光岡自動車が2004年にマレーシアのTD CARSから正式輸入販売を開始すると発表した往年の名車MG-TDのリプロダクションモデルTD2000、MG-TDという素晴らしいデザインの名車を現代版に復刻、機関はアップデートした内容であり普段使いに気兼ね無くクラシカルな雰囲気を楽しめる夢の提案として当時大変センセーショナルな話題を日本中のエンスージアストにもたらしました。

スタイリッシュにそしてモダーンに、都会でも週末のカントリーロードでも、また日常の通勤でさえこのクラシカルなライトウエイトスポーツを、夏場はエアコン、冬場は快適装備でスマートに乗れる・・・。

往年の名車が年々歳を重ねる事に対してこの様な「夢の提案」は多くの「良い車愛してやまないエンスージアスト」の心をぐっと魅きつける要素である事はこれからも間違いないと思います。

マレーシア製のTDCARS TD2000を再レビューすると
1950年代の英国MG TDのリプロダクションモデルであり、当時生産に当たっては英国に残っていた本物のMG TDのジグを取り寄せ使用、日本の技術を学んだエンジニアに加えてドイツフォルクスワーゲン社のエンジニアをスカウト、さらに英国ジャガー社の指導により、設計を見直しするなど徹底した作り込みをして生産された事が記録に残っています。

リプロダクションカーの良いところの一つはなんと言ってもアフターパーツの安心感でしょう

エンジン・トランスミッションは信頼性の高いトヨタ製を採用
エンジンはトヨタのS型名機で当時のセリカ・カムリに採用された3S-FE 4気筒DOHCエンジンです、1998ccの排気量から130PS/5600rpm18.3kg/4400rpmを生み出し、このライトウエイトな車体を軽々と押し出しちょっと別のライトウエイトスポーツに乗った感すらある想定外の軽快さを演出します。

そんな素敵なTD2000ですが、流石に輸入されてからすでに13年経過しています
そんな中、今回の取材はまるで玉手箱を開けたかの様な出来事が目の前で起こり私も取材していて興奮を隠しきれませんでした。

実走走行距離わずか4888km！シートにわずかにすれがあるものの見事に綺麗な個体です！

ボディ下回りや泥が飛びやすいフェンダー下、MGTDのジグで作られたフレームなど、黒々しており、汚れすら見当たらない状態です。

ただ単に走っていない車でそうなった・・・という事では全くない事がオーナー様の車への接し方でとても良く分かりました。

車に対する愛情が「これぞエンスージアスト！」というオーナー様

不具合が起きる前にすべて信頼できる主治医に対応依頼されますので不具合は全くないとのこと。

ガレージ内の10台以上というすべての車両を、使用していない時はバッテリーを電源に接続して健康維持され、清潔でちりひとつ無いガレージ内でも、すべての車両が専用カバーで保管されているほどの徹底ぶりで好調を維持されておられます。

オーナー様は、車にとって最高に良い状態で、ガレージに名車をコレクションされる事を至上の喜びとされてこられ、数々のコレクションでクラシックカーイベントやお仲間とのツーリングを楽しんでこられました。　今回の売却事情は前向きなお気持ちによる車庫の整理ですが、飾る事なく、さりげなくクラシックな雰囲気をいつでも楽しむ事ができるTD2000に対して、やはり格別の想いをお持ちの様子でした。

オーナー様曰く「踏めばV8モーガンより速いよ！」とおっしゃる意外さはまさにアップデートされた現代風新種ライトウエイトスポーツの様な親みやすさを感じたオーナー様の愛情をいっぱいに受けたTD2000でした。

取材時、ちょうどこれから車検のタイミングでしたので、車検が丸々2年つく上4888kmという超低走行距離車、気軽にオープンエアを4速オートマで女性でも楽しめるそんな魅力たっぷりの上質エレガント車・・・。

TD2000はデザインの懐の深さと新たなエンスーライフを提案してくれる魅力たっぷりの１台と観れました。

この車両は現在、群馬県にあります。

個人のため諸費用等はかかりませんが、自動車税（月割り）とリサイクル料のご負担をお願いいたします。

陸送等は購入者様の方で手配をお願いいたします。

（お問い合わせに際して）

このページの車両は車の個人売買の情報サイト「エンスーの杜」に掲載されたものです。

エンスーの杜は自動車販売店では無く、広告代理店であり、掲載車両は個人所有の物でオーナーさんの依頼により取材を行ったものをFOR SALEとして掲載しています。

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