシート以外は新品にされていると言ってもよいとの言葉に違わず、ダッシュボードやレカラ製ステアリング、メーターパネル、シフトノブ、カーペット、シートベルト、サイドシルプレート、ウエザーストリップetc.が新品になっています。

エアコンも、クラシックカー用後付けエアコンとして名高いビンテージエア社製の新品キットが組まれています。

ダッシュボードの上には通常、保護用の社外マットが敷かれています。

オーディオはケンウッド・U360BTが新品装着され、スピーカーも4スピーカーが新たに設置されています。

スピーカーのインストールはとても自然な仕上がりで、純正状態のインテリアに溶け込んでいます。

Tトップのガラス部分にはスモークフィルムが貼られ、内側からはオーナーさん自作の樹脂製シェードが取り付けられています。

不具合箇所は、

・時計・・・不要なのでそのままにしているが、USオークション等で新品がまだ手に入る状態

・水温計・・・エンジン音などから大体判断できるので完全に動くようには修復していないが、ある程度はメーターから判断可能。詳しく見るときはラジエーターキャップを水温計付きのものに交換してあるので、そちらを確認している

とのことです。

また、VIPERのセキュリティがインストールされており、防犯と同時にキーレス化に伴う快適性も向上しています。

●● 機関・足回り ●●

基本的にノーマルです。

車両を買い付けた現地のショップにて、エンジンとATのリビルドが行われています。

そのため、エンジンはレッドゾーンまで軽々と回り、ATのショックは全くと言っていいほどなく、どちらも完璧な状態とのことです。

オーナーさん曰く、同型のファイヤーバードを色々見たが、見た目はキレイでも大抵はエンジンのフィーリングも重く、ATは変速時のショックが大きいものがほとんどで、ここまで調子の良いものはまずないとのことです。

新規登録から、2019年(H31)1月までに国内専門店にて作業されたものが以下になります。

 

――――――――――――――――――――――――――――――――

●エンジン、ミッション関連

・エンジンハーネス

・プラグ

・プラグコード

・ディスビキャップ

・ディスビローター

・イグニッションコイル TFI

・エンジンオイルパンパッキン

・エキマニガスケット

・インマニガスケット

・チョークチューブ

・タペットカバーパッキン

・キャブベースパッキン

・ファンベルト一式

・ウォーターポンプ

・アルミラジエーター(コア増し)+大型電動ファン

・サーモスタット

・ラジエーターホース(アッパー、ロアー)

・ラジエーターキャップ

・ヒーターホース

・タイミングカバーガスケット

・フロントクランクシール

・リヤクランクシール

・ミッションフロントシール

・ミッションリヤシール

・バッテリー

・バッテリーブラケット

・フューエルライン

・フューエルゲージセンダーユニット

・フューエルホース

・エンジンペイント

・エンジンマウント

・インテークダクト

・トルクコンバーターカバー

●潤滑/冷却/燃料系統

・エンジンオイル

・オイルフィルターエレメント

・ディファレンシャルオイル

・ATF

・ATストレーナー

・パワステフルード

・パワステホース

・LLC

・エアコンキット一式

 エアコンプレッサー

 エアコンホース

 コンデンサー

 リキッドタンク

 エバポレーター

 エアコンユニット

 エアコンコントローラー

 コンプレッサーブラケット製作

●足回り関連

・シャシーグリスアップ

・フロントハブベアリング

・フロントコントロールアームブッシュ(アッパー、ロアー)

・ボールジョイント(アッパー、ロアー)

・リーフブッシュ一式

・リアデフベアリング一式

・リヤデフサイドシール

・リヤデフミッドシール

・プロペラシャフトスパイダー

・リヤアクスルシャフト(L,R)

・スタビライザーブッシュ一式(フロント、リヤ)

・ショックアブソーバー(1台分)

・ホイールペイント

・ホイールナット、ワッシャー

・ホイールセンターキャップ

・タイヤ(COOPER COBRA)

・ステアリングシャフト

●ブレーキ関連

・ブレーキフルード

・フロントブレーキシステム

 ブレーキパッド

 ブレーキローター

 ハブベアリング

・リヤブレーキシステム

 ブレーキパッド

 ブレーキローター

 サイドブレーキキット

 サイドブレーキワイヤー

・ブレーキマスターシリンダー

・ブレーキブースター

・コンビネーションバルブ

・ブレーキパイプ

●ボディ関連

・フロントワイパーブレード

・ワイパーアーム

・ワイパーコンバージョンキット

・ウインドウォッシャー一式

・ウォッシャーノズル

・ボディペイント

・デカール、ライン

・ボディマウント

・ラジエーターサポート

・ボディフロアパネル

・センターコンソール

・コンソールマップポケット

・ダッシュボード

・メータークリアパネル

・リヤ灰皿

・フロントシートベルト(L,R)

・シートベルトガイド

・ウェザーストリップ(ドアL,R)

・ウェザーストリップ (T-TOP)

・ウェザーストリップ (トランク)

・ウェザーストリップ (シェーカー)

・キーシリンダー IG

・キーシリンダー(ドア、トランク、ダッシュボード)

・ドアハンドル(L,R)

・ドアロックアクチュエーター

・インテリアハーネス

・ニュートラルスイッチ

・スクリューキット

・ボルトキット

・ドアヒンジ

・フロアカーペット

・フロアマット

・ヘッドライト一式

・サイドマーカー

・ファイヤーウォールパッド

・ベントグリル

・ラジエーターグリル

・ステアリング

・ステアリングボス

・ホーンコンタクトコネクター

・ドームランプ

・フロントエンブレム

・オーディオ取付キット

・シガーライター

・ドアステップシルプレート

――――――――――――――――――――――――――――――――

その他、

・ボディ下回り ノックスドール処理

も施工されているとのことです。

また、別の専門店にて行ったものとしては、

・エキマニから先、オールステンレスワンオフマフラー、マフラーカッター製作

・フロントガラス対策品交換

・ステアリングリンケージ一式新品交換

・オルタネーターリビルド品交換

が挙げられます。

現在不調箇所なし、異音なし、オイル漏れもありません。

●● インプレッション ●●

目の前に現れたトランザムは、齢40を超えるとは思えないほど美しく、強いこだわりを持って隅々まで丁寧に仕上げられていることがひしひしと伝わってきます。

現代の多くの車とは明らかに異質な、驚くほどの天地の薄さ、ロングノーズショートデッキ、分厚い15インチタイヤetc.からなるスタイリングは、車の持つ本来の魅力を伸び伸びとストレートに表現しているかのようです。

分厚く塗られ黒光りするボディと、そこにあしらわれたゴールドの火の鳥デカールやピンストライプは程度の良し悪しに誤魔化しが効かない難しい組み合わせですが、どこを見ても美しいことに驚かされます。

インテリアもシンプルかつスポーティなテイストですが、その中でゴールドのメーターパネルやステアリングスポークが華やぎを与えています。

コンディション的にも、新品パーツをふんだんに使っていることもあり、目に付くところ手で触れるところがなべてキレイで心地良さを感じます。

シートも良好ですがこれは元々付いていたものとのことで、ヒップポイントはごく低く、掛け心地は旧いアメ車らしいフカフカなテイストです。

助手席にて試乗させていただきましたが、6.6リッターV8エンジンはさすがリビルドされたというだけあり、同じくリビルドされたATのコンディションの良さも相まって、軽やかで滑らかなフィーリングです。

気難しさや凶暴さといったものは感じられず、街乗りであればなんの気負いもなくドライビングできること請け合いです。

とはいえ、街乗りではやはり本領のはるか下の領域だったようで、空いたところで鞭を入れると回せば回すほど太いトルクでドドッと加速する片鱗が味わえ、この車が大排気量のハイパフォーマンスカーなのだということをまざまざと思い知らされます。

かようにコンディションの良さと扱いやすさを感じさせる車ですが、あくまで車の造りとしては基本設計が'60年代後半からのもので、モデルライフが'70年から'81年という車、そしてその頃のアメ車ということもあり、そういった旧車特有の繊細さ、つまり正しく扱わず、きちんとメンテナンスしていないと、今時の車よりずっと早く程度が落ちていきそうな感覚があることも事実です。

だからこそ世界的に良質車が希少になっていっているのでしょうし、このお車が並並ならぬ情熱で作られて維持されているのだということが、実際に見て触れてみればわかることでしょう。

●● その他 ●●

国内ディーラー用可倒式ドアミラーをお付けします。

スペアキーも揃っています。

●● まとめ ●●

ファイヤーバードトランザムは言うまでもなくメジャーな車で、かつての日本ではそれなりに見かけられましたが、今の日本ではなかなかお目にかかることはできません。

もちろん元々の輸入台数が少なかったことも多分にあるのでしょうが、それと同時に先述のように、正しく扱われメンテナンスを受けてきた個体が少なかったということもありましょう。

その意味では、アメ車に精通し、予算をふんだんに使い修復し、重整備以外は自身で直せるほどに面倒を見て維持ができるオーナーさんのもとにあるこのお車は、探してもそうそう出てくるような個体ではないと言えるのではないでしょうか。

オーナーさんは現在もとても気に入って乗られていますが、車としては完成し気持ち的にひと段落ついたことと、現在修復中の他車に注力したいとのことで、大切に乗ってくれる人に売却を希望されています。

お車は、東京都世田谷区にあります。

個人の為、消費税はかかりませんが、リサイクル料(10,720円)と月割りの自動車税のご負担をお願いいたします。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
580万円
画像クリックで拡大出来ます
多くの手間と費用を掛けて作られたトランザムです。 
この形、この仕様こそトランザムという方も多いのではないでしょうか。 
ロングノーズ・ショートデッキの伸びやかなプロフィール。 
スレンダーなのにグラマラスなボディです。 
塗装面もデカールも美しく仕上げられています。 
 
 
イーグルマスクが格好いいですね。 
ボディサイド面は良好。目立つキズや凹み、歪み等はありません。 
灯火類は全て良好ですね。 
黄色いテープは業者の剥がし忘れとのことです。 
 
 
 
トランザムのアイコンたる火の鳥デカールもキレイに貼られています。 
細部に至ってキレイに保たれていますね。 
 
 
 
 
 
左フロントドア前方に若干の盛り上がりがあります。 
純正スノーフレークはセンターキャップ含め良好です。 
格好いいドアミラーは小型かつ平面鏡で、視認性は悪いとのことです。 
 
Tトップのガラスにはスモークフィルムが貼られています。 
ドアノブ中央の黒シートも新規に貼り直されています。 
リアのトノボードにはスピーカーが違和感なく設置されています。 
リア周りもやはりキレイですね。 
 
 
 
 
灯火類やエンブレム類はどれもグッドコンディションです。 
エンジンルームも良好です。 
エンジンはリビルドされ、補記類も整備済みです。 
エンジンはオールズモビル403、ノーマルキャブです。 
トランクも良好です。 
天地は薄いですが、容量的には広々としています。 
下回りも良好です。サビに見えるのは赤土の付着とのことです。 
オリジナル状態が保たれたインテリアもグッドコンディションです。 
 
 
オーディオ関係は刷新されています。 
ダッシュボードも新品交換されています。  
 
サイドシルパネルも新品です。 
ガラストップ内側の日除け用樹脂ボードはオーナーさん自作です。 
 
 
 


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